六日年越 爪切り

2014/ 01/ 06
                 
 一三 六日年越 爪切り

 一月六日は六日年越といいます。馬や牛などのお正月だと言う人もありますし、鼠の年とりだとも言う人もありますが、どうもよくわかりません。
 やはり切火して献燈、若水汲んで献茶、七ッ鉢で御飯を上げます。夕方も勿論献燈、献茶、飯と三元日と同様です。
 明日の七草に使用する「セリ、なづな」は五日に採ってきておきます。それは洗って小笊に入れて神棚に上げておきます。
 六日にとることは「一夜ぜり」と云って忌まれます。山の清水などの湧く辺りの日当りのよい所に生えているセリを採って来るのです。六日になるとセリの一部を神棚から下ろしまして小さな茶碗に入れこれに水を満たします。正月らしい長閑な縁側にその茶碗をもちだしこの水をひたして爪を切るのです。足の爪は茶碗に入れるわけには参りませんからセリをつまみあげてその水で爪をぬらして切るのです。これが一年中の爪切り初めであり又何か災害を予防する意味があるのでしょう。


 習俗歳時記
 著者 今井善一郎
 発行所 株式会社煥乎堂
 発行 昭和50年10月1日



七草なづな ///// 七草なづな②
 七草なづな




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