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原馬室の祈祷獅子舞  440年の伝統 

2016/ 07/ 17
                 


 獅子頭の羽は、東天紅の尾羽を用いていますが、その鶏を飼っている方が、愛宕神社の近くに住んでいることや、 原馬室獅子舞のご縁起は、8月の祭典獅子舞の冒頭のみに口上されること、注連縄はもともと「八綯え」で太くて立派なものだったのが、いつのまにか「四綯え」になってしまったことなど、古老に教えて頂きました。
 神社では左綯えが一般的と思い込んでいましたので、縄綯えは、左綯えですか、右綯えですか、と、念のための質問を忘れていましたけれど、現地に行ってこその良い学習となりました。

 

①原馬室の祈祷獅子舞20160717 注連縄
 愛宕神社


 奉納舞が始まる前に、私たちにも、御神酒が振るまわれました。

②原馬室の祈祷獅子舞20160717 御神酒

 奉納が終った後、老若男女の皆さんが獅子の前に歩み出て、魔よけのため「獅子舞に頭を噛まれて邪気を食べて頂き」、「悪疫退散、家内安全」のご利益を頂きました。

③原馬室の祈祷獅子舞20160717 魔除け



 原馬室の祈祷獅子舞を、初めて目の当たりにすることができました。

④原馬室 愛宕神社 祈祷獅子舞 20160717
 愛宕神社 祈祷獅子舞 (ちょっとの雨が降り始めました)

 何匹かのアブラゼミが鳴き続けていました。

⑤原馬室 愛宕神社 祈祷獅子舞 20160717
 愛宕神社 祈祷獅子舞  (小雨もいつのまにか上っていました)


 愛宕神社、雷電社、そして観音堂の3か所での奉納舞を見終って、家路につきました。


⑥雷電社 祈祷獅子舞 20160717
 雷電社 祈祷獅子舞

 一匹のミンミンゼミが突然鳴き始めました。

⑦雷電社 祈祷獅子舞 20160717
 雷電社 祈祷獅子舞

⑧雷電社 祈祷獅子舞 20160717
 雷電社  祈祷獅子舞




⑨観音堂 祈祷獅子舞 20160717
 観音堂 祈祷獅子舞

 アブラゼミも、ミンミンゼミも鳴いていない静かな境内でした。

⑩観音堂 祈祷獅子舞 20160717
 観音堂 祈祷獅子舞

⑪ 観音堂 祈祷獅子舞 20160717
 観音堂 祈祷獅子舞



 きょう、7月17日の一日、このあと、原馬室たんぽぽ翔裕園、川端神明社、谷津不動尊、馬室小学校、あしたば第二作業所と続いた後、権現氷川神社、野宮神社、氷川第3公園、大栄団地公園、あたご公民館、松原小学校、小松原神社、そして納神宮となっています。
 午前9時から、午後6時まで延々と、16か所での奉納舞です。まことに並はずれた恐れ入る行程です。
 


 「原馬室の獅子舞・棒術」としては、8月の祭典獅子舞が広く知られています。
 五穀豊穣・天下泰平を願い、今年は21日の日曜日に、午後3時から愛宕神社、午後5時から観音堂で奉納されます。
 
 棒術は7月の祈祷獅子舞では行わず、8月の祭典獅子舞の前に、「小太刀」と「六尺棒」、そして「真剣」を用いて行います。
 起源は獅子舞(天正2年〈1574年〉)伝授より古く、鎌倉時代からの伝承と言い伝えられています。



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コメント

        

祈祷ざさら
こんばんは。変わらずの精力的な記事更新のお姿に頭が下がります。馬室の祈祷ざさら、御覧になっておられたのですね。実は私も当日見学しておりました。残念ながら祭事様のお宅が事前にわからなかった為、始まりは愛宕神社から。それより最後の納神宮まで16+1ヶ所を見届けて参りました。この納神宮について、今は石碑も建てられ「納神宮」などどそれらしい名で呼ばれておりますが、昔は萱の生い茂った小高い場所で、普段人の寄りつかないゴミ捨て場であり、土地では単に「うっちゃり場」と呼んでいたそうです。かつての祈祷ざさらは全戸を回ったため、ここに来る時間はもう真っ暗で、中央に幣束を立てた周囲を提灯明かりを頼りに獅子がぐるぐると駆け回り、それが済むと音を立てずに一目散にその場から立ち去ったということでした。今でも大栄団地の公園を出るまで一切の物音は御法度。そのほか獅子が入るまでは公園内への立入りも本来許されないとも効きました。勉強不足の余所者はこの禁を犯してしまいましたが、こういった為来りは伝承の原動力にもなるはずで是が非でも残していっていただきたいものです。その一方でほとんどの行程が自動車化されているのにも少し驚きました。軽トラの村回りも珍しくはないですが、乗用車が列を組んでというのはあまり三匹獅子では見たことがありません。なんともハイブリッドな祈祷ざさらであったという感想です。
祈祷
この日も夕方から所要が入っていましたので、3か所しか見ることができませんでした。今までも、どこのところに行っても、最初から最後まで見届けたことがないのです。次に機会があれば、全ての庭での奉納姿を目におさめたいのが念願です。
獅子が車で移動すると、私達も車を使って追っかけなければならないので、車をどこに駐車できるのか、事前に調べておかないと、見損なってしまうこともあるのではないかなあ・・・などと悩んでしまいます。