FC2ブログ
        

自由ネコ シマ 

2018/ 06/ 30
                 
 サクラネコでもある、自由ネコのシマ。

 以前、ユーがこのあたりを闊歩していました。
クー、オレンジ、そしてシマがやってくると、追い散らしていました。

 いつのまにか、ユーの姿が見えなくなりました。

 それからちょっと経って、通り径の一つとして、シマがわが家の庭を訪れるようになりました。
 だいたいは一日数回やってきます。

 シマが他のネコに威嚇の鳴き声を発した時を除いて、面と向かい合ったときに一度も彼女の声を聞いたことがありません。

 シマは私たちが気付くまでじっと待機の状態を続けています。
 そもそも、最初にシマが我が家の庭に訪れた時も、30分以上もじっと佇んで、ただただじっと私たちを見つめていたのです。
 その翌日も同様でした。
 
 居間にもどって外を眺めたら、シマが濡れ縁に寝そべっていました。
 いつのまにか、わが家の庭はシマの「シマ」(〈※〉)になっていたのでした。





(註〈※〉「シマ」:
・広辞苑第七版=「しま」〈⑨ある人の勢力範囲。なわばり。〉
・ウィキペディア=「シマ」
 〈暴力団における縄張りを示す隠語。島#独立したものの象徴としての「島」、縄張り#人間の場合を参照。〉
 ⇒#〈・縄張り(なわばり)あるいはテリトリー(territoriality)とは、動物個体あるいはグループが、直接に防衛するかあるいは信号を通じて他個体を排斥し、排他的に占有する地域のことである。縄張りを作ることを、縄張り行動という。日本語のこの言葉自体は日本人が古来土地の所有権を示すために縄を張った事に由来するものである。
 ・動物にとっての縄張りは個体や集団の防衛、食料の確保、繁殖の成功などを容易にする機能を持つ。人間の場合、それ以外にも聖と俗、身分の上下など、価値を区切る役割を持つ文化的な制度である。)