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洋酒マメ天国おつまみ読本16-6

2012/ 08/ 31
                 
洋酒マメ天国 おつまみ読本 16-6

第6章 オードーヴル
 ・・・
 ❀オードーヴル 
日本料理のつきだしに相当し"食事の始めにだされる軽い番外料理。普通は冷製(温製もあることになる)で食欲をそそるもの”と解釈されている。
 つまり、宴会などが始まる前の待時間にだされる食前酒に、胃袋に負担のかからないつまみものとしてだされるたぐいのものである。十九世紀の頃からロシアで食べられていたザクスキーが先祖だと伝えられる。

 ❀オードーヴルのいろいろ 
  (それぞれの作り方が書いてありますが省きました) 
 ・チーズとリンゴのケボブ、・サーモンとマリネ、・ソーセージロール、・チーズとトマトのサンド、・ロールボンレスハム、・キューカンバーボート、・ゼリージャンボン、・ハムステーキハワイヤン、・デビルドサーディン、・スタッフドフランクス、・かきのベーコン炒め、・チーズのいそ巻き、・アスパラガスのいそ巻き、・らっきょうの和風づけ、・かぶのレモンづけ、・キスとピクルスのロール巻き、・生しいたけのチーズ焼き、・キスのマリネ―ド、・ナスのカレー煮、・あわびのオリーブ油づけ、・卵とえびのフォルシー、・たまねぎしいたけうずらの卵フライ、・えびだんごのフライ、・鮭のレモンじめ、・チキンレバーソテー、・いかの空揚げイタリア風。
 

❀写真は、本文とのつながりはありません。(八重桜:2012年4月25日撮影)
八重桜20120425撮影
                 
        

洋酒マメ天国おつまみ読本16-5

2012/ 08/ 30
                 
洋酒マメ天国おつまみ読本16-5

第4章 世界三大珍味とエスカルゴ

 これは、あくまで洋酒の友としての世界の三大珍味である。と、冒頭でことわり書きがありました。
 ひとつは、パテド・フォア・グラ。ひとつは、トリュフ。ひとつは、キャヴィア。ひとつは、エスカルゴ。とうたっていますが、数えてみると4つです。
 第4章のタイトルが、世界三大珍味とエスカルゴとなっていますので、編集氏は、エスカルゴに敬意を表して載せたということでしょうか。 
 ところで、この4つ、食されたことはありますか。
 私は・・・私はと言いますと・・・

第5章 ナッツ

 いま、ナッツ類は健康食材として改めて見直されています。おつまみの友として、どんなナッツを食卓に置きますか。
 ・ピーナッツ、・アーモンド、・松の実、・くるみ、・ぎんなん、・かぼちゃの種、・ペカンナッツ、・ガラナー、・マカデミヤナッツ或はヘーゼルナッツ、・デーツ、・ブラジルナッツ、・オリーブナッツ、・オリーブの実、・カシューナッツ、・ケミリーナッツ、・バンプナッツ、・スパニッシュナッツ、・アプリコットカーネル、・ピスタチオナッツ、・ガルバンソー、・竜眼、・フェイバーナッツ、・西瓜の種、・黒なつめ、・干しあんず、・ピーチ、・カヤの実、・椎の実、・レーズン、・梅干、・ライチ―、・はすの実等…


❀記事との関連性はありません・・・2012年4月19日撮影「ミツバアケビ」
ミツバアケビ20120419

❀追記:昨日は父の命日ということもあり、ブログはお休みさせて頂きました。父はもっぱら日本酒でしたが、お酒のおつまみのナッツ類としては、カラマメ=落花生(いまは殻つきピーナッツと呼ばれています)が好物でした。年末年始の子供のおやつとしても一緒に食卓に上っていました。
                 
        

安曇野散策

2012/ 08/ 28
                 
安曇野散策

☆百瀬晴海木版画展の会場ギャルリー留歩(ルポ) の地図が、安曇野市観光協会公式HPに載っています。そのページの左上段、観光スポット →美術館・ギャラリーをポチ、14番目にギャルリー留歩が載っています。[木版画展の開催期間は、2012年9月5日~9月30日]

☆信州の秋の楽しみ方はいろいろありますが、やはり季節感をいっぱいというとまずは、リンゴ狩りでしょうか。
9月ですと秋蕎麦にはまだ早いですね。
☆安曇野にイタリヤンレストランが幾つかあります。アートヒルズ・ミュージアム2Fのクインディチもその一つですが、さりげなく季節を漂わすお店に、タヴェルナラピュタ安曇野イタリアン食堂があります。(火曜定休)

☆日帰りでも、泊りでも、安曇野散策はそれなりに楽しめます。

 週刊新潮の表紙絵でお馴染みの成瀬政博さんの、ミュージアム カフェ バナナムーン。水曜日が休館です。表紙絵の原画が常設されていますが、個展、特別展などの催しが季節季節に応じ展示されています。

 まだ 碌山美術館に行っていないということでしたら、一度是非訪れてみてください。JR東日本大糸線穂高駅のすぐ近くのアンティークな建物の美術館です。

 山麓線沿いに多くのギャラリーや美術館が点在していますが、その一つ 安曇野アートヒルズミュージアムは、敷地も広く建屋内も広く、お土産に持ち帰ることが出来る展示品(ガラス工芸製品など)も品定めできる多くの種類があります。天上も高く建物全体が広々と感じます。トイレがいつも清潔に保たれているのがいいですね。2階のクインディチの料理は、上品な味で上品な量で上品なプライスです。・キュウカンビ(休館日)はありません。

 ついつい足を運んでみたくなるのが、コドモの絵本美術館(2館あります)、オトナの絵本美術館(1館)。

 安曇野の特徴の一つとしてあげられるのが、冬場閉じているところがそれなりにあることでしょうか。ギャラリーや美術館、おそば屋さん然りです。
 休館日にも気をつけながら、安曇野の秋をお楽しみください。

安曇野・水車のある風景

 まだ覚えていますよね!?・・・NHKの朝ドラ「おひさま」。思い出してみると、常念岳が折に触れ背景に取り入れられていました。
常念岳

 そして、道祖神。遠くに北アルプスが連なっています。
道祖神
 奥穂高、槍ヶ岳
奥穂高・槍ヶ岳
                 
        

動物たちの休日

2012/ 08/ 27
                 
百瀬晴海 木版画展
 ~動物たちの休日~

 25日(土)、墨酔会の打上会がありました。
 その折に、頂戴したのが、百瀬晴海 木版画展 ~動物たちの休日~ の案内状とパンフです。
 東京時代の書道研究会仲間の娘さんが信州安曇野で個展を開きます。
 「個展開催期間中、近くにお越しの折に、どうぞご高覧をお願い致します。」との、母親兼営業担当部長のお話を承りましたので、メッセンジャーボーイとしてもここにお披露目させて頂くことにしました。
 ❀会場   ギャルリー留歩(ルポ)
 ❀場所   〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7403-8 
 ❀tel   0263-83-6785 (米澤)
 ❀開催期間 2012年9月5日(水)~9月30日(日)  11:00-17:00
 ❀交通   長野自動車道 豊科IC下車 広域農道・古厩信号経由その先右手

作品について 
 ご本人の文から一部を引用してご紹介します。
 ❀・・・これまでおもに花や鳥を描いていましたが、2012年はさらに絢爛さを備えた新作を作ろうと思い、動物園の人気者をモチーフに四季を表現した木版画を制作しました。
 木版画でありながら水彩画のようなグラデーションを表現するというのが私の作品の特徴としてあります。それをより深めようということで、その新作のタイトルには階調という言葉を敢えて使いました。
 制作にあたって、江戸時代の動物画を見たり、動物が登場する絵本を読んだりして参考にしました。
 ・・・
 私たち人間は動物園へピクニックに行きますが、もし逆に、動物園の動物たちがピクニックに出かけたらどうでしょうか。
 そんな愉快な想像を膨らませながら作品をご高覧頂けましたら幸いです。

百瀬晴海 木版画展
案内状

作品集パンフ①
作品集②
                 
        

洋酒マメ天国おつまみ読本16-4

2012/ 08/ 27
                 
洋酒マメ天国 おつまみ読本 16-4

第3章 ハム・ソーセージ より
 ハム、ソーセージといっても いろいろの食べ方がある。しかし、料理法は概して簡単である。ここに、物ぐさな方におすすめできるものがひとつある。アイスバインというのがそれ。骨つきの豚の脚の塩漬に、ザウワークラウトというキャベツの酢漬けをつけ合わせたものである。銀座あたりの専門店で売っている。これを買っておいて一杯やれば、あれこれ料理しなくても楽しめるというもの。
 今では一般的な食材になっています。ちょっとしたスーパーでしたら手に入ります。瓶詰が多いですね。

ハム、ソーセージを使ったつまみ   p45、P46.

ハムとアスパラガスの巻きもの・ ・・・ハムを半分に切ったものでアスパラガス、ピクルスの細切りを巻き、ようじで止める。
ソーセージのコルネ― ・・・にんじん、じゃがいもをサイの目に切り、塩ゆでし、きゅうりのサイの目切りとまぜ、少量の甘酢をふり、マヨネーズで和えたものをソーセージのラッパ状に巻いた中につめる。
ウインナーソーセージのベーコン巻き ・・・ウインナーソーセージの横腹にねりがらしをぬり、ザウワークラウトを少量そえ、ベーコンで巻いてつまようじで止める。さっとフライパンで焼き、熱いうちに食べる。
レバーソーセージの包み揚げ ・・・ワンタン、ギョウザなどの皮にレバーソーセージの小切り、ねぎ、ピクルスの小切りをふりかけて包み、天ぷら油でカラッと揚げる。
ソーセージと野菜の炒めもの・・・にんにく、しょうがのみじん切りをサラダ油で少量で炒め、ソーセージとたまねぎ、にんじんの細切りを加えてさっと炒める。
きゅうりのソーセージづめ ・・・きゅうりは塩をふりかけて板ずりし、種のところをクリヌ抜き器でクリ抜き、甘酢につけスティックソーセージを詰めて小切りにする。マヨネーズ、アンチョビーソースで食べる。


☆上記文章と、次の写真の関連性はありません。あるときの食事の折のソフトドリンクの写真です。・・・写真を撮るときにいつもご了承を頂いています。今のところ、食べ物のジャンルでは「撮影禁止」のお言葉を頂戴しておりません。
 外食時のドリンク
                 
        

ムッちゃん 13

2012/ 08/ 24
                 


☆或る日、ある時の遠出
 甲斐犬とシェパードのミックス犬、ムッちゃん。
 日帰りのピクニックも勿論大好きでしたが、あちこち泊りがけで行く旅行はもっと大好きだったようです。
 それはどういうことかと申しますと、松本では、宏有さんのお姉さんに会えるし、玉原高原ではモルゲンローテのご夫妻やコーヒーカップのオーナーご夫妻に会えるし、そして峰の原高原では、青い鳥のオーナーご夫妻に会えるしということで、それはそれは素晴らしい日々の連続となるからです。

❀松本アルプス公園 (1991.05.04) ・この2日前には玉原高原でお泊りしていました。
松本アルプス公園①19910504
松本アルプス公園②19910504
松本アルプス公園③19910504

❀玉原高原[玉原湿原] (1991.05.02)
玉原高原①19910502
玉原高原②19910502
玉原高原③19910502

❀峰の原高原 (それぞれ違った年の違った季節での或るときです)
峰の原高原①ある年の5月
峰の原高原②フキノトウの芽吹くころ
峰の原高原③林道にてお昼寝の時間
☆林道に沿った木陰のスペースで車を停め、お昼寝をしました。この後、林道の曲がり角で、ニホンカモシカとばったり鉢合わせしたのですが、カメラを持っていなかったので、この瞬間の記録を残すことが出来ませんでした。カモシカは脱兎(?)のごとく崖の斜面を沢の方を目がけて逃げていきました。

                 
        

日本犬大観

2012/ 08/ 23
                 


☆犬と暮らす・・・この団地に住んで早や26年を迎えようとしています。今、近隣公園はネットも張られよく整備された運動場になっています。
 当時この近隣公園はドッグランの趣きを呈していました。人気の洋犬、あの時と今、あっという間に変化しています。シベリアンハスキー、ゴールデンレトリーバー、シェルティ、ビーグル、シーズー、ヨークシャーテリア、ダックスフント、キャバリア、チワワ、トイプードル・・・というように。
 まだまだ数え上げたらきりがありません。当時、目についた品種としては例えば、アラスカンマラミュート、セントバーナード、ピレニアン、ポインター、シェパード、ボクサー、パグ、ミニチュアシュナウザー、スピッツ、バセットハウンド、チャウチャウなどの皆さんとお会いできました。
☆日本犬は当時も今も、人気のハヤリスタリはないように見受けられます。やはり柴犬(タロウチャン)、マメシバ(ハッチャン)が多いですね。
 紀州犬(リュウクン)、秋田犬(ジュウベエ)、甲斐犬(ユキチャン=黒百合号、ユウ&ユウミ)。思い出深いです。

日本犬大観
  編 集 後 記
 本書の発刊を予告してから、八ヶ月の月日が流れた。発表と同時に、予約注文をされた方には、随分お待たせする結果となって相済まない次第であるが、漸く本書を完成して日本犬界に贈ることは欣快至極である。
 「愛犬の友」創刊以来、シェパード犬やその他の外産犬については、各国に於て研究された専門書があるのに、世界犬界にも誇りうると自負する日本犬については、未だ専門的な研究書のないことは、遺憾なことである。かくては、近時日本犬の愛育が隆盛を極めつつあるとはいえ、日本犬のよき進歩発展は期し得ないではないか。何とか日本犬発展の大道を明かにする文献を持つことが、刻下の急務であると観じ、日本犬研究家の絶大な指導と御支援によって企劃されたのが本書である。・・・
 昭和廿八年九月十日発行 日本犬大観 愛犬の友臨時増刊 発行所愛犬の友社
☆写真は、復刻版・日本犬大観 昭和六二年四月二十四日発行 発行所成文堂新光社 
日本犬大観 復刻版




 
                 
        

オオカミ

2012/ 08/ 22
                 
オオカミ

☆記憶に間違いはありませんでした。旭山動物園のシンリンオオカミ2頭が生まれた日は、4月24日でした。
 私たちが訪れたのが6月18日でしたので、まだ公開されていませんでした。(展示再開は6月29日)
 名前はノンノ(アイヌ語で花)、カント(アイヌ語で空・天)。姉妹です。
※オフイシャルサイトによる「旭山の動物たち シンリンオオカミ」
 毛の色は、灰褐色から白っぽいものまでいます。現在当園で飼育しているシンリンオオカミも灰褐色と白っぽい毛の個体がいます。
 オオカミは、群れ(バック)を作り、群れは雌雄別のペアとその子どもたちで構成されます。繁殖して生まれた赤ちゃんは、群れの子どもたちも協力して赤ちゃんを育てていきます。・・・
 [サイズ] ・体長:100~150cm  ・尾長:30~50cm  ・体重:25~45kg  
 [寿命]  約15年


BROTHER WOLF
※(『ニューヨーク・タイムズ』書評) 最高の賛辞をたくさん贈られた本を改めて書評するのは大変むずかしい。
この本を見ずして人生が完結したと思うなかれ、といいたいのだが、納得してもらえるだろうか。写真と文章の両方が驚くほどすばらしい。高潔、純粋である。自然を愛する人、写真が好きな人、犬が好きな人、狼を愛し畏敬する人、それらすべての人たちに本当に喜ばれる贈り物となるだろう。
BROTHER WOLF
[ブラザー・ウルフ 1995年3月28日 第1刷発行 著者―ジム・ブランデンバーグ 監訳者―今泉忠明 訳者―大地実 発行者―野間佐和子 発行所―株式会社講談社 編集―株式会社講談社サイエンティフィク

※著者紹介――Jim Brandenburg 
 ナショナル・ジオグラフィック誌の編集長ウィリアム・グレイブスは、「ブランデンバーグはわれわれの時代の真に偉大な才能の持ち主の一人だ」と認めている。少年時代からの狼との出会いにあこがれ、アメリカやカナダに根気よく彼らの姿を追った。
 そして1988年、ホッキョクオオカミの家族の生態をとらえた写真集『ホワイト・ウルフ(白い狼)』は20万部をこえるベストセラーとなった。
 生態写真家としての経歴の中で数多くの著名な賞を受け、1991年、国際連合(UN)は彼に「ワールド・アチーブメント・アウォード(世界的功績賞)」を与えた。人々の環境に対する関心を自然写真によって高めた、というのがその受賞理由である。
 本著『ブラザー・ウルフ』は、ミネソタ州北部の原生林の中で、初めてシンリンオオカミの子どもに出会ったところから話が始まる。狼と人間の関係について、新しい視点を導入している。
                 
        

中原中也

2012/ 08/ 20
                 
中原中也

山羊の歌 中原中也
 詩集山羊の歌奥付。著者中原中也 裝幀者高村光太郎。 ・・・ 發兌文圃堂。 ・・・ 發行昭和九年十二月十日。 ・・・ 限定二百部内百五十部頒布
 復刻版 麥書房 限定360部内 13番本 
 昭和四十五年九月十日刊行


山羊の歌 中原中也

  ps.松たか子が太宰の妻役の映画、「ヴィヨンの妻」の一コマに、この「山羊の歌」の詩集が印象的に映し出されていました。 


☆昭和47年(1962)5月7日の朝日新聞朝刊の切り抜きが、この復刻版 山羊の歌 別冊の中にはさみこんであった。
中原文学の生家焼ける
 山口市湯田温泉にある昭和初期の代表的な詩人、中原中也の生家が六日朝、火事で焼けた。
 保存してあった中也の原稿約二千枚は実弟が持出して無事だったが、川端康成、小林秀雄、大岡昇平などの手紙二百通と、中原文学の研究資料など一万点が焼けた。 
 最近でも中原ファンが多く、日に五十人ほどの見学者があり、たまたま四月二十九日が中也の誕生日で、ふだんは土蔵にしまっておく資料を、焼けた母屋に陳列していたために灰になってしまった。


☆当時、古本屋街を歩いて初版を探して手に入らなかったもののうち、復刻版として手元に置いたのが、『四季 中原中也 追悼號<第32号> 近代文芸復刻叢刊』と、『文學界 中原中也 追悼號<昭和12・12> 近代文芸復刻叢刊※※』。
 ・昭和十二年十二月二十日發行 ・復刻版昭和四十三年四月二十五日発行
※※ ・昭和十二年十二月一日發行 ・復刻版昭和四十五年十二月五日発行
四季 中原中也 追悼號<第32號>文學界 中原中也 追悼號<昭和12・12>

☆幾年か前にも、当時NHK教育テレビで、中原中也シリーズ番組で小林秀雄や大岡昇平が出てきたり、太宰治の映画に中也や檀一雄が出てきたりと、あの時代の作家たちの交友関係をちょっとみるだけでも興味尽きないものがある。
ちなみにそれぞれのテレビや映画の中に出てくる人物の年譜をみると、
・中原中也 1907(明治40)年 4月29日~1937(昭和12)年10月22日
・小林秀雄 1902(明治35)年 4月11日~1983(昭和58)年 3月 1日
・富永太郎 1901(明治34)年 5月 4日~1925(大正14)年11月12日
・大岡昇平 1909(明治42)年 3月 6日~1988(昭和63)年12月25日
・川端康成 1899(明治32)年 6月14日~1972(昭和47)年 4月16日
・太宰 治 1909(明治42)年 6月19日~1948(昭和23)年 6月13日
・檀 一雄 1912(明治45)年 2月 3日~1976(昭和51)年 1月 2日
となっている。

☆もっとそれ以前の時代となると、やはり当時は、文芸読本や、國文學、それに現代詩読本などが作家の人となりを知る近道となっていたように思う。
・『文芸読本 中原中也 初版発行 昭和五十一年十一月十五日 発行所株式会社河出書房新社』
・『國文學  中原中也―詩の内部 昭和52年10月号 昭和五十二年十月二十日発行 発行所株式会社學燈社』
・『現代詩読本―1 中原中也 発行日・'1978年7月1日 発行所株式会社思潮社
文芸読本 中原中也
國文學 中原中也―詩の内部
現代詩読本―1 中原中也
                 
        

あなたのために いのちを支えるスープ

2012/ 08/ 17
                 
あなたのために  いのちを支えるスープ

日本の食文化は多様です。北海道から沖縄まである細長い国ということが理由の一つといえます。旬ですら土地柄によってことなるほどです。さらに、日本人は農耕民族と同時に海洋民族であることを忘れてはなりません。

そういった日本の風土を理解する重要性は、二十一世紀への展望があるからこそです。

展望・・・それは、各民族が自己の食文化を分析し、お互いに情報を交換すること。それをもとに、温暖化など地球環境の変化に対応するため、新たな食文化の組み立て作業にかかること。例えば、過去に食べてきた身近な自然を、異文化で洗い直し、現代の新しい視点で食べること。これが今後の課題でもあります。

主体はいのち。いのちを守るため、いのちをていねいに生きるため、人間の限界を知り、自然の法則を知り、風土とともに生きてほしいと願っています。
 辰巳芳子                    
   (辰巳芳子オフイシャルサイトより)


スープに託す
 「つゆもの、スープ」と人のかかわりの神髄は、と問われましたら、あらゆる理論を超えて、「一口吸って、ほっとする」ところ。いみじくも「おつゆ」と呼ばれている深意と答えたいと思います。
 作るべきようにして作られたつゆものは、一口飲んで、肩がほぐれるようにほっとするものです。
 滋養欠乏の限界状態で摂れば、一瞬にして総身にしみわたるかに感じられるそうです。この呼応作用は、いつの日にか解明されますでしょう。
 「おつゆ――露」いつ、どなたがこの言葉を使いはじめたか知るよしもありませんが、露が降り、ものみな行き返るさまと重ねてあります。
 私たちの先祖方の自然観と表現力をたたえ、この美しい言葉を心深く使ってゆきたいと思うのです。

あなたのために 辰巳芳子

四季のスープ 辰巳芳子


                 
        

洋酒マメ天国おつまみ読本16-3

2012/ 08/ 17
                 
洋酒マメ天国 おつまみ読本 16-3

☆チーズの種類は非常に多く、フランスだけでも四百種を超える。そうです。
☆・・・それだけチーズは特殊な匂いをもっている。匂いばかりでなく、蛋白質、脂肪、それにビタミンも豊富に含む、いわば完全食品でもある。また蛋白質が、熟成によって可溶性になっているので、適度に胃壁をおおってくれるから酒を飲む際などには、悪酔い、二日酔いを防いでくれる・・・と、「第2章チーズ」の25ページに述べています。

第2章 チーズ
 チーズは、ビール、ウイスキー、カクテルなど一般洋酒のつまみには大体合うから、冷蔵庫で冷やしたものを厚めに切って、歯ごたえが楽しめるようにやろう。紙きれのようにうすく切ったチーズはミミッチくていけない。ブルーチーズやカマンベールなどは既に日本でもよく知られているチーズで、とくにブルーチーズは、青カビで熟成させたものだけに強い刺激があり、カナッペに用いるものとしては最高。やや塩味が強く、特有の匂いが食手を引きつける。 
 (※本文中の漢字などの文字は、「原文のママ」転記しました) 
以下、世界各国の有名なチーズをあげてみよう。
 (※それぞれのチーズに説明書きがついていますが省略します)

イギリス  ・チェスター、・ダービーチーズ、・スチルトン。
フランス  ・ブルー、・カマンベール、・ロックホール、
イタリア  ・アッシャゴ、・プロボロン、・パルメザン・グラナ。
スイス   ・エメンタール、・グリエール、・サップサゴ。
ドイツ   ・チルジッター、・ロマデュール、・ミュンスター。
オランダ  ・ゴーダ、・エダム。
デンマーク ・特別につくりだされるチーズはなく、他の国の…
北欧とベルギー  ・ミゾ―スト、・クミンオスト、・リンブルガー。
アメリカ  ・カッテージチーズ、・クリームチーズ、・リンドレス・ローフ。

☆以下の写真は、本文とのかかわりはありません。山形のお土産です。
山形の珍味
                 
        

洋酒マメ天国おつまみ読本16-2

2012/ 08/ 16
                 
洋酒マメ天国 おつまみ読本 16-2

☆おつまみは、自分でそこそこ手を加えて食卓に出すということであれば、野菜類はその最たるものなのでしよう。
☆枝豆・・・美味しいおつまみとなるには、ちょっとした「ひと手間を加える」ことを学びました。

第1章野菜より
枝豆
 夏場のビールのつまみには欠かせないものである。茹で加減とほどよい塩加減が勝負。
 充分に育った、青々としたサヤにウブ毛がピーンと立っているものを選ぶのがコツ。
 皮つきのまますり鉢に入れ少量の水を加え、やや多めに塩をふりかけてまわしながらウブ毛がすり切れるまで塩もみする。水洗いしてから沸騰している湯に少量の塩を加えて九分どおり茹でる。茹ですぎは禁物。歯ざわり、色合いが失われる。
 茹であがったものは、絶対に水にとらず、熱いうちに塩を平均に振りかけてウチワなどで急激に冷やす。塩が浸み込んだところでサヤの両端を切って盛りつければよい。
果物類
 ついでに果物といこう。オードヴルとして、殆どの果物が登場する。
 メロン、りんご、桃、みかん、ぶどう、プラム、洋梨、柿、パイナップル、さくらんぼ、いちご等々……。
 これらをレモン汁、白ぶどう酒、あるいはまた、ブランデーなどをふりかけて味を含ませればよい。要は、食べ易い大きさに切っておくことである。酒飲みというものは、殆どがものぐさなものである。
 メロン、りんごのような丸ものは、実をくり抜いて椀状にし、くり抜いた実を角切りにして、もとに戻し、たっぷりとブランデーをみたす。ブランデーの味と香りがしみ込み、女性相手のパーティなどには喜ばれること受けあいである。

洋酒マメ天国第16巻     発行所サントリー株式会社
著者  辻 勲        昭和43年4月30日発行

☆本文と以下の写真はつながりがありません。2つの写真は、それぞれ旅先のお店でのイントロダクションです。
サラダ

おつまみ いかの塩辛


                 
        

洋酒マメ天国おつまみ読本16

2012/ 08/ 16
                 
洋酒マメ天国 おつまみ読本 16-1

☆ナンバー16は、辻勲さんが執筆しています。私も知っているくらいですから、皆さん良くご存知の方。どんな話が飛び出してくるのか楽しみです。
☆第1章 野菜  
☆第2章 チーズ  
☆第3章 ハム・ソーセージ  
☆第4章 世界の三大珍味とエスカルゴ  
☆第5章 ナッツ  
☆第6章 オードーヴル
☆第7章 カナッペ
と続きます。

☆第1章野菜から
 おつまみとは何ぞや? 曰く、酒の友なり。古来、日本では酒菜(さかな)という。つまり、濁り酒、天の岩戸で神々が飲んでいた濁り酒のおつまみは、菜っ葉であった。酒のための菜っ葉、すなわち酒菜。これが、ナマグサ物が主流になり肴となる。酒のサカナという表現はくどいよ。
 さて、洋酒のおつまみとは何ぞや? 曰く、洋酒の友である。手でつまむからおつまみ、そしてあるものは、小さなホークでさして食うからおつきさしかもしれない。
・・・
 しかし、富士には月見草がよく似合う、と太宰治がいったように、明治百年この方だんだんと親しまれてきた、外来種から話をすすめていこう。

洋酒マメ天国第16巻     発行所サントリー株式会社
著者  辻 勲        昭和43年4月30日発行

洋酒マメ天国おつまみ読本16
カット:柳原良平
                 
        

鮎の塩焼き

2012/ 08/ 14
                 
鮎の塩焼き

☆今年は、父の七回忌、MUCCHANの十三回忌の年にあたります。
☆父から受けついだものの一つに調理があります。[豚の角煮]と「鮎の塩焼き]がその筆頭に数えられます。
☆お正月に豚の角煮をつくりましたが、この時はカメラをまだ手元に置いていなかったので、証拠写真はありません。
☆このお盆に、田舎の家の庭で鮎の塩焼きを作りました。
☆焼き物には、その食材により焼き方の特徴がありますが、鮎は、強火の遠火、背・腹・左右の順序に丁寧に焼くという基本があります(まず最初は、腹から焼くというのが基本という人の方が多いかと思います…)。
☆父は、新聞紙をグルリに覆って、熱を逃さないようにすると同時に燻しながら焼くという方法を取り入れていました。囲まれた紙に当たった熱は輻射して鮎に当たりますので、香ばしさが一入となります。
☆郡上鮎は、素焼きして食べるときに醤油をつけて頂きますが、千曲川や犀川、利根川のハナマガリ鮎は、塩焼きです。父の時代は当たり前のように天然物でしたが、今回は量も多いということもあって()、養殖物にさせて頂きました。
☆お届けした時に、たで酢を添えるのを忘れました。スミマセン。

☆百日紅が咲いていました。
田舎の庭の百日紅

☆鮎が調理されるまで、?時間かがかかります。
鮎の塩焼きが出来るまで①
鮎の塩焼きが出来るまで②
鮎の塩焼きが出来るまで③
鮎の塩焼きが出来るまで④
鮎の塩焼きが出来るまで⑤
鮎の塩焼きが出来るまで⑥
鮎の塩焼きが出来るまで⑦

☆たで酢
たで酢

                 
        

行田がんこそば

2012/ 08/ 12
                 
行田がんこそば

☆杉浦日向子とソ連編著 『もっとソバ屋で憩う』新潮文庫版。この本は1999年11月刊の『ソバ屋で憩う』を大幅に増補改訂した完全リニューアル版です。と巻末に添え書きされていました。
☆「ソ連とは」杉浦日向子さんが次のようにP40で記しています。
 二百年前、世界一の百万都市だった江戸の街には、「連」と呼ばれる市民サークルが、泰平の華と咲き乱れた。
 「連」は、利害関係のない同好の士によって構成されたリベラルな集まりで、職業身分年齢性別のすべてをこえて成り立つ。
 それは、釣り、囲碁将棋、歌舞音曲、素人芝居、盆栽、俳諧、陶芸、書画など、多種多様な道楽を、個人で行うより数段立体的に楽しむための装置として機能した。
 1991年、ソバ屋でのリラクゼーションが、自分にとっての道楽だと気付いた時点にソバ好き連ことソ連が芽吹いた。……

☆ソバ好きの集まり。ソバ道楽。私にとってはその一つひとつが全くの蚊帳の外ですが、この本を読んで、ソバを食いたいという気持ちを抑えきれなくなり、昨日は[二八]、今日は[粗挽き]を、行田がんこそばに行って食べて来ました。つゆのお味、ソバの食感。また来ようという気持ちを擽ります。
☆6月に来たときは、季節限定の[寒晒]を頂きましたが、これは秀逸でした。8月のお品書きには外されていましたので、またの機会までに楽しみはとっておくことに致します。

☆行田がんこそば 
埼玉県行田市小針2606.tel 048-559-2951. 営業11:30~14:00。(月曜定休)
行田がんこそば 粗挽きそば

行田がんこそば お品書き

行田がんこそば お店正面


                 
        

ムッちゃん 12

2012/ 08/ 11
                 
じゅんこさん いかがおすごしですか  -9-

ラッキーは、Sさんの家の庭に、"幼い頃"入り込んで来て、そのまま家族になったというラッキーな犬です。

ムッちゃんの友達はたくさんいますが、ラッキーは、私たちに甘えるということをしなかったせいもあるかもしれませんが、お互いが刎頚の友のようにしっかりした絆で結ばれていたようです。

どういうことかと申しますと、私も宏有さんもムッちゃんの友達は、私たちの友達。という感覚で、彼らや彼女らに優しく親切にしたのですが、その私たちの一挙一動が、ムッちゃんにとっては、気にかかる一つ一つだったようです。

というのは、ムッちゃんがわが家に来て一緒に生活し始めたのが、彼が一歳半になってからのことですので、自分が新たな場所に身を置くということにおいて、不安と期待とが入り混じった状態がずっと続いていたようです。

私たちが彼の友達に優しくするということは、(後になってからよくよく考えてみると)彼にとっては自分がそこなわれるのではないかという不安が心の中によぎったのではないかと思われるのです。

そういうことから考えると、ラッキーは私たちにいわゆる阿るということをしなかったので、ムッちゃんとしては、最初から胸襟を開いて付き合うことが出来る友達と見たのかもしれません。


在りし日のラッキー
在りし日のラッキー
                 
        

ソバ屋で憩う 

2012/ 08/ 08
                 
ソバ屋で憩う

☆face book の友達とのやりとりで、山形のそば屋の名前を思い出しました。
七兵衛そばです。新潮文庫版の杉浦日向子とソ連編著の「ソバ屋で憩う」に、このそば屋の名前が載っていることを思い出しました。
※七兵衛そば:大石田町次年子266.天童に支店が出来ましたが、こちらはお代わりナシですのでご留意ください。
☆お代わり自由ということもあり、山形詣で(さくらんぼ狩り)の折に二度行きました。田舎そばで素朴な味わいです。自前の漬物がいつも三種出てきますが、これはいけますね。ですが、こちらはお代わりできないそうです。
☆杉浦日向子、ご尊名はかなり昔から知ってはいたのですが、お人柄を知るきっかけになったのは、NHKテレビ総合の「コメディ お江戸でござる」でした。軽妙洒脱。お若いのに当意即妙。感服したのを思い出しています。

☆「徹子の部屋」に、日向子さんは二度出ています。2回目が2003年1月29日、初回はその10年ほど前でした。その2回目の対談の中で、「去年、船に102日間乗って、南半球一周してきました。マゼラン海峡と喜望峰を回って。」と話しています。彼女は世界一周旅行を船旅ですることを楽しみにしていましたが、この対談の翌々年2005年7月22日になくなり、あと半分の北半球の旅は実現しませんでした。46歳の若さでした。
☆日向子さんは、年間100食はそばを食べているとのこと。日本橋室町のおそば屋さんで、シンチョウさんにお会いして、その食べ上手に見惚れたこと。その後シンチョウさんと何回もそば屋でご一緒し、あらためて惚れ直したことなど、興味深い話を、徹子さんが上手に引き出していました。
※注記:日本橋室町のおそば屋さんは、「室町砂場」をさしていると思われます。4-1-13.11時~19:30.定休は日祝、第3土曜。

そば屋で憩う



                 
        

洋酒マメ天国 酒の立見席 15

2012/ 08/ 08
                 
洋酒マメ天国 酒の立見席-3 15

晩酌というものをしたことがありません。家でやるものですね。
どんなお酒の味がするのですか。おつまみはどんなものを目の前にあつらえるのですか。

第3章 人情を酌む (新派の酒)より
晩 酌
 「風流深川唄」は川口松太郎の作で、深川の料理屋の娘おせつと板前の恋ものがたりである。
 その後に「包丁」「包丁姉妹」などという芝居も出たが、舞台に広い調理場をかざった芝居は、これが最初のような気がする。
 板前という職人は、料理一切を宰領する、包丁という文字の語源的な意味を体した厨房の支配者で、その腕が店ののれんの盛衰に直接かかわっているのだから、重い責任がある。
 店がしまって、火を落としたあとで一日の仕事のおわった長蔵が、肩の荷をおろして、せいせいした感じで、自分のために皿に盛った料理で、一本つけて飲む場面には、板前というものの生活が、しみじみと出ていて、ぼくは好きだ。
 これがほんとうの晩酌というものだと、「風流深川唄」を見るたびに考えるのである。
 ❀p73写真.「風流深川唄」 長蔵=森雅之、おせつ=山田五十鈴.写真吉田千秋 

洋酒マメ天国第15巻     発行所サントリー株式会社
著者 戸板 康二       昭和43年1月30日発行

洋酒マメ天国酒の立見席15
❀カバー:柳原良平
                 
        

洋酒マメ天国 酒の立見席-2 15

2012/ 08/ 07
                 
洋酒マメ天国 酒の立見席-2 15

☆戸板康二さんの筆の運び、生き生きしています。今までは巻ごとに1回取り上げていたのですが、№15は、幾つかピックアップしてお披露目したいと思います。

今まで何気なく[乾杯]していたのですが、あらためて噛み砕いて文章を見ると、なるほど。と、思い直します。

第4章 楽しき乾杯 (新劇の酒)
乾杯
 同じ酒を同時に飲むマナーが親愛の情をあらわうものであるゆえに、乾杯ということが、おこなわれる。多人数の宴席でも、最初の一杯は、全部につぎおわるのを待ち、盃をかかげて、みんなで同時に飲むわけである。
 中国に旅行すると、カンペイカンペイで、たちまち酔ってしまう。向こうでは、ぐっと杯を飲み干して相手に底を見せるという習慣があるのを知った。
 チェリオ、プロジットネコールなど、乾杯の挨拶もいろいろ国によって違うが、日本では明治の中期に、鹿鳴館が出来たころから、この乾杯のしきたりが輸入されたと考えていい。夜会のダンスとともに、シャンパンの杯を持つ手つきをも、貴顕紳士は練習したのであろう。
 三島由紀夫作「鹿鳴館」の大詰では、天長節(11月3日)を祝う影山男爵の夜会に、明治の乾杯の姿を演じてみせる。
❀P116、P117写真:「鹿鳴館」朝子=村松英子、影山=中村伸郎 

洋酒マメ天国第15巻    発行所サントリー株式会社
著者 戸板 康二      昭和43年1月30日発行

洋酒マメ天国酒の立見席15
❀カバー:柳原良平
                 
        

洋酒マメ天国 酒の立見席 15

2012/ 08/ 07
                 
今でもデパートの屋上でビヤガーデンをやっているところは、全国でみると夏に限ってではありますが、あちらこちらでまだやっているようですが。
今年の夏で終了。唯一東京のデパート屋上で夏の夜だけやっていたビヤガーデン。とうとう幕引きとなりました。
 若い私たちが懐事情を気にせずに「乾杯」出来たデパートの屋上は、学生やサラリーマンの典型的な飲み会スポットの一つでもありました。
飲めないお酒もなんのその、仲間と一緒にあちこち出かけたあの当時。新宿のゴールデン街はさ迷い歩きませんでしたが、ションベン横丁には顔出ししたことがあったかな。東京の夜。呑兵衛の皆に比べるとおつきあいの回数は少なかったですが、良き時代の思い出です。

洋酒マメ天国 酒の立見席 15
第4章 楽しき乾杯(新劇の酒)より
ジョッキ 
 マイアー・フェルスターの「アルト・ハイデルベルヒ」は、文芸協会が大正の初年に「思い出」として上演、松井須磨子が主人公を演じた。以後、築地小劇場では山本安英、築地座では田村秋子、近年日生劇場では梓みちよが、ドイツの古都の大学生のあこがれの対象であるケティを演じている。ケティはハイデルベルヒのリューダーの宿に働いている娘である。カルスブルクの公子が留学に来てケティを愛したが、身分のちがいが致命的な理由で、その恋はついにみのらない。
 ケティが運んで来るビールを大学生たちが飲み、大合唱に移るシーンは、いつも青春のたのしさをふりかえらせてくれる。
 舞台には陶器の蓋つきのジョッキが置かれる。ジョッキは、現実にビールの容器としても、小道具としても申し分のないムードを持っているようだ。
❀補足:ケティ役を梓みちよが演じた時の公子役は、北大路欣也。

洋酒マメ天国第12巻    発行所サントリー株式会社
著者 戸板 康二      昭和43年1月30日発行

洋酒マメ天国 酒の立見席 15
❀カバー:柳原良平
                 
        

洋酒マメ天国 男の服飾劇場 14

2012/ 08/ 04
                 
洋酒マメ天国 男の服飾劇場 14

石津謙介さん、お名前だけは存じ上げていましたが、このシリーズで初めて彼の著述をみることとなりました。
男のお洒落とはほど遠いという時を刻んできたのだなあとあらためて思っているところです。

第7章 演出メモ
―――本当の自己演出はここまで気を使う―――

長持ちさせる方法
 会社や外出先から帰ってくると着ているものを無造作に脱ぎ捨てるというようではとてもおしゃれなど望めない。
 いちいちブラシまであてるというのはともかく。せめてハンガーに吊して洋服ダンスに掛ける位の手間はかけてほしい。繊維は生きものといわれるようにたったこれだけの手間が洋服を休ませると共に、つねに繊維の特性を維持する上の大切なポイントにもなる。
 和服の習慣が残っているせいか日本人はすぐに洋服をたたんでしまうクセがあるが、場所さえ許せばシーズンオフの服も、ハンガーにかけておくのが望ましい。

洋酒マメ天国第14巻    発行所サントリー株式会社
著者石津謙介        昭和42年10月30日発行
洋酒マメ天国第14巻 男の服飾劇場
❀カット:保積和夫
❀表紙絵:柳原良平
                 
        

洋酒マメ天国 わが盃の酒飲み作法 13

2012/ 08/ 03
                 
洋酒マメ天国 わが盃の酒飲み作法 13

19ページの最後の2行に、わが師佐藤春夫が、学生時代をうたった歌に、とありますが、柴田錬三郎の文学の師が春夫とは思えません。お酒の上での師匠と解釈しましたが。
第2章 紳士の酒について
礼節の酒がサロンを生みサロンが芸術を生んだ
・・・しかし酒で忘れてならないもう一つの効用がある。それは酒がなければ、サロンというものが存在しないということだ。お茶とお菓子で社交を存在させる……こんな芸当を誰ができるか。・・・
・・・ それにつけても、最近日本では、さかんに音楽会というのがあって、ヨーロッパやアメリカの一流の指揮者や楽団がきて聞かせてくれる。演奏会場はいつも満員だが、その客席に座っているのは全部素面でしょう。これ、ほんとうはおかしいんだ。ある程度アルコールが入っていなきゃいけないんだ。ほろ酔になってそれから聞かなきゃいけないのが音楽だという気がする。とくにワグナーなんかを聞いていると、あの凄まじさは、聴衆がアルコールをいれることを前提にした音楽だな。ベートーベンの「運命」だってそうなんで、あれを素面で聞くのはおかしい。素面で、大真面目でしかめっつらして聞く伝統(?)を持つ日本の演奏会場を、地下の楽聖たちは苦笑しとるかもしれん。それはともかく芸術というものは……そういうムードの中の所産なのはたしかだ。
 だから春秋の筆法でいけば、まずはじめに酒があり、詩があり、文学ができたことになる。
 わが師佐藤春夫が、学生時代をうたった歌に、…と文章が続きますので、やはりお酒の師匠ということですね。

第4章 人間にかえれ
酔ってさらけだすものが本性なのだ
「上戸本性」という言葉があるが、泥酔して眠ってしまった時は論外だが、本性は最後までもっているものじゃないかという気がする。平生無口な人が酒を飲むと、急に怒りっぽくなってみたり、ケタケタ笑ったりいろんな癖が出るけれど、これはその人のもっている本性だと思えばいいんだ。自分が飲んだ時にさらけ出したものが本性なんだな。まわりの人もそう思えばいいし、「お前はひどく怒った」とか、「泣いていた」とか、「笑った」とかいわれたら、これがおれの本性だと思えばいい。

洋酒マメ天国第13巻     発行所サントリー株式会社
著者柴田錬三郎        昭和42年7月30日発行
洋酒マメ天国第13巻わが盃の酒飲み作法
❀カット:六浦光雄
❀マンガ:柳原良平
                 
        

洋酒マメ天国洋酒掌辞典(下)J~Z 12

2012/ 08/ 02
                 
洋酒マメ天国洋酒掌辞典(下)J~Z 12

サントリーの当時の花形、アンクル・トリスをご存知ですか。テレビコマーシャルで断トツの人気を博したキャラクターです。この第12巻は、昭和45年5月30日に発行されています。
洋酒掌辞典下、「U」に、その姿が紹介されています。

●アンクル・トリス
[人名 Uncle Torys]
国籍不明の男子。一説に日本人ともいうが証拠はない。浴衣がけでオデンを食べているかと思えば、馬に乗って西部の荒野を駆けている。容貌の特徴をいえば、短軀で髪はない。歩行の際、ややガニマタとなる。無口で性格は極めて温厚。トリス・ウイスキーを好むが、すぐ顔に出るタチである。→別項「トリス」参照。

洋酒マメ天国第12巻      発行所サントリー株式会社
著者洋酒マメ天国編集部     昭和45年5月30日発行
洋酒マメ天国第12巻洋酒掌辞典(下)J~Z
❀カバー・柳原良平
                 
        

安曇野スケッチ③

2012/ 08/ 01
                 
安曇野スケッチ③

昨日は安曇野も暑かったですけれど、久しぶりに「信州の夏の雲」を見ることが出来ました。安曇野スケッチ③信州の夏の雲

そば処 たか山  石臼挽き手打そば
今回三度目です。山麓線沿いにありますが、この通りには一体何件の蕎麦屋があるのでしょうか。
メニューは蕎麦。温には鴨ソバもありますが、天麩羅はありません。信州銘柄のお酒、そして一品ものが何種類かが置いてあります。安曇野市穂高有明8804-12 木曜定休 ℡ 0263-84-5440
・ざるそば840円。・写真は大盛りです。
安曇野スケッチ③そば処たか山-1安曇野スケッチ③そば処たか山-2大盛り

安曇野の水の流れ
わさび田の清流。わさびの葉っぱの上を遮光ネットが延々と川に沿って続いています。
知る人ぞ知る水車のある風景。川の水がとうとうと流れています。
豊かな水の流れ、心があらわれます。
安曇野スケッチ③ワサビ田
安曇野スケッチ③水車小屋のある風景

安曇野の草競馬
信州の高原の秋、ここ安曇野では毎年10月に草競馬が催されます。
今まで訪れたことがなかったので、今年は行ってみたいなと思っています。
                 
        

夏の夜を彩る花火大会 小諸

2012/ 08/ 01
                 
夏の夜を彩る花火大会 小諸

小諸に住んでいた時の、千曲川での花火大会。我が家の庭は川面を見おろす絶景のスポットです。全く見ず知らずの方々が、庭の端の草の生い茂ったなだらかな斜面に鈴なりになって見物していたのを思い出しました。
今でも小諸の花火大会は開かれているのでしょうか。