浅丘ルリ子 阿川佐和子のこの人に会いたい 第1175回  週刊文春 2933

2017/ 08/ 12
                 
  週刊文春 8月17日・24日夏の特大号『阿川佐和子のこの人に会いたい』。
 
  浅丘ルリ子さんが、随分と赤裸々に語っています。
  阿川佐和子さんが、上手な聴き手となっているからでしょうか。
  はてまた、いつのまにか、ルリ子さんが、それなりのお年頃になっていたからでしょうか。

  巷間、噂されていた当時のあれこれが、二人の間でそれ相応に交わされています。
  掲載は5ページ、あっというまに読了となりました。

  浅丘ルリ子さんは、現在放送中のドラマ『やすらぎの郷』に、石坂浩二さん、加賀まりこさんともども出演しています。
  ご存知、昔三角関係だった、三人の共演は、脚本家倉本聰さんあってのシナリオとなっています。

  《正直、嬉しかったですよ。共演するのは三十年ぶりくらいかな。三島由紀夫の『鹿鳴館』を市川崑さんが監督で撮って以来。そのときは兵ちゃん(註:「兵吉」=石坂さんの本名)とはまだ夫婦だったの。・・・》
  《・・・「ねえ、石坂さんがルリ子さんのファンで会いたいと言ってるんだけど」という話を持ってきたのはマリリン(註:加賀まりこ)なのよ。・・・》と、ルリ子さんが、当時の思い出話を語っています。

 小林旭さんとのエピソード、岡田眞澄さん(「一筆御礼」文中記載)とのことなども、興味をひかれましたが、何といっても、浅丘ルリ子さんの語る石原裕次郎さんの思い出話は、印象深いですね。
 例えば、渥美清さん本人と寅さんは、全くの別人だけど、裕ちゃんは、芝居をしていても、そうじゃない普段のときも石原裕次郎なの。とか言うところに、浅丘ルリ子という女優を感じました。
 ちなみに、裕次郎さんとルリ子さんの一緒の映画は37本を数えるそうです。
 (ところで、浅丘ルリ子さんは『男はつらいよ』に何回出演しているのでしたっけ。)

  阿川さんが、野際陽子さん(『やすらぎの郷』で、ルリ子さんと共演)の死に触れた中で、浅丘さんはこれまで親しくしてらした方をたくさんお見送りなさっていらっしゃるでしょう・・・・・・。と聞きます。
 ルリ子さんが答えます。《はい、たくさん。私は葬儀とか、そういう場には行きますけれど、おうちに何か思い出のものを置いたりとか、拝んだりとかは絶対しない。一緒に仕事をした人が死ぬのを認めたくないんです。》
と、こたえています。

  そういえば、浅丘さんは、市川崑監督の映画作品の中で、高倉健さんとも共演されていましたね。


  字数も長くなってきましたので、そろそろ幕引きをはかろうと思います。いまは故人となった人とのお付き合いの中で、浅丘さんと美空ひばりさんとのことを、阿川さんがさりげなく引き出していますので、そこのところを書き写して本日はお仕舞と致します。


 《阿川:ひばりさんのご主人だった小林旭さんとは、浅丘さんも昔、お付き合いされていたんですよね。
 浅丘:そう。それなのにひばりさんと旭さんが結婚したときに、二人のインタビューを私にやってほしいって雑誌からの依頼があって。「なんで私が!?」って思ったんだけど(笑)。
 阿川:ええー!! その仕事はお受けになったんですか?
浅丘:受けましたよ。ひばりさんはちょっと気にしてらしたみたいだけど。でも、ひばりさんが離婚されたあと、私は本当にひばりさんと仲良くさせていただいて。一緒にサウナに入ったこともありました。
 阿川:裸も見ちゃった仲なんですね。・・・ ・・・》


  
  高倉健(1931.2.16-2014.11.19・83歳)
  野際陽子(1936.1.24-2017,6.13・81歳)
  渥美清(1928.3.10-1996.8.4・68歳)
  石原裕次郎(1934.12.28-1987.7.17・52歳)
  美空ひばり(1937.5.29-1989.6.24・52歳)


 
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