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先ごろ、信州に行ってきました。リンゴいくつか

2015/ 09/ 17
                 
 「紅玉」が目につきました。一般的には、10月に入ってから収穫するりんごです。食するにはまだちょっと早いサイズだとは思いましたが、小振りで可愛らしいので、ついつい手に取ってしまいました。

 新しい品種の、「トキ」、そして「シナノドルチェ」。
 食べたことありますか。
 「トキ」は、2004年に品種登録された青森県で生まれた黄色りんごです。
 「シナノドルチェ」は、長野県生まれで、2005年に品種登録されました。

①リンゴ3種
・左:紅玉.・中:トキ.・右:シナノドルチェ.


②トキ
トキ:
 青森県を代表する黄色りんご。 さわやかな甘みと香りが特長。 2004年に品種登録 された、皮は浅黄色、実は淡い黄色の新しい品種。酸味は弱く、コクのあるさわやかな 甘みとシャキシャキとした食感が好評です。


③シナノドルチェ
シナノドルチェ:
  長野県生まれの新しい品種。 香りがよく果汁もたっぷり。 2005年に品種 登録された長野生まれの品種で、当時の長野県知事・田中康夫氏が名付け親とされ ます。甘味と酸味のバランスがよく、果汁の量の多いことも特長。


④紅玉
紅玉:
 果実は200g程の小ぶりのリンゴで、表皮が名前の通り真っ赤に色付きます。果肉は緻密でしまりがあり、煮込んでも煮崩れしにくい肉質をしています。 甘味は十分にありますが、それ以上に酸味がしっかりとしていて香りも活き活きとしています。
 この香りと酸味が持ち味で、近年の甘さ重視のリンゴに比べ、ヨーロッパやアメリカなどで昔から作られてきたタルトタタンやアップルパイを作るには適しています。
 

 「染谷りんご園」《群馬県沼田市久屋原町69-1.℡0278-23-0047)のHPから、「紅玉」のページを引用してみましょう。
 《明治時代以降にアメリカから多くのりんごが導入される中でアメリカ原産の”ジョナサン”という小ぶりで真っ赤なりんごが渡ってきました。そして昭和に入って日本で新たに選抜育成されたものが”紅玉”と命名され、日本での歴史をスタートしました。
 日本でも次々と品種改良がなされ現在では当時の品種はほとんど栽培されていません。その中にあって紅玉は独特の酸味の利いた食味、色、そして手料理用としては今だに右に出る品種が無く、その個性は根強い人気を誇っています。
 生産者から見た紅玉はとても樹に元気があり病気にも強いのが特徴ですが、樹1本当たりの収量は若干少なめです。食味は酸味が強いことが得取り上げられますが、完熟を迎えた紅玉は他の品種よりも糖度が高いのです。その濃厚さは食べ比べてみるとハッキリわかります。すっぽりと手に収まるその中に秘めたパワーを感じる・・・そんなりんごです。

「紅玉」  
・全糖(%): 8.74
・リンゴ酸(%): 0.72
・ペクチン(%) :0.476
・カリウム(ppm): 1526

「つがる」
・全糖(%):  10.88
・リンゴ酸(%): 0.13
・ペクチン(%) : 0.244
・カリウム(ppm): 1378

「ふじ」
・全糖(%):  9.27
・リンゴ酸(%): 0.28
・ペクチン(%) 0.459
・カリウム(ppm): 1015

【参考】平成14年度 青森県工業系試験研究機関報告書
※年度により多少のばらつきがあります。 》