不思議なこと

2016/ 04/ 06
                 
  私たちは、土筆摘みに夢中でした。
  ふっと手を休めて顔をあげたところ、きみがじっと座っていて、私たちの所為を交互に見遣っていました。
 二人の間はそこそこ離れた距離にあり、彼はほぼその真ん中に位置しているのでした。

 彼は私たちの保護者ででもあるかのように、何も言わず、一緒に遊ぼうよというような仕草も見せず、静かに佇んでいるのです。

 野に遊び、原に遊び、山に遊んだあの日々。
 そんなある日の不思議に思った出来事の一つです。

海棠2016年4月6日


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