FC2ブログ
        

ユネスコ世界の記憶一周年記念 上野三碑めぐり  山上碑 2018年11月4日

2018/ 11/ 05
                 
 
 10月28日の群馬県民の日に続いて、二度目のご対面となった山上碑(やまのうえひ)。 
 
 普段はガラス戸越しにしか観ることが出来ない上野三碑(こうずけさんぴ)ですが、11月4日は特別公開日となっていて、その形姿を目の当たりにすることができました。


 2 山上三碑.



 山上碑は、完存するものに限れば日本最古の石碑として、古代最大の内乱「壬申の乱」を征して即位した天武天皇の時代に造立されました。
 碑文は、佐野三家(さののみやけ)を管理した豪族の子女である黒売(くろめ)と、その子である長利(ちょうり)の系譜を述べたもので、隣接した山上古墳に埋葬されたとみられる黒売の追善供養碑の性格をあわせ持っています。

  2-3 山上古墳.
 

 三家(=屯倉〈みやけ〉)は、六世紀から七世紀前半にかけて各地の軍事・経済的要地に置かれたヤマト政権の直轄地のことで、佐野三家は高崎市南部の烏川両岸(現在の佐野・山名地区)にまたがって設置されていたと推定されています。-「上野三碑」解説文より-


 石段が続いています。

 2-2 山上碑 石段.


 階段が幾つあるのか、スタッフの方に伺ったところ171段というご返事。
 階段は、そのまま延々と続いているのではなく、途中ステップが何か所かあるので数え方によっては、若干の違いがでてくるのではなかろうかと思い、往き、復り、それぞれカウントしてみました。
 石段を上がる前に、木の段が25段あります。
 それから石段が36段あります。
 その上がったところに、お休み処があります。
 帰りに寄ろうかなと思ったのですが、寄っていきなさいと地元の皆さん(「山上碑・金井沢碑を愛する会」の方々)が声をかけてくださったので、それではとお邪魔しました。
 いたれりつくせりのご接待をいただきました。
 柿、オデン(「山上碑」、「多胡碑」、「金井沢碑」の「上野三碑」をかたどったオデンでした。)、コーヒー、お茶でした。

 2-4 オデン コーヒー.
 

 おせんべいなどのお菓子類はご辞退しました。
 持っていきなさいといわれましたので、ありがたく柿を三つ頂戴しました。
 (戻ってから頂戴した方がよかったかな・・・と心のどこかで思いはしましたけれど・・・)

  さて、それから石段を登っていきました。136段を数えました。
 36と136を足すと172段になります。
 あれ、一段数え間違ったかなと思い、帰りに数え直しすることにしました。
  上がった平らな所から二、三歩先にも、石段が五つありました。
 碑を覆っている建屋は、2つの段差の上に建てられているということも判りました。


 ※上野三碑ユネスコ「世界の記憶」登録一周年記念事業の一つとして、「史跡めぐり『山名郷を歩く』(12月1日・土曜.9:30~12:00)」が開かれます。
 ・案内は「山上碑・金井沢碑を愛する会」の皆さんです。
 ・問い合わせは「多胡碑記念館」(tel 027-387-4928)。
 ⇒要予約、定員30人になり次第締め切り(参加費無料)。
 ◇集合場所/山名八幡宮南高崎市営駐車場(高崎市山名町1501-1.小雨決行。
                 
        

 ユネスコ「世界の記憶」 上野三碑「金井沢碑 山上碑 多胡碑」 11月4日

2018/ 11/ 01
                 

 山上碑から金井沢碑まで、歩いて40分ほどですよ。と、「上野三碑ボランティア会」の帽子をかぶった方に教えていただきました。
 土曜日曜、祝日に交代(59人の会員)でガイドをしているとのことで、小学生などの団体は平日の予約も受けつけているとのこと。
 
 この日は、「藤岡歴史館」、「高崎市立美術館」、「群馬県立歴史博物館」を巡る予定を立てていたので、またの機会(予定は11月4日)にということにしました。


 5金井沢碑 レプリカ.J
   金井沢碑レプリカ(「群馬県立歴史博物館)





 金井沢碑文
     金井沢碑文(父の遺した墨)


《「金井沢碑」現代語訳:ユネスコ「世界の記憶」上野三碑を読む‐群馬県立歴史博物館‐》

上野國羣馬郡下賛郷髙田里(かみつけのくにくるまのこおりしもさぬのさとたかだのこざと)に住む
三家子□(みやけのこ□)が、先祖と父母(ふぼ)のために、
現在家刀自(いえとじ)の立場にある他田君目頬刀自(おさだのきみめづらとじ)、その子の加(か)
那刀自(なとじ)、孫の物部君午足(もののべのきみうまたり)、次の馬爪刀自(ひづめとじ) 、次の乙馬爪刀自(おとひづめとじ)の合せて六人、また仏の教えで結ばれた人たちの、三家毛人(みやけのえみし)、次の知万呂(ちまろ)、鍛師(かぬち)の礒部君身麻呂(いそべのきみみまろ)の合せて)三人、
このように団結(だんけつ)して天地に誓(ちか)い、仏に仕(つか)えることを誓(ちか)つた
石文(いしぶみ)である。
 神亀(じんき)三年(西暦726年)丙寅(へいいん・ひのえとら)二月二九日



 

                 
        

上野三碑 ユネスコ「世界の記憶」登録1周年記念イベント 多胡碑記念館

2018/ 10/ 31
                 

 高崎市の公式サイトに、
《文化財保護課では、上野三碑のユネスコ「世界の記憶」登録1周年を記念して、多胡碑記念館での企画展や専門家による記念講演会のほか、三碑の特別公開を実施・・・》と記されていました。

  父が多胡碑を訪れた当時の写真がありました。

 多胡碑お堂

  多胡碑はお堂の中のようです。お堂の前に建てられている石碑は何でしたでしょうか。

 
 石碑に刻まれた文字は、現在でも日本や中国で「書」の手本にされています。
 多胡碑は西暦711年頃に建立されました。「胡」は渡来人のことで、「多」は文字通り「多い」ということです。渡来人が多く住んでいた地に、多胡郡が新設されたことを地元で記念し、伝えるために建てられた石碑です。

 4多胡碑 レプリカ
      多胡碑レプリカ(群馬県立歴史博物館)


 多胡碑文
    父の遺した墨書(「多胡碑文」)




《「多胡碑」現代語訳:ユネスコ「世界の記憶」上野三碑を読む‐群馬県立歴史博物館‐》
〈中央政府の〉弁官(べんかん)から命令があった。上野国(かみつけのくに)の片岡郡(かたおかのこおり)・緑野郡(みどののこおり)・甘良郡(かんらのこおり)の三つの郡(こおり)の中から、三百戸(さんびゃくこ)を分けて郡をつくり、羊(ひつじ)に支配させ〈郡の名称を〉多胡郡(たごのこおり)としなさい。
和銅(わどう)四年(西暦711年)三月九日甲寅(こういん・きのえとら)に命令が伝えられた。
左中弁(さちゅうべん)・正五位下多治比真人(しょうごいのげたじひのまひと) 〈により、命令書が送られた〉。
太政官(だいじょうかん)は二品穂積親王(にほんほづみしんのう)、左大臣(さだいじん)は正二(しょうに)
位石上(いいそのかみの)〈麻呂〉(まろ)尊(みこと)、右大臣(うだいじん)は正二位藤原(しょうにい藤原の)〈不比等〉(ふひと)尊(みこと)。



◇多胡碑記念館(高崎市吉井町池1085) 第40回企画展「山上碑の世界~古墳から寺院へ」
 会期:平成30年10月31日(水)から12月9日(日)まで
 開館:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで
 休館:月曜日
 「学芸員による解説会」
 平成30年10月31日(水)、午前10時、午後2時.
 平成30年11月24日(土)、午後3時30分.
 ・申し込み不要、・参加費無料

◇記念講演「上野三碑に刻まれた東アジアと古代社会」
  平成30年11月3日(土・祝)、午後1時30分~午後3時.
  吉井文化会館小ホール
  吉井町吉井285-2
 講師:三上喜孝氏 (国立歴史民俗博物館教授)
    ・無料. ・先着200人(自由席)

 


                 
        

上野三碑 2018年11月4日特別公開 三碑めぐりバス臨時便増発

2018/ 10/ 30
                 

 藤岡の「藤岡歴史館」で、「笑う埴輪」などの展示を見た後、高崎の「高崎市美術館」(「山口薫展)に向かいました。途中、「山上碑」の案内板が目に留まりました。
 いったんはその場所を通り過ぎたのですが、あれこれ考えた末に、踵を返して「山上碑」に行くことにしました。
 訪れたのは大正解でした。



 平成29年(2017年)10月31日、上野三碑(こうずけさんぴ)は、ユネスコ「世界の記憶」に登録されました。三つの碑は何れも国の特別史跡に指定されています。

 「上野三碑とは」(群馬県公式サイトによる)
≪ 飛鳥時代末期から奈良時代初期にかけて、高崎市南部に建てられた山上碑・多胡碑・金井沢碑の総称です。日本国内に現存する古代(7~11世紀)の石碑は18例しかなく、その内の3例が近接して残っていることが特筆されます。
 古代の日本と東アジアの文化交流や当時の家族制度などを今に伝える貴重な歴史文化遺産である三碑は、いずれも文化財保護法により、国の特別史跡に指定(山上碑は「山上碑及び古墳」の名称)されて保存が図られています。≫

 高崎市公式サイトをのぞいたところ、平成30年(2018年)11月4日(日)、午前9時から午後2時過ぎまで、上野三碑が特別公開されるという記事が掲載されていました。 「石碑保護のため、建物内部には入れません」という但し書きがついてはいましたが。
 「申し込みは不要。当日、直接会場へ」となっています。
  当日のみ、上野三碑めぐりバスを増便するということも判りました。(最終行にバス運行表添付)

  但し、バス(ジャンボタクシー車両・乗客定員9名)は混雑が予想されるので、自家用車での移動をおすすめしますとのことでした。

  2上野三碑めぐりバス



  ・山上碑(やまのうえひ):高崎市山名町(字山神谷)2104.(長い階段有.トイレ、水道有.無料駐車場12台〈大型不可〉)

 6山上碑 階段
     山上碑に上る階段



 1 山上碑
     山上碑



 山上碑文_
    父の遺した山上碑の碑文墨書


 〈「現代語訳」:ユネスコ「世界の記憶」上野三碑を読む‐群馬県立歴史博物館‐解説シート〉
辛己歳(しんしのとし・西暦681年)十月三日に記す。
佐野三家(さののみやけ)の管理者となった健守命(たけもりのみこと)の子孫の黒賣刀自(くろめとじ)、この方が新川臣(にっかわのおみ)の子の斯多々弥足尼(したたみのすくね)の大児臣(おおごのおみ)に嫁(とつ)いで生んだ子の長利僧(ちょうりそう・ながとしのほうし)が、母(黒賣刀自)の為に記し定(さだ)めた文(ふみ)である。 放光寺(ほうこうじ)の僧(そう)。




 バス増便運行表



 
                 
        

上毛かるたの世界 群馬県立歴史博物館 10月28日の群馬県民の日は無料

2018/ 10/ 26
                 

 10月25日お昼のNHKテレビを何気なく見ていたら、「群馬HANI(はに)-1(わん)グランプリ」が紹介されていました。

 13,000基を超える古墳が造られたとされる群馬県で発掘された埴輪(はにわ)100体の人気投票「群馬HANI(はに)-1(わん)グランプリ」は、北は北海道、南は沖縄まで全国からおよそ6万票(59,261票)が寄せられ、藤岡市の下毛田(しもた)遺跡から出土した「笑う埴輪」が最多の7,969票を獲得してグランプリを受賞という放送内容でした。


笑う埴輪


2位、「ぐんまちゃん埴輪」(5,536票.前橋市)、3位、「盾持ち埴輪」(4,982票.高崎市)と続いた人気投票は、10月14日に発表されています。


 「上毛かるたの世界〈展〉」が、群馬県立歴史博物館で、12月9日(日)まで開催されています。
 この県立歴史博物館には、「はにわんグランプリ」のベスト20に入った埴輪のうちの3点(5位「三人童女」〈2,285票〉、9位「武装男子埴輪」〈2,114票〉、18位「ひざまづく男」〈659票〉)が、他の埴輪とともに陳列されています。
 10月28日の日曜日は、「群馬県民の日」です。観覧料はどなたでも無料となっていますので、「上毛かるたの世界〈展〉」を見に行きがてら、埴輪展示室も眺めてこようと思っています。

 県立歴史博物館と同じ高崎市にある、高崎市美術館では、「没後50年 山口薫先生から きみたちへ〈展〉」が、12月2日(日〉まで開催されています。
 この展示会も、群馬県民の日の入館は無料となっていますので、足を延ばしたいなと思っています。


※備忘メモ
・「笑う埴輪」展示会場
  藤岡歴史館 常設展示室
〒375-0055藤岡市白石1291-1
電話番号  0274-22-6999.  0274-23-5997
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
※入館料:無料 
※休館日 年末年始

・「上毛かるたの世界」
 群馬県立歴史博物館
  高崎市綿貫町992-1
  電話番号 027-346-5522
  開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで
  休館日 毎週月曜日
  観覧料一般500円、大高生250円、中学生以下無料.

・「没後50年 山口薫先生から きみたちへ」
高崎市八島町110-27
 電話番号 027-324-6125
  開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで).
金曜日は、10:00~20:00(入館は19:30まで).
  休館日 10月29日以降は月曜日
  観覧料 一般500円、大高生300円、中学生以下無料.