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又吉直樹と又吉栄喜

2015/ 07/ 17
                 
 又吉直樹(またよしなおき)氏の父君は、沖縄県の出身です。その沖縄出の作家、又吉栄喜(またよしえいき)氏は、「豚の報い(文學界)」の作品で、第114回(1995年下半期)の芥川賞を受賞しています。
 何もつながりのない間柄かもしれませんが、ついつい。


 宏有さんが、「火花買ってきて」といったのは、いつだったか。

 昨日、「火花が芥川賞になったよ」と、居間でテレビを見ていた宏有さんから声がかかりました。
 又吉直樹氏がテレビ画面に写っています。

 第152回までの芥川賞受賞作家は155人(二回数えてみました…)ですので、156人目か157人目の受賞作家となります。
 
 この2~3年内での芥川賞受賞作品を読んだのは、黒田夏子氏の「abさんご(第148回・2012年下半期)」以来となりますが、今まで同賞受賞作品で、受賞前に読んだのは、おそらく「火花」だけだと思います。

火花カブァー②
火花 又吉直樹著



【又吉 芥川賞で歓喜のピースサイン 夢の“太宰超え”果たすも謙虚な姿勢
デイリースポーツ 7月17日(金)6時58分配信 】
=帝国ホテル

 第153回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、都内で行われ、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(35)の「火花」が芥川賞を受賞した。羽田圭介氏(29)の「スクラップ・アンド・ビルド」との同時受賞。5月に発表された第28回三島由紀夫賞では、決選投票の末に1票差で惜敗していたが、“リベンジ”を果たして芥川賞作家となった。直木賞は東山彰良氏(46)の「流」に決まった。

 史上初の“芥川賞芸人”が誕生した。昼間に本業のお笑い仕事をこなした後、関係者と和食を食べながら、運命の瞬間を待った又吉。吉報を電話で伝えられると、シャンパンで乾杯して喜びに浸った。敬愛する昭和の大文豪・太宰治ですらかなわなかった『芥川賞作家』の肩書を、売り上げ69万部を記録している自身初の純文学作品で見事、手にした。

 受賞が決まると、黒のジャケット姿に、祝い酒のせいかちょっぴり顔を赤らませ、都内のホテルで会見。「すごいビックリしたんですけど、とにかくうれしいです」と第一声には笑いを交えず、率直な気持ちを表現した。

 地元大阪から上京し、初めて住んだ東京・三鷹のアパートの場所が、偶然にも太宰の自宅跡地だったという奇縁があった。太宰は第1回芥川賞にノミネートされながらも落選しており、夢の“太宰超え”を果たしたが、「勝手に『太宰好き』と言って申し訳ないので、言ったときには三鷹にお墓参りに行ってます」と謙虚な姿勢を見せた。

 太宰とともに小説好きとなるきっかけを与えてくれた、芥川龍之介への思いも吐露。「芥川はおそらく僕みたいな髪形嫌いやと思う。ベートーベンを『天才ぶってる』と書いてたのが印象深い」と会場を笑いに包んだ。

 「芸人を100でやって、それ以外で書くとやってきたので、その姿勢は崩さんようにしようと思ってます。書きたい気持ちはあります」。芸人と二足のわらじを履く平成の大文豪へ、執筆活動はまだ始まったばかりだ。

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