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恋ふる歌

2015/ 12/ 06
                 
 きょうは、MUCCHANの生誕日です。
 いつのまにか29年という歳月が経っています。
 静謐であれかし、かの忘れ得ぬ日々。

①ムッチャン20151206記載


 与謝野晶子生誕137周年を記念して、「与謝野晶子-生誕祭の集い-」が、きょうの日曜日、12月6日、さかい利晶の杜で開催されました。

与謝野晶子(1878〈明治11〉年12月7日-1942〈昭和17〉年5月29日)の歌集・詩集を時代を追って並べてみますと、「みだれ髪」、「小扇」、「舞姫」、「夢之華」、「常夏」、「佐保姫」、「春泥集」、「青海波」、「夏より秋へ」、「朱葉集」、「火の鳥」、「太陽と薔薇」、「心の遠景」「白桜集」(遺稿)となっています。

 「追憶の日々」として、MUCCHANの在りし日のそれぞれの写真に、きみを思う心の歌人与謝野晶子の歌を添えました。


②ムッチャン20151206
人の世にまた無しと云ふそこばくの時の中なる君とおのれと
 

③ムッチャン20151206
君きぬと五(いつ)つの指にたくはへしとんぼはなちぬ秋の夕ぐれ
 

④ムッチャン20151206
 思ふ人ある身はかなし雲わきて尽くる色なき大ぞらのもと
  

⑤ムッチャン
火の中のきはめて熱き火の一つ枕にするがごとく頬(ほ)もえぬ
 

⑥ムッチャン
道を云はず 後を思はず名を問はずここに恋ひ恋ふ 君と我と見る
  

⑦ムッチャン
ゆるしたまへ二人を恋ふと君泣くや聖母にあらぬおのれのまへに
 

⑧ムッチャン
すぐれて恋ひすぐれて君をうとまんともとより人の云ひしならねど
 

⑨ムッチャン
君にをしふなわすれ草の種まきに来(こ)よと云ひなばおどろきて来ん


⑩ムッチャン
頬(ほ)にさむき涙つたふに言葉のみ華(はな)やぐ人を忘れたまふな
 

⑪ムッチャン
 たちばなの香(かぐ)の木蔭(こかげ)を行かねども皐月(さつき)は恋し遠居(とほゐ)る人よ
  

⑫ムッチャン
天地(あめつち)のいみじき大事一人(いちにん)のわたくしごととかけて思はず
 

⑬ムッチャン20151206
 いつの世かまたは相見ん知らねどもただごと云ひて別るる君よ
  

⑭ムッチャン20151206
冬の空針もて彫りし絵のように星きらめきて風の声する


⑮ムッチャン20151206
冬の夜を半夜(はんや)いねざる暁(あかつき)のこころは君にしたしくなりぬ
 

⑯ムッチャン20151206
君まさぬ端居(はしゐ)やあまり数おほき星に夜寒(よさむ)をおぼえけるかな
 

⑰ムッチャン20151206
ませばこそ生きたるものは幸ひと心めでたく今日もありけれ
 

⑱ムッチャン20151206 ⑲ムッチャン20151206
ねがはくば君かへるまで石としてわれ眠らしめメヅサの神よ