東京時代 浜田山

2016/ 01/ 26
                 
 《きょうの水飲み場も、氷が張っています。キジバトが固い氷をつっついていましたが、あきらめて飛び立っていきました。熱いお湯を水面にそそいで水浴びできるようにしました。ちょっと経てば野鳥たちがそれぞれの時間にやってくることでしょう。》


   ・・・   ・・・   ・・・


   東京での三度目の現住所

 小田急線東北沢の下宿から、井の頭線浜田山の二軒長屋に移ってちょっと経ってから,何でか知らん,誰かが面子を引き連れて麻雀パイを部屋に持ち込んできました。
 案の定というか徹夜となり、誰かしらの「止めた!」の一声で微睡(まどろ)んだのも束(つか)の間(ま)、大家さんの奥様から呼び出しがかかりました。

 浜田山駅から歩いて5分ほどのところに、わが住まいがありました。
 東京で父と二人で暮らした最初の地です。

 休日、父と外食もしましたが、今でも思い出すのが浜田山駅近くの鰻屋(※①)と寿司屋(※②)です。
 鰻屋は暖簾が真新しく、文字通り「開店早々」という感じでした。
 鰻二人前を注文したところ、これからご飯を炊きますので、ちょっとお時間がかかります。とのこと。
 特にいそいでいるわけではありませんでしたので、しばし待つことにしました。
 如何ほどかの時間が経ってから、目の前に運ばれてきた鰻重。
 勿論、ご飯はアツアツで湯気が立ち上っていました。
 鰻のたれの味、鰻の旨みなど、お腹がすきすぎてしまっていたのか、このときのお味の方はあまり覚えていません。
 父は、もうかなり以前にお店を閉じた、田舎の老舗の鰻屋の味を思い出していたのでしょうか、ただ黙々と食べていました。

 京王井の頭線が目の前を横切る寿司屋にも、ある日の休日二人で出かけました。
 それなりのお年となっているオヤジさんの口から、ポンポンと威勢のいい言葉が飛び出してきます。
 吟味したネタの数々ということをお聞きしましたが、酢飯に特徴のあるお店でした。
 父は、話の遣り取りを私に任せていました。

 駅北口出た直ぐに書店(※③)がありました。
 この本屋で、北杜夫の限定本『少年』を注文したのですが、発行日が延びているうちに、私達は隣の西永福のアパート(名前は○△マンションとなっていましたが)に引っ越すことになりました。
 浜田山を離れることになったので、『少年』の取り寄せをキャンセルすると伝えたところ、店主はいたくがっかりした顔を正直に表していました。
 ですから、通し№つきの限定本『少年』は手元にありません。何故、あのときキャンセルしたのかと、今では悔やむことしきりです。
 電車でわずか一駅です。電車賃を出し惜しみした結果ということなのでしょうか・・・

 田舎に住んでいたとき教会に通っていました。
 浜田山に1年ほどいたでしょうか、その牧師さんの弟さんが牧師を務める教会(※④)に一度足を運んだことがあります。
 
 

①「さか井」:東京都杉並区浜田山3-23-3
        電話 03-3303-3189
        営業時間11:30~20:00.休日:火曜
  ♪・開業してから今年で47年目頃と思います。・お客の注文を聞いてからご飯を炊くのが開業以来のスタイルです。炊き上がるまでの時間、今では店主のおしゃべりがお客の心を惹きつけているご様子です。
②おそらくと思いますが…「梅寿司」:杉並区浜田山2-24-4
        電話 03-3302-4763
        ♪・代が、かわっているのでしょう…
③今の書店の名称「サンブック浜田山」:杉並区浜田山3-30-5
        電話 03-3329-6156
        ♪・店主さん、お元気でしょうか…
④「浜田山キリスト教会」:杉並区浜田山4-10-25
        電話 03-3313-7177
        日曜礼拝 10:30~
        ※今は「日本福音キリスト教会連合」に加盟。
        
 

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