100分de名著 野火 大岡昇平 NHKテキスト 2017年8月 Eテレ

2017/ 08/ 28
                 
  第1回「落伍者の自由」(8月7日放送)、
  第3回「人間を最後に変える者」(8月21日放送)、
  第4回「異端者が見た神」(8月28日放送)は見ましたが、
  第2回「兵士たちの戦場経済」(8月16日放送)は見損ないました。

100分de名著 野火 大岡昇平



   小説『野火』の中に、「神」が出てきますが、遠藤周作の小説『沈黙』の中に出てくる「神」とは、本質的にも根源的にも異なものということを当たり前のことではありますが、改めて感じ入りました。
  遠藤周作の「神」は宗教というものと常に相対しての自分というものが浮き彫りにされていますが、大岡昇平のそれは宗教という既成概念から離れた、もっと茫漠たる彼方に「神」が在ったと語っているように思いました。

 助けを求めるのではない、すがっているのでもない、許しを乞うているのでもない、『野火』の主人公は何を語ったのか。(〈※〉)


(〈※〉当初末尾文章を、「『野火』の作者が主人公の田村一等兵に何を語らせたのか。」としましたが、きょう8月29日の朝、「『野火』の主人公は何を語ったのか。」と、書き直しました。





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