「空也を尋ねて」 夏目漱石 林芙美子 舟橋聖一 小島政二郎 -1-

2016/ 07/ 01
                 

 かなり以前のことになりますが、あるひとのブログを見ましたところ、「東京老舗の履歴書」(中公文庫・樋口修吉著)書中に、「元黒門町の空也」のことが書いてありました。
  その文中に、「・・・漱石の「猫」では苦沙弥先生の家で迷亭や寒月などの来客があったとき茶菓子として出されたのは”空也餅”。これ以外に、林芙美子の「匂い菫」には空也最中が茶菓子として、舟橋聖一の「白い魔魚」には空也最中が手土産として、小島政二郎の「金の指」には空也双紙が手土産として出てくるそうです。・・・」と書かれていました。

 空也四代目当主は、宏有さんの兄の友だちで、中学、高校の同級生で、二人は同じ大学に通っていました。
 勤めていた会社では、一頃、東京八重洲で開催されていた新年会でのお土産として、「空也最中」が使われていました。

 ということなどもあり、それぞれの作家のそれぞれの作品の中に、具体的にどういう文章で「空也」の和菓子のことが書かれてあるのかを知りたいと思い、それぞれの小説を取り寄せてみたいなと、ふと思ったことが、この「空也を尋ねて」の始まりとなりました。

東京老舗の履歴書 中公文庫 -1-
東京老舗の履歴書 中公文庫 (発行所中央公論社.2001年5月25日 初版発行)


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