わたしのスパークリングワイン モマンドール ブリュット サントリーとフレシネとの共同開発 & 佐藤陽子

2016/ 12/ 19
                 
 わたしのこのところ十年ほどのワイン歴ですが、赤も白もロゼもときにはのどを潤しますが、傾向としてはスパークリングワインに目が向いています。
 シャンパンも何度か口にはこぶ機会も頂きました。フランス産、イタリア産、スペイン産、チリ産、アメリカ産、日本産など、それぞれ醸造場所、メーカー、品種によって味が当然の如くに違いがあります。
 当たり前のことではありますが、百人が百人の好みがあります。
 例えば、チリ産ですが、あちこちで名の通った人のおすすめワインという触れ込みで、一頃随分と人気になり売れ筋も絶好調のようでしたので、そのリーズナブルな値段にも目が向き、私もその気になって幾つかの品種の味比べをしてみました。
 やはり人それぞれ好みは違うんだなと、飲んだ時の感想となりました。

と言う前置きとなりましたが、気に入ったスパークリングを見つけましたので、お届けします。
スペイン在住の日本人女性醸造家の佐藤陽子さんが開発に携わったのが、「モマンドール ブリュット」です。サントリーとフレシネの共同開発スパークリングワインとして、2015年8月25日(火)に世に出ました。サントリーワインインターナショナル(株)から、2015年7月14日、プレスリリースされました。
マカベオ、チャレロ、パレリャーダのブドウを使っています。

モマンドール ブリュット サントリー共同開発スパークリングワイン


 佐藤陽子氏は、ワインソムリエとして、現在、フレシネグループのワインメーカーとして活躍しておられます。
 東京生まれで、メキシコ育ち。日本の大学を卒業後、スペイン・ペネデスでワイン醸造学を学びました。
 佐藤氏が開発醸造した「アシュツリーエステート」〈※〉が2012年に日本で発売されて以来、彼女の名前が知る人ぞ知るようにワイン通の間に浸透していきました。

(注記:〈※〉“アシュツリー”とは、フレシネ社の社名の由来である「ラ フレシネーダ」(トネリコの木)の意味で、ラベルデザインにもなっています。
 個性豊かな“スペイン原産品種”と、シャルドネ、メルロなど“欧州高級品種”をブレンドし、クリア&スムースのやさしい味わい「フェミニン・テイスト」です。)


 それでは、佐藤陽子氏が開発に携わったスパークリング 「モマンドール ブリュット」とは、どんなワインなのでしようか。サントリーからのメッセージを紐解いてみましょう。(まるで「宣伝」のようになってしまいましたが、やはり文章が練れていますので、転記することにしました、)

 《サントリーと、世界№1スパークリングワインメーカーのフレシネ社が、年間を通して日本の食卓で愉しめるスパークリングを開発しました。

 スペイン在住の日本人女性醸造家が季節の旬を愉しむ日本の食卓を意識して設計。

 「ごちそう辛口」スパークリングを実現しました。

 モマンドール(MOMENT D'OR)とは、、カタルーニャ語(スペイン、カタルーニャ州)で、“金のひととき“ を意味します。

 レモンを思わせるすっきりした辛口の味わい、金色をベースにロイヤルブルーのリボンをデザインしたラベルは、いつもの食卓を華やかな“金のひととき“ に演出します。》

補足注記:(※) 「MOMENT D'OR」は、カタルーニャ語でも、フランス語でも同じスペルです。


モマンドール ブリュット サントリー共同開発スパークリングワイン ラベル


 このキャッチコピーを見て思ったことがあります。
 先ず、”辛口 ”という言葉が目に飛び込んできました。それも二度も辛口という文字が書いてあります。
 日本人のワイン志向でみると、「辛口」というメッセージは、知らずのうちにその商品から遠ざけてしまうのではないかなとフッと思いました。
 私が飲んだかぎり(2回)においては、この辛口という表現は適切ではないと感じました。
 昨夜は、スモークチキンをメインにした食卓でしたが、むしろ“ご馳走すっきりスパークリングワイン”としたキャッチコピーの方が、食が進んでいくのでは・・・というイメージが湧き起ってきました。
 




 ♪補筆です。
 日本人で世界のあちこちで活躍しているワイン醸造家は、たくさんいらっしゃいます。そのうちの何人かの現役の方を、ほんのちょっとご紹介致します。

 ◇大岡弘武氏
  ~フランス・ローヌ地方 ル・カノン グランド・コリーヌ~ 
  ・「カノン」とは、フランス俗語の「一杯」という意味
  ・ボルドー大学醸造学科を卒業後、ギガルなど著名な生産家で働いた後に、独立。
 ・出身は、東京駒沢。

 ◇篠原麗雄氏
  ~フランス・ボルドー地方 クロ・レオ~ 
  ・年間僅かに900本の生産という、まさに幻のレア・ワイン。
  ・ボルドー最高峰ヴァランドローのテュヌヴァン氏とオーゾンヌのヴォーティエ氏に直接ワイン造りを学び、サンテミリオンと地続きのカスティヨンで新しくシャトーを興す。
 ・マボロシ ピノ・ノワール キュヴェ・エイミー ロシアン・リヴァー・ヴァレー赤

 ◇私市友宏(きさいち ともひろ)氏
  ~カリフォルニアでレベッカ夫人と共に造り出す、『幻』のワイン!~
 ・実家が酒類販売をする私市氏は、ワイン造りに思いを寄せて、1991年、ブルゴーニュ、ジブレシャンベルタンの名門、アルマン・ルソーの下でワイン造りを学んだ後に渡米。カリフォルニアのワイナリーで働くかたわら、遂に1999年から自らのブランドとして、まず『マボロシ メルロー』を発売。
 ・しかしブルゴーニュのピノ・ノワールに対する憧れは強く、彼の夢はピノ・ノワールの自分自身の畑を持ち、育てること。その夢は、2004年4月にソノマのセバストポールに念願のピノ・ノワールの畑を12エーカー購入することにより実現。
 ・ワイナリー創設10周年を記念して愛娘エイミーの名前でリリースした特別キュヴェは、 果実の凝縮度が高く、アルコール度も約14%とピノ・ノワールとしては高く、味わいにもストラクチャがしっかりと感じられ一品。上品さも常に伴われていて余韻が心地よく感じられるワイン。

◇中井章恵(ナカイ・アキヨシ)氏
 ~カリフォルニア  ナカイ・ヴィンヤード~
 ・アメリカ在住40年にして、第二の人生として、25年前からソノマでブドウ栽培を開始。最近になり、ワイン醸造も始めた、老練の生産家。
 ・ ナカイ・ヴィンヤード シャルドネ ロシアン・リヴァー・ヴァレー白:
  冷涼なソノマのロシアンリヴァー・ヴァレーで自家農園生産される、大変にフレッシュで爽やかなシャルドネ。  
  ・ナカイでは、過熟をさせずに、青リンゴのような素直な果実香と柔らかな樽香を感じさせる素直な心地よいシャルドネとなる。
  ・中井氏は、1980年にソノマのロシアン・リヴァーに20エーカー(約8ヘクタール)の土地を購入。
  ・ほど良い柔らかさと重すぎない飲み心地、爽やかな果実香がバランス良く感じられのが、特徴のワイン。


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