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行田 八幡山古墳石室 武蔵野の石舞台

2020/ 03/ 31
                 
 石室に思いめぐらすロマンの香歴史を辿りむさしの遥か

 10-1八幡山古墳石室

 八幡山古墳石室は、奈良県明日香村の石舞台古墳に匹敵する巨大な岩室の遺構です。

 10-6八幡山古墳石室に上がって

 石室内の公開は、土曜日・日曜日・祝日〔年末年始を除く〕となっていましたが、この日の日曜日、鍵がかかっていて中に入ることはできませんでした。〈「臨時休館 3月15日(日)まで」〉の掲示はされていましたが。〉

 10-3八幡山古墳石室入口

 

 八幡山古墳石室

八幡山古墳は、この周辺に広がる若小玉古墳群(わかこだまこふんぐん)の中心となる古墳で、7世紀前半に造られた直径約80mの大型の円墳と推定されています。
昭和9年(1934)に、約2km東にあった小針沼(こばりぬま)の干拓事業のため古墳の封土を崩した際に、石室が現れました。翌年の発掘調査の結果、石室はほぼ南北に位置し、南を正面とする前・中・後室の3室からなる全長16.7mの巨大な石室であることが明らかになりました。各室とも秩父地方から運搬された巨大な緑泥片岩(りょくでいへんがん)と安山岩で築造されています。その後、昭和52年から54年に発掘調査と復元整備が行われて現在の姿になっています。

 10-5八幡山古墳石室 積み石

発掘調査では最高級の棺である漆塗木棺(うるしぬりもっかん)の破片や銅鋺(どうわん)など豪華な遺物が発見されており、この古墳に葬られた人物がかなりの権力者であったと考えられることから、「聖徳太子伝暦(しょうとくたいしでんりゃく)」に登場する武蔵国造物部連兄磨(むさしのくにのみやつこもののべのむらじあにまろ)の墓と推測する説もあります。奈良県明日香村の石舞台古墳(いしぶたいこふん)に匹敵する巨大な石室であることから、「関東の石舞台」とも呼ばれています。

 10-4八幡山古墳 積み石に雪


 八幡山古墳石室
• 読み はちまんやまこふんせきしつ
• 区分 県指定記念物
• 種別 史跡
• 所在地 行田市藤原町1-27-2
• 時代 古墳
• 形状 石室全長16.7m
• 公開/非公開 公開( 石室内の公開は土曜日・日曜日・祝日〔年末年始を除く〕)
• 指定年月日 昭和19年3月31日
~ 行田市教育委員会公式サイトによる ~

 10-2八幡山古墳桜の枝に雪が