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洋酒マメ天国わが酒菜のうた17-3

2012/ 09/ 08
                 
洋酒マメ天国 わが酒菜のうた 17-3

 身近な山野草を知っていれば何かの折にイットキ飢えをしのぐことが出来るかもしれません。
 草野心平がこの本の第1章 前口上の〆の言葉として、
・・・反面貧乏とケチのおかげで、ただのものやただに近いもの、そして安価なものでなんとか胡麻化そうという精神は旺盛なので、庶民の酒肴には直ぐにでも応用出来る代物が並ぶことになるだろう。 と述べています。あれ、こんなものまで食べられるのという想いを誰でも抱くと思われますが、だいたいはてんぷらにすることが手っ取り早い調理のコツといえばコツといえますでしょうか。
 食糧調達のことはさておきまして、野に出て山を歩きませんか。植物の芽が出て花が咲き、小鳥たちが囀り、雨上がりいつの間にか虹が空に浮かび、霧があっという間に視界を遮る。また或る時はこわたのような家族の雲たちが私たちの目の前をまるで生きているかのように行ったり来たり、そんな季節のうつろいを肌で感じてみませんか。


第4章 野のうた  より
 ・・・散歩の帰りの、ゆるやかな独り道、すずらんやあやめ、小梨の白い盛りあがりは満開をすぎていたがレンゲツツジは方々に朱い炎をあげていた。私はそれらの一つずつを失敬して持ってきた。・・・それらの味を一々報告するためにはまだまだ時間が浅いが全体にオイルでからあげした方がよさそうである。・・・結局やはり味そのものでは、にんにくのバタあげにこすものはなかった。それにつづくのがつつじだった。・・・

 「野にくだろう」という言葉を受けて、わさび のびる 蕗のとう つくし 田芹 ほうき草 ぎんなん オクラ カブ と、調理の仕方が続いています。

第5章 水のほとり より
 ここで述べているものをズラッと紹介しましょう。 山椒魚 どじょう うなぎ いわな さわがに 干したさくらえび 蓮根 くわい にんにく じゅんさい 春の七草 
・・・
 ❀この文章では、「春の七草」とひとくくりにしていますが、一般的には次の七つをさすようです。
 すずな おぎょう(ははこぐさ) なずな(ペンペン草) せり すずしろ(日野菜) はこべら たんぽぽ 



庭の草花
庭の草花② 庭の草花③
庭の草花④
庭の草花⑤庭の草花⑥
庭の草花⑦庭の草花⑧


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