伊豆の踊子 川端康成

2014/ 09/ 30
                 
 映画伊豆の踊子 (川畑康成原作)

 OB会秋の旅行は、伊豆、下田方面への一泊二日のバスの旅でした。

 踊子(14歳)と、一高生の私(20歳)が登場する短編小説、川畑康成原作の「伊豆の踊子」の舞台となった伊豆を、久方ぶりに訪れることが出来ました。

映画伊豆の踊子①

 テレビドラマやアニメーションなどでも「伊豆の踊子」は上演されていますが、映画だけを拾ってみると、今まで6本が上映されています。昭和8年(1933年)2月2日公開、田中絹代と大日方傳の主演映画は、白黒でサイレント映画(五所平之助監督、松竹)でした。
 その後はカラー映画となっています。
 昭和29年(1954年)3月31日公開の映画(野村吉太郎監督、松竹)は、美空ひばりと、石浜朗。
 昭和35年(1960年)5月13日公開の映画(川頭義郎監督、松竹)は、鰐淵晴子と、津川雅彦。
 昭和38年(1963年)6月2日公開の映画(西河克己監督、日活)は、吉永小百合と、高橋英樹。
 昭和42年(1967年)2月25日公開の映画(恩地日出夫監督、東宝)は、内藤洋子と、黒沢年男。
 そして、一番直近の映画は、昭和49年(1974年)12月28日に、東宝系で公開(監督は、西河克己)されたときは、山口百恵さんと、三浦友和さんでしたネ。今さらながらとはなりますが、ご夫妻となられていること、ご存知の通りです。

伊豆の踊子映画②

それ以来、平成の世になってからも、「伊豆の踊子」は(映画というジャンルにおいて)とんとご無沙汰になっています。これもご時世といったところでしょうか。


追補:1963年公開の、吉永小百合の時の映画監督は、日活の西河克己が務めています。それから11年後、山口百恵の時も西河克己が映画監督をやっていますが、こちらは東宝系で上映されています。

 川端康成(1899年〈明治32〉6月14日-1972年<昭和47>4月16日)の小説「伊豆の踊子」は、1926年に発表されました。川端はその8年前の1918年に伊豆を訪れています。
 彼の遺文をみると、自分の実体験に基づいた小品で、ほとんど装飾をしていないありのままを小説にしたと述べています。
 彼が39歳になる年に、吉永小百合の踊子を観て、川端が19歳の当時の踊子薫の面影を吉永小百合にみた、とも伝えられています。
 (「小説「伊豆の踊子」に書かれている年齢は、数え年となっていますので、念のため申し添えさせて頂きます。)



 




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