夏の詩 みすゞ

2014/ 07/ 18
                 
  金子みすゞ  夏の宵

暮れても明るい
空のいろ、
星がハモニカ
吹いている。

暮れても街には
立つ埃、
  空馬車からから
踊ってる。

暮れても明るい
土のいろ、
線香花火が
もえ尽きて。
あかい火だまが
ほろと散る。



 金子みすゞ 夏

「夏」は夜更し
朝寝ぼう。

夜は私がねたあとも、
ねないでいるが、朝早く、
私が朝顔起こすときゃ、
まだまだ「夏」は起きて来ぬ。

すずしい、すずしい、
そよ風だ。



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