決めるのは、あなたです 何が与えられたかではない、それをどう使うかだ アドラー 100分de名著 NHKテレビテキスト

2016/ 02/ 16
                 
 如何お過ごしですか。
 このテキストを送ろうかなとも思ったのですが、差し出がましいことになると気づきました。(3冊取り寄せてしまった後なのです。)
 「小さな親切、大きなお世話」を、相も変わらず繰り返しているようです・・・



 人生の意味の心理学 アドラー  岸見一郎 2016年2月 Eテレ
  水曜日―――午後10:00~10:25
  再放送:翌週水曜日―午前06:00~06:25.午後00:00~00:25
  司会:伊集院光(タレント)  竹内陶子(NHKアナウンサー)
  (NHKテキスト電子版は、オンライン上の電子ストアからいつでもご購入いただけます。タブレットやパソコン、スマートフォンなどでもNHKテキストをご活用ください。
 http://nhktext.jp



 〈 Alfred Adoler 1870~1937 〉
 十九世紀後半のオーストリア・ウィーンに、その後の心理学の歴史を大きく変えることになった「三大巨頭」が登場する。ジグムント・フロイト、カール・ユング、そして、アルフレッド・アドラーである。

 〈 「共同体感覚」の発見 〉
 フロイトが主宰するセミナー(のちの「水曜心理学協会」「ウィーン精神分析協会」)に招かれ共同研究者となったアドラーだったが、次第に考えに隔たりがあることを知り、ついには決別にいたる。そこに第一次世界大戦が勃発。精神科医として従軍したアドラーは、傷ついた兵士の姿を目のあたりにし、人間は闘わないために何をすべきかを深く考えるようになる。そこで発見したのが「共同体感覚」であった。

 〈 『人生の意味の心理学』第一章 人生の意味「人生の三つの課題」より 〉
 自分自身の幸福と人類の幸福のためにもっとも貢献するのは 共同体感覚 である。それゆえ、人生の問題へのすべての答えはこの結びつきを考慮に入れなければならない。それはわれわれが他者と結びついて生きているということ、もしも一人であれば滅びるであろうという事実に照らした答えでなければならない。


【はじめに】すべての人は対等な関係にある


第1回 人生を変える「逆転の発想」
  ・実践のための心理学
  ・身体的ハンディキャップの影響
  ・フロイトとの出会いと確執
  ・戦争の中での「共同体感覚」の発見
  ・意味づけを変えれば未来は変えられる
  ・過去の経験は「決定因」ではない
  ・大声を出すために怒る
  ・選択のすべての責任は自分にある
  ・今が変われば過去すらも変わりうる
  ・変われない? 変わりたくない?
  ・何がライフスタイルを決めるのか
  ・親の価値観の影響
  
 《 父親の課題は、数語でまとめうことができる。父親は、自分が妻と子どもと社会に対して優れた仲間であることを証明しなければならない。父親は、人生の三つの課題――仕事、交友、そして愛――に適切に対処しなければならない。そして、家族の世話と保護において、妻と対等の資格で、妻と協力しなければならない。〈略〉父親は自分が何もかも与え、他の家族は受けるばかりであると見せることがあっては決してならない。よき結婚においては、父親が稼ぐという事実は家庭内おける分業の結果にすぎない。〈略〉家庭に支配者がいるべきではない。そして、不平等の感覚を創りだすあらゆる機会が避けられるべきである。 ―第六章 家族の影響「父親の役割」より―

  ・対人関係に入っていく「勇気」を持つ

  
第2回 自分を苦しめているものの正体〈再放送2月17日(水)・06:00~06:25.・12:00~12:25〉
  ・今より優れたいと思うのは、人間の普遍的な欲求である
  ・見かけの因果律と人生の嘘に惑わされるな
  ・あなたが思っているほど、誰もあなたに期待していない
  ・今の自分のあり方を意識化してみよう
  ・競争する相手は他者ではなく自分である
  ・みんながそれぞれ「一歩一歩前に進む」


第3回 対人関係を転換する〈2月17日(水)22:00~22:25〉
  ・すべての悩みは対人関係の悩みである
  ・「自分が世界の中心にいる」という誤り
  ・注目されたい子ども
  ・他者の承認は必要か
  ・三つの方法を意識する
  ・「課題の分離」とは何か
  ・他者と協力しなければ越えられない課題もある
  

第4回 「自分」と「他者」を勇気づける〈2月24日(水)22:00~22:25〉
  ・共同体感覚とは何か
  ・すべては自己受容から始まる
  ・生きているだけで、あなたは誰かに貢献している
  ・無条件で誰かを信じること
  ・子どもを叱らない
  ・対等な関係のうえで貢献度を持つ援助
   《 ・・・ 親から「ありがとう」「助かった」というような言葉を聞いた子どもは、「自分はお母さん(お父さん)の役に立つことができたのだ」と貢献感を抱くことになります。貢献感を持てるということは、自分に価値がある(自分を好き)と思えるようになるということです。それがひいては、対人関係の中に入っていこうとする勇気につながっていくのです・・・・ 》

  ・ライフスタイルはいつでも変えられる
   《 … ですから、変わらないでおこうという決心をやめることが必要です。 … 自分だけに関心を持つのではなく、他者に貢献してみようと思えばいいのです。 … 》
  ・アドラーと民主主義
   《 … まずは、人間は親も子どもも、上司も部下も、性別にも関わりなく、すべての人間が対等の横の関係にあるということです。人間の価値に上下はなく、誰もが同じ権利を持っているので、誰かが誰かを手段として扱うことはできません。
 次に、人は誰にも何にも支配されないということです。どんなふうに育ったか、過去にどんな経験をしたか、また、感情にも支配されないということです。自分が何ものにも支配されないのであれば、自分も誰をも支配することはできないということです。 … 》

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