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さいたま文学館―記念講演―『ジオパーク秩父』と宮沢賢治

2016/ 08/ 28
                 

 2016年8月28日(日)、午後2時から午後3時30分の予定で、講演が始まります。

③20160828 外観
 さいたま文学館(2016年8月28日)

 私は、番号100番です。番号と名前を受付に伝えて、レジメをいただきました。

②20160828 演題
 『ジオパーク秩父』と宮沢賢治:スクリーン・スタート画面
※講演会場内のアップ写真は、講演終了後に、ご了承頂いて撮りました。


 4枚のうち、表紙は目次となっています。
2枚目が資料①で、
 「ジオパーク秩父」のエリアとジオサイトの視点
3枚目が資料②で、
 大正年間に行われた盛岡高等農林学校(地質及土壌学教室)の秩父地質巡検
4枚目が資料③で、
 大正5年の宮沢賢治らの地質巡検行程(推定)と岩石標本の採集地点、
 訪れたであろうジオサイト・施設など
となっています。


表紙には、

 1 ジオパークとは?
  (1) ジオパークとは?
  (2) エコミュージアム、世界遺産、国立公園との違いとは?
  (3) ジオツーリズム とは?
  (4) ジオサイトとは?
  (5) 世界と日本のジオパーク

 2 「ジオパーク秩父」はどんなところ?
  (1) 「ジオパーク秩父」とは?
  (2) 「ジオパーク秩父」のテーマ
  (3) 秩父の運営組織とその取り組み
  (4) 再認定審査結果から
  (5) ジオ・エコ・人の視点からみた 秩父のおもなジオサイト

3 宮沢賢治は秩父で何を見たのか?
  (1) 大正5年のルートを探る
  (2) 賢治の“心友”保阪嘉内が詠んだ歌
  (3) 賢治が見学したと思われるジオサイト
  (4) "日本地質学発祥の地"秩父
  (5) 当時の学生が学んだ秩父の地質

 と、書き込まれています。

 まず、はじめに、そもそも「ジオパーク」とは何なのかということになりますが、「ジオ」は、「地球」に冠する接頭語とのことです。
 「大地に親しみ、大地の成り立ちを知る。人と地球のこれからの関係を考える。」というテーマのもと、現在、世界では33か国、120地域が認定されているとのこと。
 日本における「ジオパーク」は、39地域が認定されています。認定期間は4年で、そのサイクルのつど、再認定できるかどうかの審査が行われるとのことでした。
 「ジオパーク秩父」は、2009年不合格というところからスタートし、2011年9月に合格、2015年に再認定を受けたという経緯を辿っています。
 ・・・
というような(ジオパーク理解のための講座の趣きを主体とした)、説明が始まったということもありましたので、「宮沢賢治」に関連するところは、随分と駆け足の説明とならざるをえず、なおかつ、予定時刻を20分以上オーバーとなっての講演終了となりました。


①20160828スクリーン


 「世界遺産」、「国立公園」、「ジオパーク」の違いの説明を聞いているときに、ふと、南方熊楠の「曼荼羅」の世界が想い起こされてきました。エコロジーの本質を衝いているという意味において、これからの「人間と地球との共存」という避けて通れないテーマ
と感じ入りました。

 スクリーンに映し出された、岩石の美しさに目を見張るものがありました。

 大正5年の宮沢賢治らの「地質巡検行程」の、特に後半日程について、講師の本間岳史(ほんまたけし)氏が、推察を交え、訪問先不明部分に光をあて、訪れたであろうジオサイトや施設などを詳細に語っていることに、大変、興味深く、関心をもって聞くことができました。

そして、“心友”保阪嘉内(ほさかかない)が、秩父路で詠んだ歌296首の中に、岩石・鉱物・地質現象を記したのは154首あったのに比して、宮沢賢治のそれは、1首だったと、本間氏が述べたことに、殊の外、印象深く感じました。

 つくづくと「粋なもやうの博多帯」荒川ぎしの片岩のいろ



④さいたま文学館内部20160828
 さいたま文学館展示会場入口(2016年8月28日)


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