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 雅楽 萬歳楽 仁和楽

2015/ 09/ 25
                 
 舞楽
舞楽奉納①


 毎年秋分の日に開催される、小野照崎神社の秋季例大祭 雅楽の夕べ、今年は「万歳楽(まんざいらく)」、そして「仁和楽(にんならく)」の舞楽でした。
 来年の秋分の日は、9月22日とのこと、小野宮司が仕舞いの挨拶でお話しされていました。


 「萬歳楽」
②萬歳楽

 萬歳楽は、左方(唐楽)平調(ひょうぢょう)の舞曲で、平舞の代表的名作とされています。
作曲の由来は諸説ありますが、賢帝の治世に現れるとされる鳳凰が「賢王万歳」と囀り舞い飛ぶ姿を舞曲にしたとする『教訓抄』(天福元[1233]年成立の雅楽書。狛近真著)巻第一の伝承をはじめ、いずれも君主の治世を寿ぐ曲としており、おめでたい場での奏舞の例が多く見られます。




  お正月恒例の舞楽。
 伊勢神宮の2013年の舞楽は「仁和楽(にんならく)」でした。
 仁和楽とは、高麗楽壱越調に属する楽曲ですが、外来の曲ではなく日本製の楽曲です。
光孝天皇の勅令により百済の貞雄という人が、高麗楽の形式で作曲しました。その時の年号である「仁和」が、曲名の由来です。「仁和」という字に思い至ると「仁和寺」がつとに知られていますね。
 仁和楽は、日本で初めて作曲、作舞された、高麗楽形式の楽曲と伝えられています。
 曲姿は小曲・四拍子・拍子十・新楽で、四人舞、番舞は「承和楽」です。現在は襲装束の右肩袒、鳥甲で舞いますが、蛮絵装束を着て舞う団体のほうが多いようです。

③仁和楽

 ここ、小野照崎(おのてるさき)神社では殿のスペースの制約もあったようです。
 萬歳楽(まんざいらく)のあとを受けての、二人舞となっていました。

⑨小野照崎神社秋季例大祭
 小野照崎神社 秋季例大祭 2015年9月23日 午後6時から午後8時

⑩小野照崎神社秋季例大祭
 秋分の日の月

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《 「笛の音」を聞きながら、2014年1月20日、京都の一日を思い出しました。城南宮の湯立神楽です。 
 巫女が舞って、無病息災、願望成就を祈願します。

城南宮① ②城南宮

③城南宮 城南宮④

神楽殿の四方は廊下で配置されています。その一隅で、装束を身にまとった奏者が正座しています。》

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「台東区役所HP」より、「小野雅楽会」の一文を掲載させて頂きます。

小野雅楽会
平成11年度指定

 雅楽は、古代より宮廷儀礼において演奏されてきた音楽です。古くは、奈良時代の天平勝宝4年(752)東大寺大仏開眼会で演奏が行われたという記録があり、8世紀半ばには宮廷の儀礼音楽として定着していました。
 一口に雅楽と言ってもさまざまな曲や舞がありますが、大きくは唐楽(とうがく)と高麗楽(こまがく)の二つに分けることができます。唐楽は、楽器演奏のみの場合(管絃という)と、演奏に舞がともなう場合(舞楽)の2種類があります。曲目では、蘭陵王(らりょうおう)・萬歳楽(まんざいらく)等が著名です。
 高麗楽は、すべて舞楽です。異相な面を着けて舞う、延喜楽(えんぎらく)・納曾利(なそり)等が知られています。
 また、使用する楽器は、唐楽と高麗楽では異なりますが、唐楽の場合、管楽器では笙・篳篥(ひちりき)・竜笛、弦楽器では箏・琵琶、打楽器では羯鼓(かっこ)・太鼓・鉦鼓(しょうこ)を演奏します。
 宮中における雅楽の演奏・演舞は、楽人(がくじん)と呼ばれる専門職が担当してきました。この楽人は、いくつかの家が代々世襲してきたもので、現在も宮内庁式部職楽部の楽師として続いています。
 小野雅楽会は、明治20年に小野照崎(おのてるさき)神社宮司小野亮道が、民間への雅楽の普及を目的に創設した雅楽演奏団体で、民間ではもっとも古い歴史があります。現在の会員数は、約90名。小野照崎神社内で行われる毎月3回の練習会では、宮内庁楽師OBら、もっとも正統的な雅楽の専門家の指導のもとで、各楽器や舞の技術修得に努めています。小野雅楽会は、創設当初よりこうした雅楽の専門家を指導者に招いており、民間の雅楽団体ではきわめて稀有な存在です。
 活動内容としては、各地神社の祭礼やホールでの演奏といった国内の活動はもとより、昭和47年にアメリカ公演、同54年にはヨーロッパ公演を行い、翌55年にはフランスレコードのグランプリを受賞するなど、海外でも高い評価を得ています。





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