フォルトゥナの瞳

2013/ 09/ 13
                 
新連載小説

 ●著者の言葉
 「フォルトゥナの瞳」は私の初めての週刊誌連載小説です。私は基本的に「書き下ろし」でしか書きません。主人公や登場人物を転がしながら書くよりも、常に全体を見ながら、大きな枠組みで物語を完成させていく作業が好きなせいでもあります。しかし今回は読者と同じような視線で、登場人物たちがどう動いていくのかを作者自身が楽しみながら書いていきたいと思っています。
 またこの作品は私の初めてのSFです。といっても純然たるサイエンス&フィクションではなく、どちらかと言えばファンタジー色の強い小説です。主人公は孤独な青年です。ある日、本人もまったく望まない特殊な力を身に付けてしまいます。それは「人間の運命」を見る能力です。これ以上はネタバレになるので控えますが、タイトルにある「フォルトゥナ」とは、ローマ神話に出てくる「車輪に乗った運命の女神」です。
 百田尚樹

 イラスト・ヤマモトマサアキ

週刊新潮 次号№36(9月26日号)より掲載



錨を上げよ


 百田尚樹の書き下ろし小説、「錨を上げよ」。
 2010年11月30日 第1刷発行とありますから、かれこれ3年弱前に世に出ている物語です。
 「圧倒的青春小説。疾風怒濤の2400枚。」と帯カヴァーに書かれています。
 今、上巻の251㌻まで見終わりました。591㌻ありますから前半の半分弱といったところでしょうか。
 下巻は616㌻あります。
 少年から青年に向う時代の、破天荒な生き方をこれでもかこれでもかと見せつける筆致。
 百田尚樹ここにあり。といったところです。
 これは何かモデルでもありそうな人物像か…とも思っていますが、どうなんでしょう。今詮索するのはやめにして、読み進めてみることに致しましょう。

 帯カヴァー
 昭和三十年大阪下町生まれ。その名は、作田又三。
 下品で、ずるくて、しぶとくて、ルール無視でもお構いなし。
 人生の至る所で敗北を喫しながらも、絶対にへこたれない不屈の男。
 生まれながらの野生児、作田又三は、人生という荒海を渡っていく。
 いざ、海図なき嵐の海へ。さあ、錨を上げよ!

 絶賛か酷評か 
 ただ長いだけの物語?
2011年本屋大賞4位獲得、第32回吉川英治文学新人賞候補―――
 多くの読書人を魅了する一方で、激烈な批判にもさらされる大問題作。
 だが、この長大な物語を手にした者は、
 誰もが読了せずにはいられない。



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コメント

        

No title
2日ほどで読み終えてしまうほど、一気に読破してしまいました。
面白い展開と予想できない内容でした。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。