自分が高齢になるということ 【完全版】和田秀樹著 2023年3月30日第1刷発行
2023/ 03/ 22この日は『猛き朝日』〈天野純希著.中央公論新社刊。2023年2月20日発行.〉を求めに、近所の書店に出向きました。「朝日将軍」木曽義仲の31年の生涯を描いた作品です。
書棚にはおいてありませんでした。
新刊本紹介の棚に、『第三次世界大戦 日本はこうなる』〈著者池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ.発行所SBクリエイティブ株式会社.2023年3月15日初版第1刷発行〉と、『自分が高齢になるということ 【完全版】』〈著者和田秀樹.発行所朝日新聞出版.〉が目に留まりました。

この【完全版】は、『自分が高齢になるということ』を加筆・修正し、2023年3月30日第1刷発行となっています。
「再刊によせて」で、筆者は次のように記しています。
・・・ わたしは高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり、6千人を超えるお年寄りを診てきましたが、はっきり言えることがあります。
それは、高齢になってはじめて味わうことができる喜びや幸せは、とても大きいということです。
この本で順を追って見ていきますが、もしボケた(認知症)としても、少しも悲観することはありません。
・・・
高齢期についてほんとうのことを知り、自分に起こる一つひとつの変化を、楽しみに受け止めていただければ・・・・・・それがわたしの願いです。
おかげさまで、わたしはたくさんの本を出す機会に恵まれましたが、だれもが抱える不安という問題に、もっともよく答えを出せたと思えるのが、この『自分が高齢になるということ』です。
新書の形で再びみなさんの手に届くことを心からうれしく思います。精神科医としての原点にかえり、精魂こめて書いた特別な一冊です。・・・
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それでは、これから読みすすめていくことに致します。