皇后美智子さま 御歌      

2017/ 05/ 18
                 
 皇后美智子さま 御歌   五首   



み伴(とも)せる旅路の車窓明(あか)るみて「花一杯」の町を過ぎゆく



うみ風(かぜ)を求め旅行く若きらを帆船(はんせん)は待つ月の港に



灯火(ひ)を振れば彼方の明かり共に揺れ旅行(ゆ)くひと日夜(よる)に入りゆく



高原のから松立てるかの小道思ひ出(い)でをり三年(みとせ)訪(と)はざる



言(こと)の葉(は)となりて我よりいでざりしあまたの思ひ今いとほしむ






皇后美智子さま御歌(みうた)、一首と二首は昭和60年(1985年)、三首目は平成21年(2009)に、四首と五首は平成4年(1992年)に発表。(『皇后美智子さま 全御歌』釈:秦澄美枝.発行2014年10月20日.発行所:株式会社新潮社.)














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