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数の単位  涅槃の境地

2017/ 05/ 02
                 
 ここでは、漢字文化圏における「数の単位」で述べますが、その前に。

101 か
 草間彌生展

 東京での学生時代、受講科目の単位をいちどきに3つ落としたことがあります。
 試験前日の晩は、部活のコンペが鮨屋の2階でありました。その当時はほとんどといっていいくらいお酒が飲めなかった私でしたが、この日はどういうことか、人生初めてといっていいほどにお酒に飲まれてしまっていました。
 (この時のドタバタ劇はまた別の機会に譲るとしまして・・・)
 みんなが心配してくれて、わがアパートに運び入れてくれました。彼らも一緒の雑魚寝です。

 当日を迎えましたが、その日も、胃の中が空っぽなのにもかかわらず、臓腑が煮えくりかえっていますので、這いずりながらトイレに何度も往復しました。
 
 立ち上がることができません。
 この日は、学科ゼミの教授の1教科も含めて3つの試験があったのですが、全ておじゃんとなりました。
 今となっては可愛らしい思い出の一コマとなっています。

102 お
 草間彌生展


 この日、もう一つの「ひきうけごと.約束事」を私は持っていました。
 このときの、負(「ふ」〈※〉)を、何十年経った今も背負っています。


 涅槃の境地などというのは、どんな世界なのでしょう。

103 え
 草間彌生展



〈※〉:負=①にもつ。②ひきうけること。③おいめ。負荷。責任。④〔数〕零より小なること。マイナス。⇔正。⑤正に対立する性質。出処:広辞苑.昭和39年1月15日第1版第12刷発行.編者:新村出(しんむらいずる).発行者:岩波雄二郎.

104 い
 草間彌生展

《「数の単位(漢字文化圏における数の単位)」:


◇「1以上の単位」

・一 いち 1.
・十 じゅう 10
・百 ひゃく 100
・千 せん 1000
・万 まん 10000



・億 おく 100000000
・兆 ちょう 1000000000000
・京 けい 10000000000000000
・垓 がい 100000000000000000000
・秭
 (𥝱) し・(じょ) 1000000000000000000000000
・穣 じょう 10000000000000000000000000000
・溝 こう 100000000000000000000000000000000
・澗 かん 1000000000000000000000000000000000000
・正 せい 10000000000000000000000000000000000000000
・載 さい 100000000000000000000000000000000000000000000
・極 ごく 1000000000000000000000000000000000000000000000000
・恒河沙 ごうがしゃ
10000000000000000000000000000000000000000000000000000
・阿僧祇 あそうぎ
100000000000000000000000000000000000000000000000000000000
・那由他 なゆた
1000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
・不可思議 ふかしぎ10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
・無量大数 むりょうたいすう 100000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000


◇無量大数の先、世界にはもっともっと大きな数の単位が存在することを皆さんはご存知ですね。
 例示です。
 ・Googol(グーゴル):検索サイトGoogleの由来となっています。

 ・Googolplex(グーゴルプレックス):10Googolだそうですが・・・

 ・不可説不可説転:=1037218383881977644441306597687849648128≒101037.57。仏教に由来する、よくわからないけどとにかく大きい数で、計算もできないほど大きな数を示すことで、悟りの功徳の大きさを表したものであるとされています。中途半端な数のような気も致します。(大きさ的にはGoogol以上Googolplex以下。)


106 う 草間彌生展
 草間彌生展


◇1以下の単位(例示)
・割 わり
・分 ぶ
・厘(釐) りん
・毛 もう
 毫 ごう
・糸(絲) し
・忽 こつ
・ 微 び
・繊 せん
・沙 しゃ
・ 塵 じん
・埃 あい
・渺 びょう
・ 漠 ばく
・模糊 もこ
・ 逡巡 しゅんじゅん
・ 須臾 しゅゆ
・瞬息 しゅんそく
・弾指 だんし
・刹那 せつな
・六徳 りっとく
・虚空
(空虚) こくう(きょくう)
(くうきょ)
・ 清浄 せいじょう
・頼耶 あらや
・ 阿摩羅 あまら
・ 涅槃寂静 ねはんじゃくじょう

105 あ
 草間彌生展

⁂《虚空は「虚」「空」、清浄は「清」「浄」と別の単位に分ける場合がある。その場合「1虚=10空」、「1清=10浄」とされる。》









                 
        

ピエロの衣装でパントマイム

2017/ 02/ 11
                 



                 
        

荻窪時代 ~カエルの料理~

2016/ 05/ 07
                 
 
 
 「ロブスター」と、「オマールエビ」の違いは、単に言い方が異なるだけです。
 『レッドロブスター』の現在のメニューでは「ライブロブスター」と書かれています。
 『レッドロブスター』が日本に最初に進出した当時の店舗や、下高井戸の店舗、そして熊谷の店舗、今は何れも店名が見つかりません。

(※ ・ロブスター:英語の「lobster」 ・オマールエビの由来:フランス語の「homard(=オマール)」)
  


 アメリカに出張した時に、アメリカ的な食べ物として、『ケンタッキー・フライドチキン』のフライドチキンと、どこの街角にも出ている、ハンバーガーと、そして『レッドロブスター』のロブスターを食べたいと思っていたのですが、ハンバーガーを除いて、他の二つは本場で食べる機会がありませんでした。
 アメリカには数度出かけましたが、どこに行っても、ビーフステーキは大きく噛み応えがありました。
 でもアメリカのシカゴで食べた「蕎麦」が一番美味しかったです。日本で食べる、そば処と比較しても、十分以上に満足のいく味のお店でした。


 
 何度目かの本社(このときの本社は、東京にありました)勤務の時、荻窪に住みました。
 或る時の休日に、車で『レッドロブスター・下高井戸店』に行きました。
 メニューの中から幾つか注文してから、ふとお品書きの片隅に、カエル料理(「カエル」という名前では記載されていません)が載っていたのが目に留まり、追加注文しました。
 見た目は白身です。淡白な味でした。例えていうなら鶏肉に似た感じで、柔らかく素直な肉質です。

 
 東京の本社から埼玉工場に赴任した時に、加須にある『むさしの村』のすぐ近くにある『甚兵衛砦(じんべえとりで)』(※:現在このお店はありません)でも、カエルを食べました。
 (追記※:甚平砦〈じんぺいとりで〉だったかも?・・・)

 皆で囲炉裏を囲んでの宴会です。HAさんが熱心に奨めてくれました。外見はツグミに似たような感じの食べ物でした。「これは何?」 と、尋ねても、「いいから食べてみて」とこたえるばかりです。私が食べ終わった後、「どう? 美味しかった?」と聞きます。「ウン、淡白で上品な味だネ」と私の返事。そして、よくよく周りをみてみると、誰一人として、その料理を口に運んでいなかったことが判りました。
 そのすすめられた品は、カエルだったのです。
 勿体ないので、私が全て美味しくいただいたのは、今更申し上げることもございません。とさ・・・


 サラリーマンは転勤がつきものです。
 その後のこととなりますが、名古屋工場勤務の時、春日井の居酒屋でも、カエルの料理を食べる機会がありました。


 ところで、ハトを食べたことはありますか。フランスでは一般的な家庭料理の一つです。今でもメニューに見かけるレストランもあるかも知れません。
 そのうちにでも、鉄砲打ちのHBさんから頂いたハトを,調理して食べたこと。を載せたいと思います。


(※: フランスでは、シーズンになるとカエル料理やハト料理を出すお店をみかけるそうです。・勿論「冷凍品」も置いてあるとのことです。)




                 
        

東北沢物語  -決闘-

2016/ 04/ 29
                 
  東北沢に住んでいた時だったか、それともその次の引っ越し先の浜田山の時だったのか。

 これから書くことは、全て本当のことではありません。
 思い出と言うものは、書き手の都合よく整えられていってしまうもののようです。
 


 Dから決闘を申し込まれました。
 男として正面から受け止めるのは、理の当然です。
 どうしてそうなったのかということは、いまだもって判然としません。どういう図式を描けばよかったというのでしょうか。
 
 相手がそう思っている以上、事実がどうのこうのという以前に、こちらもライバル(?!・・・)に敬意を表しなければいけません。

 時と場所が決まりました。
 荒野の決闘ではなく、どこかの原っぱのような空き地だったと思います。
 二人はまずは、靴を脱ぎ裸足(はだし)になりました。
 (追補:お互いの名誉のために申し添えますが、チャンと靴下をぬいでからの、「イザッ!」でございました。)

 身構えました。
 当時のカンフー映画の見すぎだったかどうか判りませんが、数メートルの間をおいてグルグル時計回りに動き始めました。
 距離がスッと縮まります。と、徐(おもむろ)に、お互いが蹴りをいれての探り合が始まります。

 今度は接近戦です。半身の構えとなります。
 二人の利き手が同時に炸裂します。今度はボクシングです。
 
 相手が叫びます。こちらもかかって来いと応じます。
 
 ・・・ それからの先が、いま思い出そうとしても、何も浮かんでこないのです。


 ただ、ひとつ言えることは、そのときを契機にして、私は今まで以上に「八方美人」(※)に、ますます磨きをかけていくこととなりました。


 《※「八方美人」の由来につきましては、後程、縷々述べたいと思っています。》
 

 
 
                 
        

東北沢物語 -食べ物・飲み物-

2016/ 04/ 24
                 
 「ご立派なお父様ですね」。
 ただいま。といってすぐ、(このときだけだと思いましたが)奥様が玄関口に出てきました。そして開口一番がこの言葉でした。

 何かなと思ったら、父が田舎の家の庭でたわわに実ったボタンキョウ(牡丹杏、巴旦杏〈ハタンキョウ〉、李〈スモモ〉)を届けに来たとのことです。

 父が新橋駅にほど近い東京電力の本店にいたときよりも、もっと後のことだったと思います。何かの折にボタンキョウが好きだった息子のために、わざわざ家の庭の枝から狩り取って持ってきてくれたのです。
 
 日ごろの私とは雲泥の差アリアリの、父の容姿と振る舞いに、下宿先の奥様はいたく感銘を受けたようです。


 小田急線東北沢駅からほど近く、京王線笹塚駅にも歩いて行ける、Kさんのお宅は、2階二間を学生に貸していました。十畳と六畳です。私は新参者で、空いていた東南の小さい方の部屋に入りました。
 近くには可愛らしいスナック(ママとその妹さんがやっている)もありました。
 私がこの地の住人になってちょっと経ってからトンカツを専らとする食堂が店を構えました。

 この日もわが下宿に、書研仲間が押しかけていました。
 相も変わらずの女っ気のないグループです。
 くだんのT(今後は「TA」という言うことにします)、K(今後は「KB」と言うことにします)、そしてお酒をこよなく愛する背の高いK(今後は「KC」と言うことにします)など相変わらずの大人数でした。
 昼時になったということもあり、近くの食堂の出前を頼むことにしました。
 私は小さい頃からトンカツが大好物でしたので、皆にとんかつ定食でいいかどうかを確かめてから、このとんかつ屋に注文しに行きました。
 
 出来立てのとんかつ定食を持ってきた店主にひと言。「遅かったねえ・・・」とKC。
 みんな空きっ腹だったのでしょう。結構な人数分を作ったのですから、それなりのテマヒマがかかるとは思うのですが、飢えたる者どうしです。異口同音の声が出揃いました。
 あのとんかつ、結構ボリュームもあり美味かったのですが、それ以来お店の暖簾をくぐることはありませんでした。


 書研仲間と、新宿のビルの屋上にあるビヤガーデンなどに飲みに行きました。 学生などの連中も出入りする、KCが懇意にしている新宿(だったと思いますが、不確かです)のバーに入ったときは、彼はウイスキーをダブルで注文するのですが、下戸の私はシングルでかつ氷と水を入れてもらって恐る恐る口に運んだことなど思い出しています。
 あのときも、やはりあちらこちらの女性のことなども話題になりました。
 本人は自分のことは何もしゃべりませんでしたが、KCは背も高く相対比較の上でハンサムでもありましたので、他の連中からやっかみ半分の、彼のもて方振りを聞くことにもなりました。
 「ああ、そうなんだ・・・」と、私は黙って聞いていました。知っている人の名前なまえが、皆の間を飛び交っているからにほかなりません。