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春日大社 千年の秘宝  国宝 沃懸地酢漿紋兵庫鎖太刀

2017/ 02/ 19
                 
 沃懸地酢漿紋兵庫鎖太刀(いかけじかたばみもんひょうごぐさりたち)は、金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち)と同じく、刀身を鞘に納めた状態の刀装のみが展示されていて、刀身はみることができません。

国宝の太刀

 
 説明文と写真が載っているあちらこちらの『沃懸地酢漿紋兵庫鎖太刀』を検索してみますと、刀装と刀身と両方の写真を載せているものが大変多いのに気づきました。

 よくよく調べてみますとそれらは全て、『沃懸地酢漿平文兵庫鎖太刀(いかけじかたばみひょうもんひょうごぐさりたち)』でした。こちらも国宝ですが、ここで述べている太刀は、その緒が染韋(そめがわ)であることと鞘の酢漿が銀の平文であらわされていますので、その違いが認識できます。


〈※〉

『沃懸地酢漿紋兵庫鎖太刀』
 一口
 総長98.2cm
 鎌倉時代 13世紀
 春日大社 
 《太刀の帯取(おびとり)で、針金の鐶(かん)を二つ折りに曲げ、貫き続けた兵具(ひょうぐ)の鎖を兵庫鎖といい、これを用いた兵仗(ひょうじょう)太刀〈実用の刀身を納めた太刀〉を兵庫鎖太刀という。その成立は平安時代に遡り、公家や武家に好まれ、神社への奉納品としても用いられた。
 本品は、兵庫鎖太刀としては比較的初期の作例として著名なもので、柄は白鮫着として覆輪(ふくりん)をかけ、鍔は粢(しとぎ)形、鞘は金沃懸地に酢漿紋を描割であらわしている。金具は銀製の部分が多く、一部に鍍金を施し、太刀の緒の組紐は制作当初のもので類例がなくきわめて貴重である。・・・》



『沃懸地酢漿平文兵庫鎖太刀』
 [刀装]総長105.0cm
 [刀身]刃長78.7cm
 鎌倉時代 13世紀
 春日大社
  

 

 記念撮影コーナー:春日大社万燈籠再現〗

 毎年2月と8月に春日大社で行われる万燈籠は、清らかな火を神に献じるためのもので、信仰のしるしとして奉納されました。
 石灯籠約2000基と釣灯籠約1000基に灯りがともる万燈籠の様子は幻想的です。

春日大社万灯籠 ③

春日大社 万灯籠再現 ⑨






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