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ソバ屋で憩う 

2012/ 08/ 08
                 
ソバ屋で憩う

☆face book の友達とのやりとりで、山形のそば屋の名前を思い出しました。
七兵衛そばです。新潮文庫版の杉浦日向子とソ連編著の「ソバ屋で憩う」に、このそば屋の名前が載っていることを思い出しました。
※七兵衛そば:大石田町次年子266.天童に支店が出来ましたが、こちらはお代わりナシですのでご留意ください。
☆お代わり自由ということもあり、山形詣で(さくらんぼ狩り)の折に二度行きました。田舎そばで素朴な味わいです。自前の漬物がいつも三種出てきますが、これはいけますね。ですが、こちらはお代わりできないそうです。
☆杉浦日向子、ご尊名はかなり昔から知ってはいたのですが、お人柄を知るきっかけになったのは、NHKテレビ総合の「コメディ お江戸でござる」でした。軽妙洒脱。お若いのに当意即妙。感服したのを思い出しています。

☆「徹子の部屋」に、日向子さんは二度出ています。2回目が2003年1月29日、初回はその10年ほど前でした。その2回目の対談の中で、「去年、船に102日間乗って、南半球一周してきました。マゼラン海峡と喜望峰を回って。」と話しています。彼女は世界一周旅行を船旅ですることを楽しみにしていましたが、この対談の翌々年2005年7月22日になくなり、あと半分の北半球の旅は実現しませんでした。46歳の若さでした。
☆日向子さんは、年間100食はそばを食べているとのこと。日本橋室町のおそば屋さんで、シンチョウさんにお会いして、その食べ上手に見惚れたこと。その後シンチョウさんと何回もそば屋でご一緒し、あらためて惚れ直したことなど、興味深い話を、徹子さんが上手に引き出していました。
※注記:日本橋室町のおそば屋さんは、「室町砂場」をさしていると思われます。4-1-13.11時~19:30.定休は日祝、第3土曜。

そば屋で憩う



                 
        

洋酒マメ天国 酒の立見席 15

2012/ 08/ 08
                 
洋酒マメ天国 酒の立見席-3 15

晩酌というものをしたことがありません。家でやるものですね。
どんなお酒の味がするのですか。おつまみはどんなものを目の前にあつらえるのですか。

第3章 人情を酌む (新派の酒)より
晩 酌
 「風流深川唄」は川口松太郎の作で、深川の料理屋の娘おせつと板前の恋ものがたりである。
 その後に「包丁」「包丁姉妹」などという芝居も出たが、舞台に広い調理場をかざった芝居は、これが最初のような気がする。
 板前という職人は、料理一切を宰領する、包丁という文字の語源的な意味を体した厨房の支配者で、その腕が店ののれんの盛衰に直接かかわっているのだから、重い責任がある。
 店がしまって、火を落としたあとで一日の仕事のおわった長蔵が、肩の荷をおろして、せいせいした感じで、自分のために皿に盛った料理で、一本つけて飲む場面には、板前というものの生活が、しみじみと出ていて、ぼくは好きだ。
 これがほんとうの晩酌というものだと、「風流深川唄」を見るたびに考えるのである。
 ❀p73写真.「風流深川唄」 長蔵=森雅之、おせつ=山田五十鈴.写真吉田千秋 

洋酒マメ天国第15巻     発行所サントリー株式会社
著者 戸板 康二       昭和43年1月30日発行

洋酒マメ天国酒の立見席15
❀カバー:柳原良平