しづやしづ しづのおだまきくり返し ・・・

2014/ 03/ 21
                 
 文治2年(1186)4月8日、鶴岡八幡宮社前で、静御前は、源頼朝を前にして白拍子の舞を演じます。
 今から828年前の春のことです。



 しづやしづ しづのおだまきくり返し 昔を今に なすよしもがな

 吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき


 倭文(しず)の布を織る麻糸をまるく巻いた苧(お)だまきから糸が繰り出されるように、たえず繰り返しつつ、どうか昔を今にする方法があったなら

 吉野山の峰の白雪を踏み分けて、姿を隠していったあの人のあとが恋しい


 自分の名前「静」を「倭文(しず)」とかけつつ、頼朝の世である「今」を義経が運栄えていた「昔」に変えることができれば、と歌っている。『伊勢物語』32段「古(いにしえ)のしづのをだまきくり返し昔を今になすよしもがな」を本歌とする。

 ^ 吉野山は静と義経が別れた場所。『古今和歌集』の冬歌、壬生忠岑による「み吉野の山の白雪踏み分けて入りにし人のおとづれもせぬ」を本歌とする。(二首とも現代語訳は河出書房『義経記』(高木卓訳)より)

以上、ウィキペディア文中より引用。




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