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麦の秋

2014/ 05/ 26
                 
 麦の秋
 「むぎのあき」「麦秋(むぎあき)」「麦秋(ばくしゅう)」

 麦の熟したこと、またその頃の季節にもいう。
 早熟の麦は晩春から黄熟するが、立春後、百二十日前後(五月下旬)が麦刈の時期とされる。
 梅雨期をひかえて、農家の人たちが忙しく働く時である。
 
 深山路を出抜けて明けし麦の秋   炭 太祇
 麦秋の雨のやうなる夜風かな    田中冬二
 麦秋の野を従へて川曲る       内藤吐天




四三  麦 の 秋

 私の家のうしろは小高い山になって居ります。観音山といって山の西南の方に観音様のお堂があります。山の大半は松や杉が繁っていますが他の部分は畑になっております。

 この山には不思議に墓地が幾場所かあり、もしかすると古い葬地の跡であるかも知れません。その畑は主に私の家で作って居ります。麦の秋でした。幾枚もある畑の一番上の方は小麦畑でした。小麦が真黄色に熟れてそこから見わたすかぎり田にも向うの丘にも黄色い麦と小麦の波でした。大麦の畑は大体刈り取られて多くの小麦の畑が六月の風に黄色い波を打って居りました。観音山には郭公が鋭い声でさけんでおります。その声は谷を越えて、向こうの芝山或は瓜山などという丘々にぶつかってはね返ってきます。私は家の人達と小麦を刈ってこの山の一番高い所にだんだんと刈り登ってゆきました。
 小麦畑の上に墓地があります。その墓地の畑の方の端にやや大きな石塔が一つありました。気がつくとその石塔の上に烏が一羽止っています。そして小麦を刈っている私達の方を低くのぞく様にして、
 「カア」と大きく叫びました。
 私達は刈る手をやめて烏を見ました。烏は挨拶がすんだというような顔付をして隣の石塔の下へ飛び下りました。そこには数日前亡くなった人の墓標が立って居りそこに団子が上げてあるのでした。烏はその中の一ヶをひょっと口にくわえて先の石塔の上へ飛び上がり、更に今一度さっと飛び上がり谷を越えて大きな羽を拡げてそのまま空気を切って渡って行くのでした。谷の向こうには芝山という山があり、そこの老松の間に多分烏の巣があるのでしょう。
 私達は小麦を刈り続けました。すると又、烏の「カア」という叫び声をききました。思わず頭を上げると烏は又石塔の上に来ているのです。そして再び団子の所へ下り、これをくわえて谷を渡ってゆくのでした。こうすること少なくとも四、五回、私達が小麦畑を刈り切って山を下りてこようとする時もこの烏の谷渡りの運送は続いておりました。多分日が暮れて私等が山から下りてもこの運送は続いていたかも知れません。ただ一回毎に大きく「カア」と鳴いたあの挨拶のような叫び声だけは仮に烏の習性だったとしても、私等が居なくなっても続けたかどうかはわかりません。
 裏の山はすっかり青葉づくの声が「ホウホウ」と薄暗に鳴き始めていました。麦の秋の長い一日も暮れるのでした。

 補修 習俗歳時記 今井善一郎著
 昭和50年10月1日  発行
 発行所 株式会社煥乎堂

筆者①

囲炉裏② (祖父奥)

玄関の大戸③






                 
        

フジコ・ヘミング そのひととなり

2014/ 05/ 25
                 
 「風邪をひいて声が出ないの。」とのご本人の弁。
 ステージに立つフジコさん。

 「チャリティ募金で、滝川クリステルさんがいらっしゃっている。」というアナウンスがあって、そして、クリステルさんが登場しました。
 フジコさんの横に並んだ、クリステルさん。
 二人で挨拶など、二言三言交わした後に、フジコさんが彼女に向けた言葉が、「・・・恥ずかしい」でした。
 そのあと、そそくさとステージを離れて、舞台袖に隠れていきました。

 クリステルさんは、あっけにとられたお顔をされました。何となれば、動物保護チャイティのことで、二人のトークがこれから始まるというシナリオのイントロにもかかわらず、フジコさんが「恥ずかしい・・・」といって、スッと、その場から立ち去ってしまったからです。

 思うに、自分がひいてしまった風邪をクリステルさんにうつしたくないというオモイヤリの気持ちが、彼女をしてそういう一連の所為につながったのだと・・・、そういう風に私は感じました。


 一端幕間に引き下がったフジコさん。
 再び登場してピアノに向かって奏でた一曲。
 ブラボーコールにこたえて演奏したアンコール曲は、『主よ、人の望みの喜びよ』(バッハ作曲)でした。
 


補筆:
『心と口と行いと生活で』(Herz und Mund und Tat und Leben)BWV147は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1723年に主の母マリア訪問の祝日のために作曲したと推測される教会カンタータ。全10曲からなり、『主よ、人の望みの喜びよ』の名で広く親しまれているコラールが第6曲と第10曲に登場するため人気がある。

                 
        

滝川クリステル・動物チャリティ募金

2014/ 05/ 24
                 
 フジコさんが、アンコール曲を演奏する前、滝川クリステルさんと舞台の上に一緒に立ち、彼女のみめかたちを見て即座に「恥ずかしい・・・」と、マイク片手にひとこと。
 (ご自身の81歳になった容姿の自覚から…) クリステルさんを美しい女性と感じたゆえの、自然に口許から出てきた呟きのようでした。

 滝川クリステルさんの実物を、初めて見ました。
 今回のピアノコンサートに、クリステルさんが登場するということは、チケット購入者に前もって知らされていなかったので、サプライズとしては、とても効果的だったと思います。


   ≪動物チャリティ募金のお願い
 "ラ・カンパネッラ”/青葉ピアノで企画・主催する公演では、コンサート会場内に募金箱を設置させて頂いております。
 ライオンズクラブ協力で集められた募金は、フジコさんの希望でもある「滝川クリスタルによる『共存』をテーマとする動物保護財団」に贈らせて頂きます。
 皆様の温かいご協力を宜しくお願い致します。≫

 「フジコ・ヘミング ピアノコンサート 2014」のプログラムの裏面の左下に添えられていた文面。

 当日は、東武ホテルの二階にあるレストランでビュッヘスタイルのディナーとも思ったのですが、ビュッヘ開始時刻と開演時間との関係、食事時間の制約、以前に比べて倍近い料金など、あれこれネガティブな要素が多いこともあり、今回は利用しませんでした。

 ということもあったのでしょうか、ディナーはリーズナブルなお料理ですましましたということもあり、今回は、宏有さんと私と、そして二人一緒というように、3回募金箱にお札を・・・

 宏有さんは、フジコ・ヘミングのピアノコンサートを聴きに来るときには、休憩時間中に、例外なく「動物チャリティ募金」の箱を手に持っている人の前に立ちます。
 私はというと・・・・滝川クリステルさんに初めて御目文字出来た感動にひたったということもあり、 三年前の時以来、今回久しぶりの募金となりました。
 

                 
        

雲 2014年5月22日

2014/ 05/ 22
                 
 世界一のタワー、東京スカイツリー(タウン)が、本日、5月22日、開業2周年を迎えました。

 マイブログも、同じ日にスタートしました。いつの間にか2年経っているのですね。

 きょうの雲。
 既にそこそこの夕方になっているという時刻なのに、勢いのある雲で、わずかな時間の中で、どんどん姿かたちを変えていきます。
 5月のこんな雲は初めてみました。
 

雲①

雲②

雲④

雲⑤

雲⑥

雲⑦

雲⑧

                 
        

トラットリア ラノッキオ

2014/ 05/ 22
                 
 ラノッキオは蛙。

 カルロ・コッローディの児童文学作品の「ピノッキオ」というイタリア語は、日本語にすると何という意味になるのでしょう。
 名前だから、固有名詞ということで、翻訳できないということかも知れませんんが、Pinocchioの、「ピノ」は松の木です。一つの木材が、大工のチェリ―によって木工人形になり、その話すことが出来る人形のピノッキオが、人間の子供になり、ゼペット爺さんの息子になり、そして・・・という、「ピノッキオの冒険」は、そういう物語でしたね。

 イタリア語の語尾につく、「ッキオ」が、妙に引っかかり、ついつい「ピノッキオ」を引っぱり出してしまいましたが、別に他意があるわけではないことを、申し添えさせて頂きます。

 「トラットリア ラノッキオ」。
 同名のイタリアレストランが行田市にもありますが、たまたま名前が同じになっただけで、そして、たまたま開店が同じ時期に重なっただけのようです。
 2年前の8月に、営業をスタートしています。

 安曇野の「トラットリア ラノッキオ」は、2012年7月2日にオープンしています。


看板①

本日のランチメニュー②

本日のパスタランチメニュー④

オプションビール⑩
 念のためですが、私は生ビール(レーベンブロイ)を頼んでいません。冷たいビールは、食前に飲んで正解。とても美味しかったとのことです。

春アサリとフレッシュトマトのスパゲッティ⑤
 具のアサリもタップリ入っていて、見た目以上にお皿の底が深く容量が多かったです。ボリューム感いっぱいのパスタでした。茹で具合(歯ごたえ、ノド越しなど)も、そしてお味も楽しめました。

ピッツア⑥
 アンチョビで味のアクセントをつけたピッツア(ロマーナ)です。私はハーモニーという感覚で食感を楽しんだので、ほどよさの味加減と思いましたが、宏有さんは、「アンチョビピッツア」と銘打っているのだから、アンチョビをもっと前面に出した方が更に旨くなると申しておりました。キジについては、いろいろな意見が出揃いそうです。最近の若い人たちは、まわりの固い部分は、ハナから食べないと決めているかたも見受けられますが、私は「勿体無い」世代ですので、食べ残しはしませんでした。生地の厚さ薄さは、具のボリュームとの相対感覚でおのづから決まってくるのでしょうか。生地そのものの好き嫌いは、私はピッツアについては勉強不足ですので、特に意見はありません。窯のネツのマワリ具合により、焼き加減のムラとかきつね色とか、出来具合も異なってきますが、写真をみてもわかるとおり、ほど良く焼けているといっていいと思います。

サラダ⑦
 ほんのちょっと酸味がかったドレッシングが、サラダの食感を調えました。

コーヒー⑧
 気に入った味と香りです。諄くない苦みが喉を潤しました。

ウーロン茶⑨
 ウーロン茶。器が良かった(手持ち加減、重さ、スタイル、サイズ)。と宏有さん。




                 
        

安曇野

2014/ 05/ 21
                 
 きょうの安曇野。
 常念岳の頂きは見えていたのですが、カメラを向けたときは、ほとんど顔を隠すところでした。

 先週土曜日の予定を今日に。
 訪れる時に、必ず通る道にかかる橋の名を、等々力橋といい、川の名を万水川といいます。
 田植えの時期になると、そこかしこの川の水量が豊かになります。
 きょうの万水川は、いつにもまして、滔々と流れていました。

 きょうのランチ。
 「 RANOCCHIO (ラノッキオ) 」。
 イタリア語ですが、日本語では「蛙=カエル」です。
 「かえる」を私風に解釈してみますと、「お客様に満足して帰っていただく。お客様にまた帰ってきていただく。」という意を込めたメッセージが入っているのかな・・・などと。
 マスターに、店名の由来を伺っていませんので、穿ちすぎかもしれませんネ。
  店名の前に「TRATTORIA(トラットリア)」と、書かれています。イタリアの大衆向きの小さなレストランを表しています。写真で見るように、蛙の声が聞こえる、田園風景の中に溶けこんでいるレストランという装いを醸し出しています。

 帰りの車中の正面に、虹の左端の袂だけがうっすらと浮かんでいるのを見ることが出来ました。
 とてつもなく大きな半円を描く脚の部分の七色です。
 上り下りの列車が行き交う踏切で、停まっていた時間はどれくらいだったでしょうか。
 「フッ」と、というか、「スッ」と、というか、レインボーの残像も、いつのまにか消え失せていました。
 

きょうの安曇野②
 きょうの安曇野

きょうの常念岳①
 きょうの常念岳

万水川①
 きょうの万水川(等々力橋より上流を見る)

万水川②
 きょうの万水川(等々力橋より下流を見る)

ラノッキオ①
 TRATTORIA・PIZZERIA RANOCCHIO



ラノッキオ ナポリピッツア&パスタ

トラットリア ラノッキオ 安曇野


追補
イタリアの食事処あれこれ
「トラットリア」:大衆食堂・居酒屋風。
「リストランテ」:高級店風レストラン。
「オステリア」:高級な居酒屋。
「ターヴォラ・カルダ」:定食屋。
「タヴェルナ」:庶民的な飯屋。
「ベットラ」:食堂。
「バール」:立ち飲みのカフェ&バー。
「ピッツエリア」:ピザ専門店。





                 
        

ひなげし

2014/ 05/ 20
                 
 12.5haの日本一広いポピー畑。
 1,000万本の赤やオレンジ色のポピーが見渡す限りに咲き広がります。
 ・・・
 と、「市制施行60周年記念 第4回こうのす花まつり」各会場案内の二つ折りのパンフレットの、「ポピー・ハッピースクエア」に案内文が添えられていました。
 ちなみに、12.5haというスペースは、東京ドームを例にとると、その二つ半分ほどの広さだということです。

 今、花盛りなのが、「カリフォルニアポピー」。和名を「花菱草」といいます。
 多数の茎を伸ばし、その先端に4枚の花弁が杯状に開きます。
 日本には明治初期に渡来し、花が紋章の花菱に似ているところから、ハナビシソウと和名で呼ばれています。

 今週末ころから、見栄えが良くなりそうなのが、「シャーレ―ポピー」です。
 鴻巣市と吉見町をつなぐ御成橋(おなりばし)近くの、荒川河川敷(鴻巣市滝馬室555あたり)の花畑に、これから咲き誇る種類は、一般的なシャーレ―ポピーよりも、花びらの重なりが多く、華やかな花を咲かせる種類です。
 花の色も単色のものだけでなく、グラデーションのかかった色合いの花も見ることができます。
 6種のシャーレ―ポピーが、花畑に入り混じって咲き競います。

 和名を、「ひなげし」という、このシャーレ―ポピーの花言葉は、「眠り」、「慰め」、「いたわり」、「思いやり」。

ひなげし①

ひなげし②

ひなげし③

ひなげし④

ひなげし⑤

ひなげし⑥

ひなげし⑦

ひなげし⑧
















                 
        

アグロステンマ

2014/ 05/ 20
                 
 このところ折に触れて、NHKテレビで、こうのすのポピーの花の咲いている状況をトピックスで紹介しています。
 6月上旬まで楽しめるというナレーションに誘われて、きょう、お昼時に一人で出かけてみました。
 

「こうのす花まつり」は、今年で第4回を数えますが、市をあげての花祭りを開催する以前から、「麦なでしこまつり」、「ポピーまつり(ポピー・ハッピースクエア)」、「花久の里バラまつり」、「鴻巣オープンガーデン」は、既に、それぞれオープンしていました。
 今では、「せせらぎ公園」、「吹上ポピーまつり」も加わり、多種多様な企画がオンパレードされています。
 ちなみに、せせらぎ公園(市役所となり)では、5月17日(土)、18日(日) 、「ご当地グルメ大集合」と銘打って、「こうのす花まつり」に花を添えています。

 「麦なでしこまつり」は、5月18日(日)の9:00-16:00に開催されましたが、花の見ごろとしては、今日あたりから今週いっぱいという咲き具合となっていました。
 鯉のぼりも風にそよいでいました。麦の穂の先には、既に田に苗が植えられていました。
 ヒバリも囀っています。キジも啼いています。カモも見かけました。
 

麦なでしこ①

麦なでしこ②

麦なでしこ③

麦なでしこ④

たんぼ&こいのぼり①

たんぼ&こいのぼり②



カモ①

カモ③

カモ②



アグロステンマ 
 麦なでしこの洋名を、「アグロステンマ」といいます。ヨーロッパ原産で、花言葉は「品位」。


追補
次の花言葉もありましたので・・・
「・自然を好む、・気持ちがなびく、・育ちの良さ.」
❀4月4日と、7月3日の誕生花でもあります。



                 
        

「本」とのであい

2014/ 05/ 19
                 
 「眠る前に何か読みやすい本ない?」と、従弟のHちゃんに声をかけたら、この本を持ってきてくれました。
 「およね平吉時穴の道行」。
 「誰が書いたの?」と、聞いたら、「はんむらりょう」という返事。
 「ハンムラリョウ?」と聞き返したら、「知らないの!?」と、彼。

 K家には、東京時代、日帰りや泊まり込みで遊びに行きました。
 「半村良」の小説と出会ったのは、目黒の家のときではなく、転居して玉川学園に居を構えてからのことです。
 恥ずかしながら、このときまで半村良という作家の名前は存じ上げませんでした。

 それから、折に触れて本屋の棚においてある半村良作品を手に取りました。
 半村作品もそこそこ60~70冊ほどたまったので、田舎の家の本棚に置かしてもらうことにしました。

 帰省して泊まった或る日のこと、「お父さんが読み始めたよ」と、母が教えてくれました。
 父の手元に置いてある書籍の類は、「会津八一に関する書物や拓本など」、「和算に関する書物」、「山口薫などの美術書」などが、そのだいぶをしめていましたので、半村小説を読んでいることに、少々ビックリしました。
 週刊新潮や文芸春秋なども、父の枕元にいつも置いてありました。
 新聞は全国紙と地方紙をずーっと購読していました。 活字に目を通すということは、父も母も日課にしていました。


 ・半村良 (1933年10月27日-2002年3月4日)
 本名:清野平太郎(きよのへいたろう)
 
追補
・「およね平吉時穴の道行」:NHKテレビ(1977年)で放映。

・受賞歴
1962年 第2回SFコンテストに入選(「収穫」)
1972年 第3回星雲賞(日本長編部門)受賞 (『石の血脈』)
1973年 第1回泉鏡花文学賞 受賞。(『産霊山秘録』)
1975年 第72回直木賞 受賞 (『雨やどり』)
1988年 第9回日本SF大賞 受賞 (『岬一郎の抵抗』)
1993年 第6回柴田錬三郎賞 受賞 (『かかし長屋』)




                 
        

「ホン」との出会い

2014/ 05/ 18
                 
 ブラジルに行くのに、直航便はありませんでした。
 そのフライトの隣の席に座っていた男性から、「道中長いですから」と、読むことをすすめられたのが、「三毛猫ホームズシリーズ」でした。
 その方は、広島市に住む牧師さんでした。
 ブラジルでは、殆どがカソリックで、プロテスタントは5㌫にも満たないとおっしゃっていました。

 「赤川次郎の作品は、読んだことがないです。」と、私が答えましたら、彼は、「エッ、ホントウニ!?」と、驚いていました。
 いつのまにか、三冊を読了。「エッ、もう読み終わったの?!」と、本を返してもらうときに、彼は、またまたビックリしていました。

 それからというもの、読みやすいということも手伝ってか、どんどん買い求めました。
 どんどんどんどんというように、どんどんどんどん読んでいきました。
 
 どのくらいの高さで積み上げられたのでしょうか。再読する本はありませんでしたので、数回まとめて手放しました。
 読んだ中の一冊の数行の言葉が今でも記憶に残っています。
 税務官との税金のことでのやりとりです。赤川次郎という名をもとにしているが、全ての作品が同一人物のものではない。数人(或る文学賞で候補作となった作家4などが集まったところに端を発し…)で、作品を書き上げているので、私の印税は、私の持ち分の額となるはずだから、それに相応する税金となるはずだ。・・・というようなシーンです。
 それぞれのシリーズを思い起こしてみると、作風というか、スタイル、趣きがかなり異なることに気づいた読者もいらしゃることでしょう。
 

 広島にお住いの牧師さん、ご健在のことと思います。
 再会したい方のお一人です。


 ・赤川次郎(1948年2月29日- )は本名。


追補
・受賞歴
  1976年 - 「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞
  1980年 - 『悪妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞
  2006年 - 第9回日本ミステリー文学大賞



 
                 
        

ひととの出会い

2014/ 05/ 17
                 
 北杜夫との出会い

 「どくとるマンボウ航海記」(中央公論社)が、世に出たのが1960年、新潮文庫の初版本は、1965年に発行されています。
 「何か読みやすい本はない?」と、母に聞いたところ、即座に、北杜夫のドクトルマンボウ航海記を、本棚から引っ張り出してくれました。
 それまで北杜夫という作家の名前は頭の中に入っていませんでした。

 「楡家の人びと」がテレビ放映されたのは、いつの頃のことだったのでしょうか。
 このテレビドラマも、母が「面白いよ」といったから、「見た」といういきさつがあります。
 楡家の人びとは、東京オリンピックの年の、1964年4月に新潮社から発行されていますから、それ以降のテレビ放映であることは間違いありませんが。
 (「楡家の人びと」は書き下ろし小説ではありません。雑誌『新潮』に、第一部が1962年1月-12月に、第二部(残された人々)が1963年3月-1964年4月に掲載されました。)

 それから、北杜夫に、はまりだしました。
 ファンとしては奥手の方だったと思います。

 今もって残念だったなと思う本があります。
 東京時代、あちこち引っ越ししましたが、浜田山にいた時、駅近くの本屋さんに、「少年」の特装限定本を注文していたのですが、永福町に居を移すことになったため、この本の購買予約をキャンセルしました。
 私がキャンセルの申し出をしたときに、店主が大変残念がってくれたことを、今思いだしています。
 そうなんです。私も今でも、残念がっているのです。何故あのときキャンセルしたのだろうと、今もって不思議な行動として自覚しているうちの一つです。


 人との出会い 

 松本にいた時、美ヶ原に出かけました。
 「どくとるマンボウ昆虫記」に、美ヶ原での蝶々の採取のことが、書かれていることを思いだしながら、高原を散策しました。
 美ヶ原の頂は、標高2,000㍍あります。
 最初のときは、東京から来たお客様たちと一緒に、二度目は一人で行きました。この何れも松本に住んでいたときのことです。
 もう一回は、松本に住んでいた義姉のところを拠点としての旅の途中で、立ち寄ったときです。

 最初のときに来たお客の一人が、宏有さんです。
 先日、宏有さんの姉のご主人のご葬儀に東京に出向きました。
 二人の女性が出迎えてくれました。
 このお二方に、私たちの結婚式の時に受付してもらったのです。勿論可愛くチャーミングで素敵なお嬢様でした。
 そのうちの一人が、最初に来た三人のお客様のうちの一人です。
 あれからどれほどの年月が経ったことでしょう。
 もう一人のお客様の義母が亡くなって、今年で9年目を迎えます。


  ひところ、田舎の家の本棚に私が集めた北杜夫の本をズラッと並べた折りには、母は丁寧に一つひとつを読了していきました。
 いま、さいたま市に妹家族と一緒に住んでいる母は、今年97歳となりました。

 

追補:
 北杜夫(本名:齋藤宗吉〈さいとうそうきち〉.・1927年5月1日-2011年10月24日)
 「楡家の人びと」:TBSテレビ ・1965年9月8日-1965年10月27日. ・21:30~22:30 ・毎水曜8回連続放映
・出演 東野英治郎、村瀬幸子、岸田今日子、長岡輝子、北村和夫、小池朝雄、加賀まりこ、信欽三(信欣三)、京塚昌子、観世栄夫、松山栄太郎、・・・
第3回ギャラクシー賞個人部門賞(大山勝美)受賞対象作品。

 NHKテレビでは、「銀河ドラマ」シリーズの後を受けて、夜10時に新設された、帯ドラマ「銀河テレビ小説」の第一作として、「楡家の人びと」が放映(1972年4月3日-6月30日)されました。主演は、岡田茉莉子、宇野重吉。

 北杜夫は、三島由紀夫(1925年1月14日-1970年11月25日)と、ひところ親交が深かった時期がありましたが、その三島由紀夫が絶賛した小説が、この「楡家の人びと」でした。
 三島も、テレビでの「楡家の人びと」をみていたときもあったのでしょうか。


補筆
受賞歴
 1960年 芥川賞 『夜と霧の隅で』
 1964年 毎日出版文化賞 『楡家の人びと』
 1986年 日本文学大賞 『輝ける碧き空の下で』
 1998年 大佛次郎賞 『青年茂吉』『壮年茂吉』『茂吉彷徨』『茂吉晩年』の茂吉評伝4部作。
 2011年 従四位 旭日中授賞





                 
        

ドクター

2014/ 05/ 16
                 
 ゴンタとお別れして、しばらく経ってから、ポインター種の子犬が、Tさんの家族の一員となりました。

 ムッちゃんを兄貴のように慕い、他の犬がムッちゃんに近づくと品定めをするかのように威嚇する風にして、小さくウーッと唸ります。
 家族以外の人間には、あまり興味関心を示さなかったわんちゃんですが、犬どうしの交流を通して、ドクターのおかあさんは、「いぬとも」がたくさん出来ました。
 引っ越してからも、暫くの間、折りに触れて、茨城から車を駆って、近隣公園や田んぼの一角で、いぬともの皆さんやワンちゃんたちとの交流を図っていました。

 オス犬の名を、ドクターといいます。
 彼も数年前に、家族に看取られて天国に旅立ちました。
 
 Tさんは、昨年、引っ越しをされました。

 Tさんは、じゅんこさんの伯父さんです。
 皆さん、お元気にお過ごしのことと拝察しております。

 ドクターの弟のガウディは、お元気ですか。
 彼はやんちゃで、人懐こかったですね。



 
                 
        

家族思いのモモちゃん

2014/ 05/ 15
                 
 ムッちゃんのおかげで、いつのまにか、「イヌダチ」が、自然に増えました。

 「イヌダチ」の言い方は、最近では「イヌトモ」というようになっています。
 「犬を介して友だち」になった。という意味です。

 さて、クダンのモモちゃんです。
 (「モモちゃんのおとうさん」の「娘さん」は、モモちゃんからみれば「おねえさん」になります。)
  おねえさんが、外出するとずっと玄関先で、帰るまでじっと待っている、家族思いのモモちゃんです。

 そのモモちゃんが、大怪我をして、動物病院で治療を受け晴れて退院となったとき、おとうさんが悩んだことは、彼女を家で飼うことを、家族が許可してくれるかどうかということだったそうです。
 見ず知らずの、ましてや包帯を巻いたような犬をわが家の一員として迎え入れてくれるのか・・・という心配事でしたが、おとうさんの熱意と情にほだされたのでしょう、(最期には、)奥様も彼女を受け入れてくれました。

 そういうことを知ってか知らずか、モモちゃんは、おかあさんには、一目を置いているようです。
 おとうさんだけのときは、玄関から入って廊下まで上がるのですが、おかあさんが外から帰ってきて、ドアノブを開け始めるやいなや、すぐさま廊下を下りて、もともと、玄関のところに居ましたよ。という顔をして、おかあさんを出迎えているのだそうです。

 ・・・   ・・・   ・・・

 モモちゃんとおとうさんのお二人には、おりにふれて挨拶を交わしましたが、おかあさんとおねえさんには、一度もおめもじがかないませんでした。













 
 



                 
        

モモちゃん

2014/ 05/ 14
                 
 ももチャンは、オートバイにはねられて、道路端で倒れていた犬です。

 彼女が重傷を負っていることを知った男の人は、すぐ動物病院に運びました。
 幸い、手当てが早かったので、一命を取り留めることが出来ました。

 モモちゃんという名で、近隣公園にデビューしたのは、それから暫くたってからのことです。

 モモちゃんのおとうさんは、どの犬からも、どんな犬からも好かれています。
 モモちゃんのおとうさんと知ると、どの犬も、どんな犬も、すぐお腹を見せて、親愛の情と恭順の情を示します。

 ですが、モモちゃんのおとうさんに近寄っていくのは、生半可なことでは出来ないのです。
 なんとなれば、モモちゃんは、どんな犬が近寄ってこようとも、おとうさんは私一人のおとうさんなのだから、あんたたちは近寄ってこないで! と、すごい剣幕で追い散らすのです。

 ムッちゃんもジョンくんも、モモちゃんのおとうさんが大好きなのですが、彼女が威嚇すると、彼らは、コの字型の歩行をして、モモちゃんから離れて、すごすごと退散することが多いのです。

 モモちゃんは、相当なヤキモチ焼という風評が、巷では跋扈しているやに聞き及ぶことも度々でした。



                 
        

ポピー・ハッピースクエア

2014/ 05/ 14
                 
鴻巣
ポピー・ハッピースクエア

時期: 5月中旬から6月上旬
場所:鴻巣市滝馬室555「馬室小学校」から徒歩3分
交通案内: JR高崎線「鴻巣駅」西口より
 ・ フラワー号バス 馬室コース約5分: 「給食センター前」下車 徒歩5分
駐車場: 有
問い合わせ: 鴻巣市役所 花かおり課: 電話:048-541-1321

ポピー①

お知らせ
・ポピーの開花状況(5月13日現在)
シャーレーポピー(赤、ピンク):咲き始め
ポピー②

カリフォルニアポピー(黄色) :3分咲き
ポピー③

・ポピーの摘み取り:5月23日(金)まで 全面禁止
5月24日(土)・25日(日) 指定区域にて有料にて摘み取り可(5本100円)
5月26日(月)以降    全面摘み取り自由(無料)

・ポピーまつり 5月17日(土)~6月1日(日)

ステージイベント 5月24日(土)のみ
ステージ④

 農産物直売
 模擬店
 浅草名物講談人力車 5月24日(土)・25日(日)のみ

 詳細情報
 荒川河川敷へのゴミの不法投棄防止と「花のまちこうのす」をアピールする事を目的に、約125,000平方メートルの敷地に約1,000万本のポピーを栽培しています。
 花の見頃となる5月には、市内外から多くの方が訪れる花の名所となっています。また、この花畑は「日本一の川幅」を誇る荒川の御成橋下に広がり、ここから望む富士山(富士見百景にも選定された)は絶景です。
 このほか、隣接する24,000平方メートルの麦なでしこ畑も見どころです。

❀鴻巣市役所hpよりご案内


                 
        

ミユに久しぶりに会いました

2014/ 05/ 13
                 
 おかあさんがおっしゃるのには、家を出ると、戻ってくるのはお昼頃とのことです。


 きょうは、久しぶりにミユに会うことが出来ました。
 メスの三毛猫です。

 「ミユ、おはよう。おいで。」と、声をかけたら、「ニャオ」と一声ないて、寄ってきてくれました。
 一応は私のすぐ横までくるのですが、そのまますぐ素通りです。

 今度は、しゃがんでから、「ミユちゃん、おいで。」と、声をかけましたところ、私の足元で止まってくれました。
 二度、彼女の毛を撫でましたら、もういいでしょう・・・という素振りをしてから、すっと離れていきました。

 お義理に近寄ってきて、からだを触らせてくれたのでしょうか。
 礼儀正しいミユでもありました。


 いつのまにか、ミユの姿がありません。
 「二階ですか?」と聞いたところ、「外出中。昼食時に戻ってきます。」という、お母さんの言葉が戻ってきたのです。
 テリトリー内を、ミユはいつも闊歩しているようです。




 ミユ20131112⑩
あるときのミユ 2013年11月12日①

ミユ20131101⑩
あるときのミユ 2013年11月1日①

ミユ20131112⑪
あるときのミユ 2013年11月12日②

ミユ20131101⑪
あるときのミユ 2013年11月1日②

ミユ20131112⑫
あるときのミユ 2013年11月12日③







 
                 
        

きょうは、日曜日

2014/ 05/ 11
                 
 午前10時から、OB会役員会。
 思っていた以上に早く終ったので、かねてより行ってみたかった蕎麦屋へ。

 (「そば粉は、信州戸隠産の中でも、最高級のものを使用しています。」ということも聞き及んでいましたので、一度は暖簾をくぐりたいと思っていました。きょうは、「日曜版メニュー」です。)


 忠次郎蔵
 住所   〒361-0077 埼玉県行田市忍1-4-6
 電話   048-556-9988
 営業時間 11:00~14:00
 定休日  月曜日

※一日10食限定の十割そばは売り切れていたので、大盛りを頼みました。
 お品書きには書かれていないのですが、火曜日と木曜日は、一日50食限定で手打うどんもあるようですので、次回は、宏有さんと一緒に行ってみたいなと思いました。

忠次郎蔵全景①

忠次郎蔵もりそば①

忠次郎蔵もりそば②

お品書き②



 先ほどhpをのぞいたら、「第10回 ぎょうだ蔵めぐり まちあるき」のイベントも紹介されていました。
 
ぎょうだ蔵めぐりまちあるき2014
【開催場所】足袋蔵まちづくりミュージアム(埼玉県行田市行田5-15)を
      スタート、市内16箇所の足袋蔵や建物を巡ります。
【参加費用】参加券付MAP 大人200円/小人100円 
      •ボンネットバス無料乗車券 
      •足袋とくらしの博物館無料入館券 など
      *和装の方は、参加費無料!&MY足袋づくり体験1000円引券プレゼント!
【 主催 】ぎょうだ足袋蔵ネットワーク
【 お問合せ】メール(gyoda@tabigura.net)/お電話 tel.048-552-1010





 本日は、管理組合の総会が夕方からありましたので、出席しました。
 ゴルフ仲間でもあるTさんと、挨拶を交わすことが出来ました。

                 
        

武蔵水路改築工事

2014/ 05/ 10
                 
 人出不足ということもあるようです。休日での工事も見かけるようになりました。
 
 「武蔵水路改築工事」。

 漏水が完工時に比べて30㌫もあること。当時の耐震設計レベルでの水路は、今の時代の基準に合致しないこと。補修工事中も水路が使用できるように、水路2つを併設した工事であること。などで、武蔵水路の改築工事が行われています。


 さきたま緑道に設置されている彫刻のすぐ横でも、工事が行われています。
森林浴④


 並走した二つの水路を作っています。
水路改修工事⑤

 
 大型クレーンもあちこちで首を伸ばしています。
水路改修工事①


 ご存知「サイホン」は、6か所にあります。
 最大導水量は、毎秒50㎥。水勢の強さと流れの速さは、怖さを感じるほどです。
 東京都の水道用水としては、30.274㎥/毎秒が使われます。



武蔵水路諸元です。
位   置 埼玉県行田市須加地先~埼玉県鴻巣市糠田地先
水路形式 コンクリートライニング台形水路
延   長 約14.5km
最大導水量 毎秒50㎥
主な付帯施設
 •サイホン〔6ヶ所〕
 •樋管
 •水位調節堰〔4ヶ所〕
 •放流口〔4ヶ所〕
 •水門〔2ヶ所〕
 •排水機場

用途です。
武蔵水路用途①


「武蔵水路について」の補足です。
 上記の「諸元」と「用途」もhpからの引用ですが、そもそもの武蔵水路の成り立ちについても、その歴史的背景を知る上で大切なことと思い、同じページから転記させて頂くことにしました。

 [ 昭和30年代、首都圏では経済成長に伴う人口の増加や生活の多様化により水道用水の需要の増加が著しくなりました。それに加え、昭和30年代後半から渇水が続き、東京オリンピック直前には深刻な水不足となり、真夏の首都は、「東京砂漠」と言われるほどの厳しい状態となりました。
 そこで、既存の農業用水の安定化を軸に立案された利根導水路計画の一環として武蔵水路が計画され、都市用水及び浄化用水として利根川の水を首都圏に運ぶものとしました。]
 
 東京オリンピックは1964年(s39)の10月に開催されましたが、その年の1月に武蔵水路工事が着手されました。 完成したのは、1967年(s42)3月のことです。
 今から47年前のことでした。




                 
        

さきたま緑道 彫刻プロムナード 32

2014/ 05/ 08
                 
 さきたま緑道に並んで流れる武蔵水路。
 利根川の水を荒川まで運ぶ、人工の河川です。

 「武蔵水路」について
首都圏の人々の暮らしを支える水。
それが遠く利根川から運ばれているのをご存知ですか?
利根川の豊かな水を、埼玉、東京を経て東京湾へと注ぐ荒川へ。
交わることなく流れる2つの川を結ぶのは、全長14.5kmの一本の水路。
それが「武蔵水路」です。 と、「独立行政法人水資源機構 利根導水総合事務所 武蔵水路改築事務所」のhpに書かれています。
 
 現在、武蔵水路は改築中です。工事予定期間は平成28年の3月までとなっています。平成21年8月11日付の、「事業実施計画が国土交通大臣により認可」された時点での費用の概算額は約700億円となっていました。

 
 4.5kmのさきたま緑道ですが、武蔵水路は14.5kmあり、その水路と県道(埼玉県道306号線区間が8.4km、埼玉県道20号線との重複区間が6.1km)と平行して植えられているのが、桜の木です。満開の時の延々と続く桜並木の壮観さは、見事というほかはありません。



 国道17号線から県道306号線に入るところに、歩道橋がかかっています。
 この歩道橋に、彫刻2体が設置されていますが、最初に目にとまるのが、この彫刻となります。
 「さきたま緑道 彫刻プロムナード」の始まりです。


風のと(音) -1- 鴻巣市長賞
風のと(音)①

風のと(音)③

風のと(音)④

[ 埼玉の文化発祥の地「さきたま」にちなみ、古代から現代に流れる「風」をテーマにまとめてみました。細かい体の線に加え、吹く風になびく髪とコスチュウムを作り、材質もブロンズよりも軽い、AC7Aの鋳造を試みました。題名の「風のと」は、万葉の東歌から引用したものです。
   斎藤馨 ]


風のと ⑦

風のと⑨

風のと⑧








                 
        

さきたま緑道 彫刻プロムナード 31

2014/ 05/ 07
                 
 一日の寒暖の差が大きい、今日この頃です。
 昨日と、今日など、日々の最高気温の差も随分と違いがありますね。

 風邪などめさぬよう、毎日の健康管理に留意され、お過ごしください。



森の精 -2-  埼玉県美術家協会賞
森の精 ⑤

森の精 ⑥

森の精 ⑦
 藤巻秀正 (新潟県) 

[ 「長い一夜の眠りからめざめた森から、小鳥たちのコーラスが始まり、森の妖精たちがにこやかに語りかけ飛び回る。古の武蔵野のおもかげに捧げる」 こんな気持ちで制作しました。
  藤巻秀正 」


 17号線にまたがる歩道橋には、2体の彫刻が設置されています。
 この場所の彫刻は、サイズが大きなもの、幅が広いもの、面積が広いものなどは、置くことが出来ませんから、そういう意味合いにおいては、随分と制限された彫刻作品となっています。
 ですが、こういう場所に設置されたということは、50体の作品群の中から、選りすぐられたゆゑの彫刻として、とても印象深く、そして趣きを感じました。
 同じような時間帯でカメラを向けても、カメラアングルにより、様々な表情や雰囲気を醸し出します。







 
                 
        

さきたま緑道 彫刻プロムナード 30

2014/ 05/ 06
                 
 さきたま緑道 彫刻プロムナード

さきたま緑道橋標識①

さきたま緑道橋⑤-歩道橋-



 全国から公募した入選作品を第4回国民文化祭さいたま89のモニュメントとして残しました。

 [「国民文化祭」事業は、1986年に、第1回の東京都からスタートしています。
 都道府県持ち回りの開催となります。
 ここ近年では、2012年徳島県、2013年山梨県、そして今年の2014年は秋田県、来年の2015年は、鹿児島県の開催となっています。]


 設置作品制作者(50名) (平成元年11月2日~11月12日)

・お日様の下で・・奥野誠      ・じゃいぷーる・・田中等      ・方形とその周辺・・梶滋
occurrence・・原田砂織    ・森の人・・広瀬友彦        ・ロマンチシスト・・中岡慎太郎
・明白入素・・中井保博       ・LOVE DANCE・・高橋克明   ・風のかたち・・ 松本光司
・風韻・・杉山仁            ・倭人伝・・市川治郎        ・大地の精・・松永勉
・風景・・寺田栄            ・住処・・岩間弘           ・〇△☐・・岸田松次郎
・太陽との語らい・・大津文昭   ・時計虫の合唱・・笠原幸生   ・Waiting ・・原一史
・ポコ.ポコ.ポコ・・花田俊彦   ・時の流れに・・南部治夫     ・芽・・入江陽子
WIND ・・谷川浩         ・牛・・増田幸雄           ・集積・・高岡典男
・森林浴・・酒井鉱治         ・家族(美しい記憶)・・松本雄治  ・風のイメージ・・岡本参千峯
・球又は立方体・・水村昭      ・モコ・モコ・・新谷一郎       ・森・・内田みどり
・親愛融合・・レーポー・ゾルターン    ・連・・田代収             ・ある日のコリント地峡・・小井土満
・ライトな生活・・東裕二       ・地平・・佐治正大          ・海原・・近藤哲夫
・紀元・・佐々木至          ・雲の夢・・高橋勝         ・からみ合う二つの立体・・遠藤春彦
・風のと(音)・・斎藤馨        ・環(わ)・・伊藤正人         ・ニュウ・・丸山富二
・森の精・・藤巻秀正        ・大寒・小寒(Ⅱ)・・三木勝     ・MOVE・・佐藤賢太郎   
・男と女かな?・・黒田峯夫                   ・Swing「オバケ」 ・・ 岡野義広
Silent Language・・安田明長  ・和・・尾崎真    ・Metamorphosis XV 藺・・戸田裕介


 主催
文化庁   埼玉県   埼玉県教育委員会   鴻巣市   鴻巣市教育委員会
吹上町   吹上町教育委員会   行田市   行田市教育委員会   
埼玉県美術家協会   第4回国民文化祭埼玉実行委員会

 この彫刻プロムナードは 宝くじの普及宣伝事業として 整備されたものです
   平成元年11月 寄贈 財団法人 日本宝くじ協会


                 
        

さきたま緑道 彫刻プロムナード 29

2014/ 05/ 06
                 
 北鴻巣駅前から歩き出しますと。

 武蔵水路に架かる橋を渡った先に、近隣公園があります。駅からおよそ400㍍ほどの距離となります。
 そこから4.1kmに及ぶさきたま緑道が、武蔵水路沿いにずーっと続いています。
 国道17号線をまたぐ歩道橋を上り、そして下った右手に、三つ目の彫刻が建っています。
 ふだん歩きなれていない人にあっては、結構なのぼりくだりのある橋となります。

 彫刻の反対側の道沿いには、彫刻制作者50名の名前を記した表示板が設置されています。




太陽との語らい -3-
太陽との語らい⑤
 大津文昭 (徳島県)

 [作者の説明文は添えられていませんでした。]






                 
        

さきたま緑道 彫刻プロムナード 28

2014/ 05/ 05
                 
 風が頬を撫でます。
 木々の葉がそよいでいます。  
 空を見上げると、花びらが目に飛び込んできます。

 さきたま緑道彫刻プロムナードの5月です。

 タンポポはそろそろお別れですね。


5月の緑道②

5月の緑道①

緑道のタンポポ①



 
                 
        

さきたま緑道 彫刻プロムナード 27

2014/ 05/ 05
                 
 昨日、さきたま火祭りの会場に、ちょっとばかり出向いてみました。
 カンジンの火祭りは、その時刻用事が入っていて、見ることは出来ませんでしたが。

 申し遅れましたが、彫刻プロムナード50体の一つ、「輪(わ)」の写真をいつの間にか消去してしまっていたようでしたので、この日、改めて撮ることにしたいと思っていたのです。

 武蔵水路沿いに延々と続く「さきたま緑道」。
 「さきたま古墳公園」側から、この緑道に入ったその目の前に、「輪(わ)」の彫刻が建っています。



輪(わ) -50-
輪(わ)①

輪(わ)②
 伊藤正人 (埼玉県)

輪「説明文」




                 
        

さきたま火祭り

2014/ 05/ 04
                 
 さきたま火祭り幟


そういえば、今日、5月4日の日曜日は、行田の「さきたま火祭り」の日でした。
 ステージでは、既に催し物が開かれています。
 メインイベントの開催は、午後6時55分から。
 昨年初めて行きましたが、二つの古墳の頂から、メイン会場まで延々と連なる松明の行列はとても見応えのある光景でした。
 午後8時、打ち上げ花火でフィナーレを飾ります。



行田市大字野村 ささら獅子舞保存会⑤
❀昨年撮った「ささら獅子舞」。後に見えるのが、日本一の円墳「丸墓山古墳」



スケジュール

ステージ
10:00~10:15 さきたま音頭
10:15~11:45 アマチュアバンド (Live)
11:45~12:00 松本紗代子 (Live)
12:00~12:20 剣道模範演技 (埼玉少年剣道部)
12:20~12:35 太極拳 (太極拳桜ヶ丘)
12:35~12:50 新行田音頭 (行田音頭保存会)
12:55~13:05 おはやし (渡柳おはやし保存会)
13:05~13:15 フラダンス (フラの会イリマ)
13:15~13:35 ピエロによる笑いの出前 (クラウンタートルズ)
13:35~13:45 片原ておどり (片原ておどり保存会)
13;45~14:10 ささら獅子舞 (野村ささら保存会)
14:10~14:25 潮崎ひろの(Live)
14:30~14:45 埼玉節
14:45~15:00 タヒチアンダンス
15:00~15:50 パフォーマンス書道 (松山女子高校書道部) ※ステージ前
15:50~16:05 春日恵美 (Live)
16:10~16:40 木下航志 (Live)
16:40~17:00 さくまひでき (Live)
15:00~17:20 エアロビクスダンス (オリビアフィットネススタジオ)
17:30~18:00 武蔵あばれ太鼓 (武州あばれ太鼓)
18:05~18:15 甲冑隊演舞 (忍城おもてなし甲冑隊)

音響:JAPAN STAGE ART

 ステージ出演団体及び出演時間は多少変更になる場合がございますm(_ _)m


古代イベント広場   (古墳駐車場隣り)

10:00~  フリーマーケット、物産店
 煙体験コーナー、地震体験車等




 メインイベント  

18:55~   しゅうばつの儀
19:15~   ~神話への誘い~

輦台・たいまつ行列

古代住居 産屋炎上
19:30~   ~古代のロマン~


御神火降り・たいまつ行列

オワケの臣登場

(御託宣読み上げ)
          ~20:00 フィナーレ

打ち上げ花火



稲荷山古墳からの松明行列①
昨年の「さきたま火祭り」。稲荷山古墳(国宝金錯銘鉄剣出土)と丸墓山古墳(日本一の円墳)の頂から延々と松明行列が続きます。









                 
        

さきたま緑道 彫刻プロムナード 26

2014/ 05/ 04
                 
 引き続き、天気に恵まれた日々です。
 どこかへ出かけられましたか。

 鯉幟、凧揚げ、風薫る五月。
 あちこちで催し物をやっています。




時計虫の合唱 -6-
時計虫の合唱①
 笠原幸生 (秋田県)

[ 人間は、昔から太陽との深い関わりの中で生活をしてきました。
  太陽の位置と、その光によってできる影の長さや角度により、おおよその時刻を知り生活のリズムをつくりあげてきたのです。
  古代から未来へ、どんなに文明が発達しようと、人間の営みと太陽との関わりは切り離すことはできません。
  この作品では、影を吸収することで時を食べてしまうような虫たちを想定し、未来へ向かって永遠に歌い続ける様子を制作してみました。
   笠原幸生 ]




からみ合う二つの立体 -5-
からみ合う二つの立体①
 遠藤春彦 (埼玉県)

[ 離れて見ると、鋭い直線で空を押し拡げている鉄の塊が目に入ります。形はあたかも巨人の子供が遊ぶ、積み木かパズルのようです。
  そして、運が良ければ黒いシルエットの中に太陽の輝きを見ることができるでしょう。
  近づいて見ると、今にも押し潰されそうな四角い風景が目に映り、鉄の塊の中にはいり込んでしまったような錯覚を受けます。
   遠藤春彦 ]





紀元 -4-
紀元①
 佐々木至 (東京都)

[ 自然物である石と、形というものの時間的な融合。
  また、その接点を、自然体の石の分割から、人間への形態への移行という形にし、最も根源的な形の持つプリミチブな部分というものを表現したいと思いました。
   佐々木至 ]



                 
        

さきたま緑道 彫刻プロムナード 25

2014/ 05/ 03
                 
 庭のミニサクランボ。
 ちょっと色づきはじめたと思ったら、ヒヨドリがほとんどを啄ばんでしまったようです。

 きょうも、良いお日和でした。
 今年の最高気温になったのではないでしょうか。



森林浴 -9-
森林浴①
 酒井鉱治 (埼玉県)




倭人伝 -8-
倭人伝①
 市川治郎 (東京都)

[ さきたま古墳群を前にすると、古代人の語りかける声が聞こえてきます。
  彼らは自然を征服するのではなく、調和の内に人間存在を主張しました。
  「子供と馬」。
  それは私にとって、人と自然のシンボルなのです。
  彼らは助け合い、手を取り合って行くのです。
  そして何時の日か、永遠の時の旅人として、私の心を伝えてくれるのでしょう。 
    市川治郎 ]




ニュウ -7-
ニュウ①  ニュウ②
 丸山富之 (東京都)

[ 北八ヶ岳に「ニュウ」という何ということのない、一つの岩峰があります。特に意味を持つこともなく、さきたまのシンボルとして、ただ立っている「ニュウ」という作品がそこにあります。
   丸山富之 ]











                 
        

さきたま緑道 彫刻プロムナード 24

2014/ 05/ 02
                 
 きょうは、何度くらいまで気温が上がるのでしょうか。
 半袖を着ています。
 このところ、お昼は冷やし中華にしています。



りょくどうさかいばし(元荒川にかかる)
 元荒川にかかる「りょくどうさかいばし」。
 あと、1.1kmで近隣公園にたどり着きます。




 -12-
芽①
 入江陽子 (福岡県)

[ 野外展示ということで、緑と空と土との空間を思い浮かべました。 
  大きな自然の中に、強く生きてゆくやわらかなふくらみと、一直線にぐんぐんと伸びていく勢い。
  そのやさしい曲線と鋭い直線との相互のバランスを考え、夢、希望などをの思いを込めて、植物の息吹、芽ばえを表現してみました。
  入江陽子 ]




〇△☐  -11-
〇△□①
 岸田松次郎 (埼玉県)

[ 触れてみ見てください。心で、手で、純粋の美が感じられるでしょう。
  そのものの、立体の〇と△と☐の、彫造されたステンレス・スティールの彫刻、全ての形は〇と△と☐で表現され、生命の根源です。
  日本の生んだ世界初の抽象画家、江戸時代の仙岸さんが、芝生の上で微笑んでいますよ。
   岸田松次郎 ]




明白入素 -10-
明白入素①
 中井保博 (宮崎県)

 [ 古代人、時空に存在しているもの、そうした古人たちの魂を鎮めるといわれている「鎮魂祭」という祭りがあります。この祭りには、プリミチブで、シンプル、しかも可愛い形の道具がいるのです。つまり私にとっても、「鎮魂祭」にとっても、必要不可欠なものなのです。
   中井保博 ]






                 
        

宮殿特別参観について

2014/ 05/ 01
                 
 消印をみたところ、26 4.28 18-24 と、印字されていました。
 きょう、5月1日に郵便受けに入っていました。


特別参観宛先①

 葉書を裏返してみましたら、落選のお知らせでした。





春季宮殿特別参観の申込みの抽選結果について

平成26年4月22日

宮内庁管理部管理課

標記の抽選を4月22日(火)に実施しました。
抽選の結果は,下記のとおりです。



1.当選件数及び当選人数

5月24日(土)
開催回  当選件数  当選人数
第1回    23件    51人
第2回    22件    50人
第3回    23件    51人
計     68件   152人

5月25日(日)
開催回  当選件数  当選人数
第1回    18件    50人
第2回    21件    52人
第3回    22件    53人
計      61件   155人


2.応募件数及び応募人数

5月24日(土)   応募件数    応募人数
         45,603件   110,555人

5月25日(日)   応募件数    応募人数
         26,451件    65,447人


                 
        

さきたま緑道 彫刻プロムナード 23

2014/ 05/ 01
                 
 外は、まだ曇っています。
 これからだんだんと晴れ間が見えてくることでしょう。




ロマンチシスト
 -15- 
  =文部大臣奨励賞=
 ロマンチシスト①
 中岡慎太郎 (千葉県)



Waiting -14-
Waiting①

Waiting②
 原一史 (埼玉県)

[美しい風景に感動するのに、ガイドが必要でしょうか。
 人を好きになるのに、多くの言葉が必要ですか。
 感性は努力して手に入れるべきです。
 この彫刻を見た多くの人が感じた全てが、この彫刻の意味です。
 そして、それが作者の制作意図です。
  原一史 ]




じゃいぷーる -13-
じゃいぷーる①
 田中等 (宮崎県)