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 キリストとは・・・

2016/ 08/ 10
                 


 『仁義なき キリスト教史』(架神恭介著、発行筑摩書房)では、「キリスト」のことを、《キリストというのは、・・・メシアと同義である。ヘブライ語で言うメシアが、ギリシア語ではキリストとなる。意味は「油を塗られた者」であり、・・・》(第1章やくざイエス 29㌻11行~12行)とあります。
 内田和彦著による、『「聖書は初めて」という人のための本』(発行いのちのことば社)の第三章 聖書の内容(2)――新約聖書 1 福音書(1)マタイの福音書の38㌻、2行~8行にかけて、「キリスト」について次のように記述しています。
 《「アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図」ということばで始まるこの福音書は、明らかに旧約聖書との連続性を意識しています。つまり、これから述べるイエスという人物が旧約聖書に語られていたメシヤであることを示そうとしているのです。
 メシヤとは「油注がれた者」の意味で、元来は神に油注がれた王や大祭司を意味していました。そこから転じて、神が終末に派遣する救い主を意味するようになりました。メシヤのギリシャ語がクリストスで、それが日本語ではキリストとなったのです。・・・》

仁義なき キリスト教史 架神恭介著

「聖書は初めて」という人のための本 内田和彦



 阿刀田高著に、『新約聖書を知っていますか』があります。この文中に、「キリスト」のいわれが、書かれてあると思いきや、そのことに何も触れていませんでした。
 同じ作者の著による『旧約聖書を知っていますか』の「第12話 エピローグする意味」(新潮文庫版)、362㌻の4行~10行にかけて、阿刀田氏は次のように記しています。
 《 そして、私のこのエッセイ……。好みはともかく、らくには読めるだろう。読まないよりはましだろう。西欧の文化に触れるとき、旧約聖書について多少なりとも理解があれば、かならず役に立つ。かまびすしい中東問題だって、そこにイスラエルが強くかかわっていることを思えば、やはり旧約聖書の知識はあったほうがよいのである。私の、このエッセイはそれ以上のものではないし、だが、それ以下でもあるまいと思っている。
 私は信仰を持たない。あえて言えば、このエッセイは、そのあたりにも多少の価値があるかもしれない。聖書についての解説書が、ほとんど信仰を持つ人の手によって書かれている。読む側に信仰がないのなら、書くほうも信仰を持たないほうが、同じレベルに立っているだけ、わかりやすい側面もあるだろう。》

 解説書なのか、説明書なのか、ダイジェストなのか、エッセイなのかにもよると思いますが、知っているようで知らない類のもの「念のためですが〈キリストとは・・・〉」のような肝心なこととかが載っていると、とてもありがたいですね。

阿刀田高 新約聖書・旧約聖書 を知っていますか


 さてさて、それでは、次に話を進めましょう。
 キリスト教において、「聖霊」という言葉は、信仰を持つ者にとって切っても切れないものですが、阿刀田高さんの本には「聖霊」についての、注釈のようなものでも何か話が出て来るでしょうか・・・。『仁義なき キリスト教史』には、その記載がありました。

 その「聖霊とは・・・」、何かの折に、触れたいと思っています。
 その後は、「三位一体とは・・・」と続きます。


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