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 中原中也 小林秀雄 大岡昇平

2016/ 06/ 02
                 
 

  『中原中也 山羊の歌』の装幀者は高村光太郎です。
  昭和9年12月10日の発行で、頒價参圓五拾錢。
  發兌文圃堂、限定二百部内百五十部が頒布されています。

  私の手元にある「復刻版」は、奥付き記載で、麥書房刊、限定360部内〈※〉13番本となっています。(昭和45年9月10日刊行)
 〈装幀函の表書きには限定400部と表示されています〉

中原中也 山羊の歌 復刻版


 
 湯田温泉井上公園の一角にある、中原中也の詩碑は、51年前に建てられたものです。

中原中也 詩碑② 20160522

 詩編『山羊の歌』「初期詩篇」「歸郷」の数行から取った
「これが私の古里(ふるさと)だ さやかに風も吹いてゐる あゝおまへは何をして來たのだと 吹き來る風が私に云ふ」

中原中也 詩碑① 20160522

の詩文は、小林秀雄が書き、建立にあたって誌したのが、大岡昇平で、次のように記しています。

 《中原中也は明治四十年四月二十九日この地に近い湯田横町に生れた。その卓れた詩才は県立山口中学校に在学中から現れてゐたが、昭和九年詩集「山羊の歌」が東京で出版されるに及び広く詩を愛する人々に認められるに到った。不幸病を得て、同十二年十月二十三日、第二詩集「在りし日の歌」の上梓に先立って、鎌倉の常居に没した。その名声は死後ますます高く日本近代詩に揺ぎない地位を占めてゐる。
 この度山口市長兼行恵雄の斡旋により、同郷の有志、東京の友人ら相寄り、こゝに詩碑を立てゝ、その詩業を記念することにした。碑表の文字は詩篇「歸郷」より取られ、友人小林秀雄が書いた。
 昭和四十年五月
   友人 大岡昇平 之を誌す

⑤中原中也詩碑 20160522 帰郷の一節





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