幻庵  週刊文春

2015/ 06/ 02
                 
 週刊文春に連載が続いている、「幻庵(げんなん)」。
 6月4日号で第21回を数えています。

 百田尚樹の週刊誌連載小説は、週刊新潮に掲載された「フオルトゥナの瞳」に続き、「幻庵」はニ作目となります。
 私は何れも、毎週購読後に切り取りをして、保管(保存?)しています。ナンバーの欠落はありません。

 明日か明後日に、6月11日号の週刊文春が出ますが、「幻庵」も愈々佳境に入ってきた感じがしますので、早く手に取るのが楽しみです。

 第二十一回の【前回までのあらすじ】中の一部を引用して、この物語を紹介致します。

 【 この物語は幻庵引因碩を主人公とした、江戸後期から幕末にかけて碁界最高権威「名人碁所」の座をめぐり死闘を繰り広げた男たちの記録である。 ・・・ 】

 その第21回の文中に読者への投げかけが書かれていますので、お心当たりがある方は、是非日本棋院に一報してください。よろしくお願い致します。

 《   ・・・ 戦後に発見された碁譜の中には、名人や有名棋士のそれまで知られなかった碁譜も多い。たとえば「元丈・知得」は長らく五十局しか知られていなかったが、岩本薫(いわもとかおる)元本因坊が昭和の初めに二十局近くの新譜を発見し、世に知らしめた。さらに近年、新たに七局が発見され、現在は八十四局が知られている。しかし両者がそれ以上に対局したことは間違いない。私たちがまだ見ぬ名局がどこかの蔵にひっそりと眠っている可能性もある。
 今後も新たな碁譜の発掘があるかもしれないが、火事や戦災などで永久に失われたものも多くあるだろう。またせっかく先祖が保存していたにもかかわらず、碁を知らない子孫が役に立たない反故だと思い、捨てられてしまったものも少なくないと思われる。
 この連載を読まれている読者の皆さんの中に、蔵に眠っている古い写本に碁譜を見つけた方がおられれば、是非日本棋院に一報していただきたい。もしかしたら、それは名人の幻の名譜であるかもしれない。 ・・・ 》


  箱田の隠居蔵の二階には、どのくらいの蔵書が棚に並べられているのでしょうか。
 今でも「橘山房」として、近所の子どもたちなどが利用されていることと思います。
 あれはいつの頃のことだったか、私は従兄弟たちと将棋や碁をちょっと並べたことがありますが、全く歯が立たなかったことを今でもかすかに記憶にとどめています。



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