FC2ブログ
        

上野三碑 多胡碑 実物初御目文字 拓本 

2019/ 01/ 07
                 
 
 東京の学生時代、部活の年間行事の一つとして、仲間と一緒に鎌倉のお寺に採拓しに行ったことがあります。

  今から思いますに、あの当時は拓本を採るのに、場を提供する側も提供される側も、お互いがすんなりと理解しあえる時代だったように思えます。

 タンポ(「短穂」、「打包」)なども、予め部員で手分けして作りました。
 勿論、墨汁ではなく,墨をたくさんすって準備するのですから、それはそれは、手間暇がかかりました。
 和紙は、幾つかの石碑の大きさ(予め先様に確認していますので)に合わせて、それなりの枚数の特別サイズもつくりました。
 ワイワイガヤガヤと、それはそれは賑やかな部室でした。
 江ノ電の行き帰りの一こまひとこまも、今は懐かしい思い出となっています。
 今年、節目の年を迎える多くの皆さん、その齢(よわい)を相前後している皆さん、ともに、お元気でご健在のことと拝察申し上げます。
 
 はてさて・・・

  書のお手本として多胡碑の文字は、古今東西を問わずその名は夙に知られています。
 昨年、多胡碑の実物に初御目文字が叶いました。

 11-1多胡碑 -
  (平成30年11月4日)


 が、
 石碑に刻まれた文字一つひとつと、拓本で採られた文字と文字とが、
頭の中でマッチングしません。
 どういうことかと申しますと、習字のお手本の多胡碑文は拓本から採った字なのです。

     多胡碑拓本


その習った字と、目の当たりに見た実際の文字との心理的距離の乖離が、途惑う私をその場所に放置させてしまったようです。


 多胡碑 その21



 2-1多胡碑 その1

 2-1多胡碑 その2

 2-1多胡碑 その3

 2-1多胡碑 その4

 2-2多胡碑 その1

 2-2多胡碑 その2

 2-2多胡碑 その3.


 (※注:上記各プリントは「上野三碑」パンフレットによる)