百田尚樹

2013/ 09/ 29
                 
「錨を上げよ 上」「錨を上げよ 下」合わせて1207ページ。

 読み終わって感じたことは、百田尚樹の自分史を脚色したものだな。でした。
 そういえば、以前、週刊文春の阿川佐和子の「この人にあいたい」の対談で、阿川佐和子が「錨を上げよ」のことをそれとなく百田直樹に問うていたように思いました。
 400字詰め原稿用紙で2,400枚。まさに疾風怒濤の青春小説でしたね。
 男はそう(シュトルム ウント ドランク)感じる人は多いと思いましたが、女性が、この小説を最後まで読み終わったら、どのような読後感想になるのかしらん・・・とも思いました。
 


モンスター

 ひとことでいうと、もの心ついたころからの、(整形手術した)女性の物語です。
 「錨を上げよ」では、頻繁に女性が出てくるように、「モンスター」では、頻繁に男が登場します。



輝く夜 講談社文庫版による。 〈原題:『聖夜の贈り物』。2007年11月、太田出版より刊行されたものを改題、文庫化。)

 幾つかの短編で構成されてます。
 女性のしあわせの物語です。
 それぞれが読みやすいので、あっというまに一冊読了となりました。

 第一話 魔法の万年筆

 第二話 猫

 第三話 タクシー

 第四話 サンタクロース



プリズム

 「性同一性障害」は、いまや日本においても認知される時代となっていますが、この小説「プリズム」は、「解離性障害」が小説(フィクション)の眼前においてあります。
 物語を導く役割をしているのは、私である「梅田聡子(うめださとこ)」。
 同じ人物であるのに、同一人物ではない。人の妻でもあった彼女は、誰に恋したというのでしょうか。



風の中のマリア

 日テレ系『世界一受けたい授業』で取り合げられた本。
 解説は 東京大学名誉教授 養老孟司。
 その冒頭に、「実に稀有(けう)な面白さを持った不思議な小説である。極めて学術的に描かれていながら、同時に冒険小説のように力強く感動的なドラマがある。ハチの本なんか読んだってしょうがないよ。そう言わずに、小説として面白いから、読んでみたらいかが。ひとりでにハチが代表している社会性昆虫の生活ができてくるはずである。・・・と書いています。
 そうなんです。この「風の中のマリア」は、オオスズメバチの働きバチ、「マリア」が主人公の物語です。
 

 
関連記事
スポンサーサイト
                 

コメント