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長い読物

2016/ 02/ 26
                 
 ページ数で一番長い読み物というと、何だろう。
 所謂経典の類だろうか。
 文字数で一番長い読み物というと、何だろうか。
 聖書(※①)がまっ先に思い浮かぶ。
 手元にあるものだけの比較にしか過ぎないのに、あれこれ考えてしまう。

 このところ読んだ本では、百田尚樹著の、『海賊とよばれた男 〈上〉〈下〉』(※②)、同じく『錨を上げよ 〈上〉〈下〉』(※③)。二つとも相当な読みごたえだった。
 亀山郁夫著の、『新カラマーゾフの兄弟 〈上〉〈下〉』(※④)もかなり手こずった。
 氏が訳したドストエフスキー著の『カラマーゾフの兄弟 〈1〉〈2〉〈3〉〈4〉〈5〉〈エピローグ・別巻.+ドストエフスキーの生涯+解題〉』(※⑤)は、どのくらいのボリュームになるのだろうか。

 『世界収集家』(※⑥)〈イリヤ・トロヤノフ著、浅井晶子訳〉は、イギリスの探検家で、『千夜一夜物語』の翻訳でも知られるリチャード・バートンを描いた長編小説。小説だからフィクションとして読み進めたのにもかかわらず、読み通すまでにかなりな時間がかかってしまった。
 
 『赤毛のアン〈シリーズ1〉〈シリーズ2〉〈シリーズ3〉〈シリーズ4〉〈シリーズ5〉〈シリーズ6〉〈シリーズ7〉〈シリーズ8〉〈シリーズ9〉〈シリーズ10〉〈シリーズ11上巻〉〈シリーズ11下巻〉』(※⑦)〈ルーシー・モード・モンゴメリ著、村岡花子訳〉は、ご存知、おしゃべりな女の子、アン・シャーリーを主人公とした物語。かの有名な《マーク・トウェインは、その友人への手紙の中で、「グリン・ゲイブルスのアンという少女こそはあの不滅の生命を持つ『不思議の国のアリス』以来の愉快な、そして最もつよく人の心に触れて来る存在である。君はこの娘がいかに愛すべき性情をそなえているかについて、きっと僕と同じ感銘を受けるであろう」と、この緑の屋敷(グリン・ゲイブルス)の下に住んでいた赤毛のアンを評しています。》*《訳者「あとがき」より引用》



  ページ数も、そして文字数でも、あらためて思い浮かべるのは、『聖書』(※①)。
 手元にあるものの中から、日本聖書協会が1963年に発行(※①-1)したものと、いのちのことば社(新日本聖書協会翻訳)が1970年(2003年10月25日第3版)発行(※①-2)の、2冊を並べてみることに。

 他愛も無いことなのに、何故か時間をかけてしまう、ハテナの辿りつく先・・・



①-1:・旧約聖書1326㌻.・新約聖書409㌻. Σ:1735㌻
    *1㌻:1152文字 (24行×24字×上下2)
    *Σ:1,998,720文字

①-2:・旧約聖書1568㌻.・新約聖書503㌻. Σ:2071㌻
    *1㌻:1152文字 (24行×24字×上下2)
    *Σ:2,385,792文字
 

②『海賊とよばれた男〈上〉〈下〉』 上380㌻.下362㌻.Σ742㌻ 
  (百田尚樹著.発行所:株式会社講談社)
    *1㌻:828文字(18行×46字)
    *Σ:614,376文字
 ♪追補:出光佐三(出光興産創業者)をモデルにした物語    
  《…「日章丸事件」に材をとった圧倒的感動の歴史経済小説・・・》

③『錨を上げよ 〈上〉〈下〉』 上591㌻.下616㌻.Σ:1207㌻
  (百田尚樹著.発行所:株式会社講談社) 
    *1㌻:817文字(19行×43字)
    *Σ:986,119文字
  ♪追補:百田尚樹の自画像ともいうべき小説
  《・・・人生の至る所で敗北を喫しながらも、絶対にへこたれない不屈の男。・・・》


④『新カラマーゾフの兄弟 〈上〉〈下 』 上664㌻.下769㌻.Σ:1433㌻
  (亀山郁夫著.発行所:株式会社河出書房新社)
    *1㌻:924文字(21行×44字)
    *Σ:1,324,092文字

⑤『カラマーゾフの兄弟 〈1〉〈2〉〈3〉〈4〉〈5・エピローグ別巻.+ドストエフスキーの生涯+解題〉』1=431㌻.2=467㌻.3=507㌻.4=674㌻.5・エピローグ・別巻・生涯・解題=63㌻+299㌻. Σ=2441㌻
  (ドストエフスキー著.亀山郁夫訳.発行所:株式会社光文社〈光文社古典新訳文庫)
    *1㌻:608文字(16行×38字)
    *Σ:1,484,128文字

⑥『世界収集家』 675㌻+9㌻(語彙集)=684㌻
  (イリヤ・トロヤノフ著.浅井晶子訳.発行所:株式会社早川書房)
    *1㌻:900文字(20行×45字)
    *Σ:615,600文字

⑦『赤毛のアン〈シリーズ1〉〈シリーズ2〉〈シリーズ3〉〈シリーズ4〉〈シリーズ5〉〈シリーズ6〉〈シリーズ7〉〈シリーズ8〉〈シリーズ9〉〈シリーズ10〉〈シリーズ11上巻〉〈シリーズ11下巻〉』〉 S1=524㌻.S2=461㌻.S3=468㌻.S4=372㌻.S5=530㌻.S6=443㌻.S7=576㌻.S8=390㌻.S9=448㌻.S10=558㌻.S11上巻=457㌻.S11下巻=458㌻. Σ=5685㌻
  (L・M・モンゴメリ著.村岡花子訳.発行所:株式会社新潮社〈新潮文庫〉) 
    *1㌻:592文字(16行×37字)
    *Σ:3,365,520文字





ご参考図書:1st step series S1=95㌻.S2=93㌻.S3=95㌻.S4=95㌻.Σ=378㌻.
  (著者:内田和彦.発行:いのちのことば社)
「キリスト教は初めて」という人のための本 S1  
「聖書は初めて」という人のための本 S2  
「祈りは初めて」という人のための本 S3  
「教会は初めて」という人のための本 S4  
    *1㌻:608文字(16行×38字)
    *Σ:229,824文字



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コメント

        

No title
小説では、栗本薫さんの「グイン・サーガ」。
正伝が130巻、外伝が22巻。まだ続く予定でしたが、作者が亡くなられたので中断。
正伝第93巻のとき、米国版で算出した字数が、3022万5000文字。
プルーストの「失われた時を求めて」が960万9000文字。サイモン・ロバーツの「ニカーズ」が1415万6074文字。
だそうです。私、全然読んでませんが・・・
詳細はウィキペディアで「グイン・サーガ」を参照して下さい。
赤毛のアン
この歳になって、いまさらと思いながら「赤毛のアン」を読んでいます。おしゃべりな女の子・・・という小説の主人公の魅力と、そのストーリーとなる背景に欠かすことのできない、大地の生き生きとした描写に、ついついつりこまれて時の経つのを忘れてしまいます。