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水シリーズ・元荒川の堰 榎戸堰

2019/ 10/ 05
                 
 
 赤レンガ恋し求める堰の路

 30-1-1榎戸堰赤煉瓦


 榎戸堰は、元荒川の一番堰です。

 30-2榎戸堰水門 -

 30-7元荒川表示

 30-6新宿橋表示


 
 堰の所見は延宝2年(1674年)まで遡るといわれていますが、

 30-4中山道榎戸宿

木製の堰は、明治36年(1903年)に煉瓦造りに改築されました。
 現在も堰の護岸の一部に煉瓦が使用されています。

 30-1-2榎戸堰赤煉瓦

 (「榎戸堰公園」鴻巣市榎戸2-6-23付近)


 
「第6回 埼玉県の煉瓦水門 ~ レンガ造りの樋門・樋管、堰、伏越、掛樋 改訂52版:2008/10/01」には、
~煉瓦を使った樋門・樋管等(河川構造物)は、明治中期から昭和初期にかけての約40年間に、関東地方を中心に建設され、埼玉県には250基以上(関東全体の約85%)が作られました。
 2002年4月現在、埼玉県では87基(一部残存と東京都に建設の1基を含む)が確認でき、現存数は圧倒的に日本一です・・・~
との記載があります。

 30-1-5 -  赤レンガ痕跡2

 その埼玉県の堰の中で、甚左衛門堰〈※:註〉が、今から丁度20年前の平成11年(1999年)に、唯一、埼玉県指定有形文化財建造物に認定されています。
 〈※:註:甚左衛門堰/草加市神明2-5-145-1他.札場河岸公園内〉

 30-1-4 - 赤レンガ痕跡その1


 草加市の公式サイトでは、
~明治27年(1894年)に3ヶ月かけて現在の煉瓦造りの甚左衛門堰が完成しました。完成後は、昭和58年(1983年)まで、約90年間にわたり使用されました。
 甚左衛門堰には、横黒煉瓦(よこくろれんが)という種類の煉瓦が3万2500個使用され、「オランダ積」あるいは「イギリス積」と呼ばれる技法を用いています。
 甚左衛門堰は、古いタイプの横黒煉瓦を使用していますが、建設年代から見てもこの種の煉瓦を使った最後期を代表する遺構です。また、デザインが美しいだけでなく、保存状態も極めて良く、農業土木技術史・窯業技術史上、貴重な建造物です。~
と、紹介されています。