祝 ユネスコ無形文化遺産登録 細川紙

2015/ 07/ 29
                 
  《Myナビ 彩の国 公式サイト》

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 〔細川紙〕  
小川町・東秩父村周辺で古くから作られてきた手すき和紙の中でも、伝統的な製法と製作用具で作られる和紙「細川紙」。
このたび、「石州半紙(せきしゅうばんし)」(島根県)、「本美濃紙(ほんみのし)」(岐阜県)とともに「和紙:日本の手漉(てすき)和紙技術」としてユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産になりました。
 ユネスコが評価した長年にわたり受け継がれてきた伝統的な製法と、和紙作り体験ができる施設を紹介します。

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 〔丈夫で独特な風合いの和紙 細川紙〕
 小川町と東秩父村周辺で作られてきた小川和紙は1200年以上の歴史があるといわれています。
中でも細川紙は、国内産のコウゾ(クワ科の植物)だけを原料とし伝統的な製紙用具を使用しているなど厳しい要件を満たした和紙。丈夫で、けば立ちにくいところが特徴です。その誕生は江戸時代。紀州高野山麓の細川村(現在の和歌山県高野町)の細川奉書の技術が伝わったことがきっかけといわれています。細川紙は商家の帳簿など記録用の紙として多く使われ、小川・東秩父産の和紙は大消費地である江戸の需要を支えました。
現在では便箋や古文書補修用紙、着物を包む紙などに使われているほか、壁紙や障子、照明などのインテリアとしても和紙の用途は広がっています。

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 〔細川紙ができるまで〕
(1) 蒸したコウゾの皮を手作業でむいて干す。
 (2) 草木灰、ソーダ灰などで煮て不純物を溶かし出し、流水にさらした後、 内側にある白皮だけを取り出す。
(3) 手打ちで繊維をほぐし、機械でさらに細かくする。
(4) 紙をすくための「舟」と呼ばれる桶に、溶かした繊維と「トロロアオイ」という植物の粘液を入れ、「す桁」を揺らす「流しすき」
     で紙すきを行う。
(5)「す桁」から紙をはがし、しぼった後、板に張り付けて天日干し。 乾燥させて完成。

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 〔手すき和紙体験をしよう〕

「埼玉伝統工芸会館(小川町)」
 実演見学や手すき体験ができる。和紙以外の県内の伝統的手工芸品の展示や販売も。
【開館時間】午前9時30分から午後5時(体験の受付時間は午後3時30分まで)
※月曜休館(祝日は開館、翌平日休館)1月3日(土曜日)まで休館
【入館料】300円(小・中学生150円)※別途体験料
【交通】関越自動車道嵐山・小川I.C.から10分または小川町駅からバス「伝統工芸会館前」下車徒歩1分
【問合せ】Tel:0493-72-1220 埼玉伝統工芸会館のホームページ
関連記事:伝統工芸体験講座((1)和紙すき体験、(2)紙すき職人一日体験「1day! カミスキマイスター」、(3)和凧(わだこ)づくり体験)

「小川町和紙体験学習センター」
 本格的な和紙作りができる施設。1日体験の入門コースのほか、4日間体験では全ての工程を体験。
【開館時間】午前9時から午後4時(体験は土日のみ、有料・要予約)
※火曜休館(祝日は開館、翌平日休館)1月4日(日曜日)まで休館
【交通】関越自動車道嵐山・小川I.C.から15分または小川町駅下車徒歩10分
【問合せ】Tel:0493-72-7262 小川町和紙体験学習センターのホームページ

「東秩父村和紙の里 」
 採取した草花でオリジナルの和紙製はがきや色紙が作れるほか、和紙製品の購入もできる。
【開館時間】午前9時から午後5時(体験は午後3時まで。有料)
※月曜休館(祝日は開館、翌平日休館)1月5日(月曜日)まで休館。手すき体験は11日(日曜日)から
【交通】関越自動車道嵐山・小川I.C.から25分または小川町駅、寄居駅からバス「和紙の里」下車徒歩1分
【問合せ】Tel:0493-82-1468 東秩父村和紙の里のホームページ

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【問合せ】小川町教育委員会(Tel:0493-72-1221(代) 小川町教育委員会のホームページ)
【問合せ】東秩父村教育委員会(Tel:0493-82-1230 東秩父村教育委員会のホームページ)

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〔ユネスコ無形文化遺産については〕
【問合せ】県生涯学習文化財課
(Tel:048-830-6981 Fax:048−830-4965)




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