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洋酒マメ天国おつまみ読本16-2

2012/ 08/ 16
                 
洋酒マメ天国 おつまみ読本 16-2

☆おつまみは、自分でそこそこ手を加えて食卓に出すということであれば、野菜類はその最たるものなのでしよう。
☆枝豆・・・美味しいおつまみとなるには、ちょっとした「ひと手間を加える」ことを学びました。

第1章野菜より
枝豆
 夏場のビールのつまみには欠かせないものである。茹で加減とほどよい塩加減が勝負。
 充分に育った、青々としたサヤにウブ毛がピーンと立っているものを選ぶのがコツ。
 皮つきのまますり鉢に入れ少量の水を加え、やや多めに塩をふりかけてまわしながらウブ毛がすり切れるまで塩もみする。水洗いしてから沸騰している湯に少量の塩を加えて九分どおり茹でる。茹ですぎは禁物。歯ざわり、色合いが失われる。
 茹であがったものは、絶対に水にとらず、熱いうちに塩を平均に振りかけてウチワなどで急激に冷やす。塩が浸み込んだところでサヤの両端を切って盛りつければよい。
果物類
 ついでに果物といこう。オードヴルとして、殆どの果物が登場する。
 メロン、りんご、桃、みかん、ぶどう、プラム、洋梨、柿、パイナップル、さくらんぼ、いちご等々……。
 これらをレモン汁、白ぶどう酒、あるいはまた、ブランデーなどをふりかけて味を含ませればよい。要は、食べ易い大きさに切っておくことである。酒飲みというものは、殆どがものぐさなものである。
 メロン、りんごのような丸ものは、実をくり抜いて椀状にし、くり抜いた実を角切りにして、もとに戻し、たっぷりとブランデーをみたす。ブランデーの味と香りがしみ込み、女性相手のパーティなどには喜ばれること受けあいである。

洋酒マメ天国第16巻     発行所サントリー株式会社
著者  辻 勲        昭和43年4月30日発行

☆本文と以下の写真はつながりがありません。2つの写真は、それぞれ旅先のお店でのイントロダクションです。
サラダ

おつまみ いかの塩辛


                 
        

洋酒マメ天国おつまみ読本16

2012/ 08/ 16
                 
洋酒マメ天国 おつまみ読本 16-1

☆ナンバー16は、辻勲さんが執筆しています。私も知っているくらいですから、皆さん良くご存知の方。どんな話が飛び出してくるのか楽しみです。
☆第1章 野菜  
☆第2章 チーズ  
☆第3章 ハム・ソーセージ  
☆第4章 世界の三大珍味とエスカルゴ  
☆第5章 ナッツ  
☆第6章 オードーヴル
☆第7章 カナッペ
と続きます。

☆第1章野菜から
 おつまみとは何ぞや? 曰く、酒の友なり。古来、日本では酒菜(さかな)という。つまり、濁り酒、天の岩戸で神々が飲んでいた濁り酒のおつまみは、菜っ葉であった。酒のための菜っ葉、すなわち酒菜。これが、ナマグサ物が主流になり肴となる。酒のサカナという表現はくどいよ。
 さて、洋酒のおつまみとは何ぞや? 曰く、洋酒の友である。手でつまむからおつまみ、そしてあるものは、小さなホークでさして食うからおつきさしかもしれない。
・・・
 しかし、富士には月見草がよく似合う、と太宰治がいったように、明治百年この方だんだんと親しまれてきた、外来種から話をすすめていこう。

洋酒マメ天国第16巻     発行所サントリー株式会社
著者  辻 勲        昭和43年4月30日発行

洋酒マメ天国おつまみ読本16
カット:柳原良平