蜜蜂と遠雷(第156回直木賞受賞作) 著者恩田陸 発行所幻冬舎

2017/ 03/ 21
                 
  第156回直木賞受賞作となった恩田陸氏の小説『蜜蜂と遠雷』は、株式会社幻冬舎から2016年9月20日付で、第1刷が発行されています。
私の手元にあるのは、2017年1月25日発行の第10刷版です。
いま、他に3冊読み進めている書籍があるということもあり、この本はまだ目を通していません。508(507)ページに及ぶページ数が、最近購入した本の中で一番多かったということも、その要因の一つかも知れません。来週中には2冊読み終わりますので、そのあと一気呵成に読みたいと思っています。
 
 そうはいっても、私は恩田陸という作家のお名前は今まで見聞きしていましたけれど、まだ一度も氏の作品を読んだことがありません。

 ということもあり、先ずは作家恩田陸とはどういう人物なのか、『蜜蜂と遠雷』はどういった小説なのか、はてまた、読者はこの本にどういった感想を持ったのか、幻冬舎の公式サイトをのぞいて事前知識を得ておくことにしました。

蜜蜂と遠雷 恩田陸 幻冬舎


《「特設ページ」:直木賞に決定!恩田陸『蜜蜂と遠雷』

 ~構想から12年、取材11年、執筆7年。ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。~


 ◇あらすじ
私は、まだ音楽の神様に愛されているだろうか。

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
「芳ヶ江を制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた——。

自宅にピアノを持たない少年・風間塵16歳。
天才少女としてCDデビューもしながらも、母の突然の死去以ピアノが弾けなくなった栄伝亜夜20歳。
音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマン 高島明石28歳。

完璧な優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。

彼ら4人をはじめとする数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。
第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?



 ◇著者紹介:恩田陸
 1964年、宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞および第2回本屋大賞を受賞。06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞を受賞。07年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞を受賞。著書多数



 ◇担当編集者より
「構想12年、取材11年、執筆7年」とは『蜜蜂と遠雷』のプレスリリースや新聞広告で使ったフレーズで、恩田陸さんの担当歴20年以上になる私にとっても半分以上の年月この作品に携わり、3分の1の年月、月刊連載原稿の催促を続けていたことになります。

長く一つの作品にかかわるといろいろなことがあるわけで、その最大が3年に1回、開催される浜松国際ピアノコンクールへの4度もの取材です。ふつうは4度も取材しません。取材といってもバックステージを観察するようなことはほとんどなく毎日、会場の座席に身を沈め朝9時から夕方まで審査員でもないのにひたすらピアノ演奏を聴き続けるだけです。2回目以降、毎度「先生また行きたいんですか!?」と呆れたふりをしながらも、じつは無類のクラシック音楽好きの私は、しめしめとひじょうに楽しみにしていました。まさに役得です。

この作品で私がやったことは原稿の催促以外なにもありませんが、4度の取材には音楽好きの私でなかったら、つきあえなかったかもしれません。それが作品のコクのようなものになっているといいのですが……。



 ◇全世代から感動が寄せられている1冊!です。

  ・音楽を聴いた時に浮かぶ情景や感情を、どうしたらこんなに言葉にできるんだろう……。
加えてコンペティションのスリル。圧倒的でした。(40代女性)

  ・読んでいる間、ずっとわくわくしていました。上手く言葉がまとまりませんが、この作品を読めて幸せでした。(20代女性)


  ・読みはじめてすぐに「これこれ! こんなのが読みたかった!」と喜びに震えました。この本は、音楽やピアノのことを知らなくても本当に楽しめる作品だと思います。(40代女性)


  ・登場人物は十代から二十代の若者なのに、その生き方は、五十代の私の何倍にも凝縮された濃密なものでした。
 まだまだ進化していく中で、挫折や不安も感じていくのだろうと、それぞれの未来を感じさせる読後感でした。(50代女性)


  ・久し振りに「小説」を読んだ! という気持ちになりました。「読んだ」というより、「どっぷり浸かった!」といったほうが正解かもしれません。「面白い」というより、「ぐんぐん引っ張られた!」というのが実感です。(80代女性)


  ・本屋で見かけたときは、分厚い上に1ページの文字数は多いので読むのが大変そうだと思っていたのですが、序章からすぐ物語に引き込まれ、寝る間を惜しんで読みふけってしまいました。
途中からは、どうして残りページがこれしかないのかともどかしく思ったほどです。(30代男性)


  ・努力する天才ばかりが出てきて、自分ももっと頑張ろう、好きなことは勇気を出してやろうと思いました。クラシックが大好きになるお話です。(10代女性)


  ・美しい音楽が頭の中で流れる、素晴らしい小説をありがとう。ずっと大切にしたい、宝石のような小説でした。留学中の孫の姿に重ね、涙がこぼれました。若い人にたくさん読んでほしいです。(70代女性)


  ・最後に誰が栄冠を勝ち取るのか、だけが大切なのではないと気付かされます。 自分の才能を信じて打ち込む姿は、誰かを応援することができる。一生、心に残る小説だと思いました。(60代男性)









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