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いかがおすごしですか

2015/ 03/ 03
                 
 「うれしいひなまつり」                       
 ・サトウハチロー作詞
 ・河村光陽作曲
  (1935〈昭和10〉年作詞、1936〈昭和11〉年発表)

ひなの里 ひな壇⑪
 〈「ひなの里」2015年2月14日撮影〉

あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひなまつり

お内裏様(だいりさま)と おひな様
二人ならんで すまし顔
お嫁にいらした 姉様に
よく似た官女の 白い顔

金のびょうぶに うつる灯(ひ)を
かすかにゆする 春の風
すこし白酒 めされたか
あかいお顔の 右大臣

着物をきかえて 帯しめて
今日はわたしも はれ姿
春のやよいの このよき日
なによりうれしい ひなまつり


 きょうは3月3日のひなまつり。
 この歌の背景には、切ない別離が言外に隠されているということですが、それはさておきまして、詞に幾つかの齟齬があります。

 最上壇の男雛と女雛の二人が「お内裏様」です。
 「お雛様」は、「仕丁」、「随身」、「五人囃子」、「三人官女」、「お内裏様」の総称です。
 それともう一つ(「向かって右側」という言い方を前提として)、右大臣のお顔は白く、左大臣のお顔は赤いのです。右大臣は向かって左、左大臣は向かって右に鎮座ましましています。

 お内裏様の男雛(おびな)と女雛(めびな)も、時代によって並べ方がみぎひだり違っていましたし、今でも関東と関西では違っているようです。

左女雛右男雛⑫
〈「中山道まちかどひなめぐり」2015年2月28日撮影:左:女雛(めびな)・右:男雛(おびな)〉


右男雛左女雛⑬
 〈「中山道まちかどひなめぐり」2015年2月28日撮影: 左:男雛(おびな)・右:女雛(めびな)〉

 ここ鴻巣でも、「中山道まちかどひなめぐり」のお店おみせの中をのぞいてみると、男雛が右、女雛が左に飾ってあるところもありますし、男雛が左、女雛が右に坐しているところもあります。鴻巣宿は歴史の積み重ねの中でしかじか伝承されていることの名残ともいえるでしょうか。
 蛇足にすぎませんが、関東では向かって左が男雛、右が女雛というのが一般的です。




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