大岡昇平 野火 NHK「100分 de 名著」

2017/ 08/ 07
                 

 大岡昇平(1909.3.6~1988.12.25)の執筆領域のジャンルは多岐にわたります。
 恋愛小説では、「武蔵野夫人」、「花影」、
 歴史小説では、「天誅組」、「将門記」、
 推理小説では、「事件」、
 評伝では、「中原中也」、「小説家 夏目漱石」、
 等々。
 そして、エッセーの数々。
 更に、翻訳では、「スタンダアル〈アラン著〉」、「スタンダール論〈バルザック著〉」、「パルムの僧院〈スタンダール著〉」などなどで、フランス文学者としての確固たる足跡も残しています。

 交友の幅も広いですね。大岡昇平というと、すぐ思い浮かぶのは、小林秀雄、中原中也です。


 
 今日から始まる8月のNHK「100分 de 名著」は、大岡昇平の小説「野火」です。
 高校の教科書で、「俘虜記」の一部をとりあげていたことを思い出します。
 (「わがこころのよくてころさぬにはあらず」〈歎異抄〉の言葉は、心のうちにリフレィンして響きました。)
 「レイテ戦記」、「戦争」と続く、戦争にまつわる数々の著作の中で、「野火」は、二度も映画化されています。

 第1回・8月7日放送:「落伍者の自由」
 第2回・8月14日放送:「兵士たちの戦場経済」
 第3回・8月21日放送:「人間を最後に支えるもの」
 第4回・8月28日放送:「異端者が見た神」
となっています。



  蛇足になりますが・・・

大岡昇平全集は、いまのところ、中央公論社と、岩波書店と、筑摩書房で刊行されているようですが、私が持っているのは、中央公論社版です。
 当時の初版本で、一冊3,500円ですから、52,500円の本代でした。
 先ほど、アマゾンで検索したところ、中央公論社の全集本は2万円程度となっていました。
 


◇中央公論社発行『大岡昇平全集』:全15巻.1973年10月~1975年8月.

◇岩波書店発行『大岡昇平集』:全18巻.1982年~1984年.

◇筑摩書房発行『大岡昇平全集』:全23巻+別巻.1994年10月~1996年8月.



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