スポニチアネックス配信(8月8日・8月11日) 上原宏治

2015/ 08/ 11
                 

[ 2015年8月8日 08:45配信 ]
《5カ月かかり…上原が松井氏の連絡先ゲットし大喜びしたワケ》

<ヤンキース・レッドソックス>試合前、テレビ解説で訪れた松井秀喜氏は、レッドソックス・上原浩治と談笑 (スポニチ)

 心からの笑顔だった。5日のヤンキースタジアム。笑顔の主はレッドソックス・上原。理由は大事そうに手にしていた小さな紙切れにあった。

 NHKの中継でヤンキース―レッドソックス戦のゲスト解説を務めたのが松井秀喜氏。練習中にグラウンドに姿を現し、まずはヤ軍の田中、ロドリゲスらと言葉を交わした。その後、上原が姿を見せ「ご無沙汰しています。連絡行きました?携帯?」とあいさつ。「オレ(番号が)替わっているんだよ。あとで教えるよ」という松井氏の返事に、上原が「後で絶対、教えてくれない。今、教えて下さい!」と言って、新しい連絡先を手にしたのだ。

 このやりとりで思い出した。片道約140マイル(約225キロ)のフロリダ「伝書鳩ドライブ」だ。今春、松井氏は臨時コーチとしてタンパでのヤ軍キャンプに参加。ある日、翌日の上原の取材を控えた記者が松井氏に「何か伝言ある?」と聞くと「“体に気をつけて”って伝えといて」ということだった。翌日、タンパからレ軍のキャンプ地・フォートマイヤーズまで2時間30分超、車を走らせた。無事にメッセージを伝えたが、上原から返答を預かっての帰路になった。

 「しばらく、おるんやったら連絡ちょうだいって言っといて」。

 さて、翌日。タンパで松井氏にその言葉を伝えると「お前が連絡しろって言っといてよ」と。数日後、再びフォートマイヤーズへ。往復約450キロの2セット目。「そんなこと言ってもメール送ったって返事も来ない。そっちから連絡してよ、って言っといて」と上原は口をとがらせた。最後は松井氏の「あ、大丈夫!OK、OK」とあいまいなまま伝書鳩の役目は終了。もちろん取材が目的なので、必要な往復移動。一方で遅々として進展しない2人のやりとりに「あと何往復したら2人は連絡を取るのだろう…」とハンドルを握りながら何度も思った。

 上原40歳、松井氏41歳、わたくし伝書鳩は松井氏と同じ74年生まれ。文明の発達した21世紀の四十路3人による「アナログ通信」は約5カ月かかりニューヨークで一件落着。上原が連絡先をゲットして大喜びした裏には、こんなやりとりがあった。(春川 英樹)


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《上原、右手首骨折で今季絶望 レッドソックスが発表》
スポニチアネックス 8月11日(火)7時21分配信

7日のタイガース戦で右手首付近に打球を受け、激痛に顔をしかめながらベンチに退く上原(AP)

 レッドソックスは10日、上原浩治投手(40)が右手首骨折と診断され、今シーズン絶望の見通しとなったと発表した。近く故障者リスト(DL)に入れる手続きを取る予定。

 上原は同日(日本時間11日)、自身のツイッターで「細かい検査の結果、やっぱり骨折してました」と報告。寄せられた「来季復活待ってます」などの声に「いやいや皆さん、まだ今シーズン終わってませんから。復帰することを目標に頑張ります!」と前向きに返答している。

 上原は7日のタイガース戦の9回2死、ピッチャーライナーが右手首付近に直撃。痛みをこらえ打球を拾って投ゴロとして、昨年のメジャー自己最多26セーブへあと1と迫る今季25セーブ目を挙げた。試合後のエックス線検査では骨に異常はないとの診断だったが、9日にCT検査、10日にはあらためて精密検査を受けていた。

 上原はメジャー7年目の今季はここまで43試合に登板し、2勝4敗25セーブ、防御率2・23。


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