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赤毛のアン にんじん 家族はつらいよ2

2017/ 06/ 02
                 
 ギルバート・ブライスが、アンの赤毛をニンジンとからかい、アンのそばかすをからかいます。
 お馴染み『赤毛のアン』の一シーンです。

 赤毛の子どもは、女の子でも男の子でも、そばかすだらけのニンジンとからかわれるようです。
 ジュール・ルナールの小説『にんじん』(〈※〉)を思い出しました。
 フランソワ・ルピックは、赤い髪とそばかすのある顔のために、家族から「にんじん」という仇名で呼ばれています。
 スモモがたわわに実っているある日の宵の情景です。スモモの甘酸っぱい香が夕闇の中に漂っています。
 にんじんは、叔父さんとのこの日のことを覚えているのです。

 赤毛のアンを見ながら、そんなことを思い出していました。
 赤毛のアンというと二つのことがすぐ思い浮かびます。
 一つは、景色です。彼女の目に写る自然の風景が、映像で見るとどんな描写となって、私たちの心の中に入り込んでくるのか。
もう一つは、アンというおしゃべりな女の子が画面からどんな風に飛び出してくるのか。
吹き替えで見たということにも影響されたのでしょうか。口数も文句も物足りなさを感じました。字幕で見たらどうだったでしょう。(彼女の口の動きに合わせて吹き替えをしているわけですから、大した変りはないのでしょうけれど、字幕画面での「生のことば」を聞いてみたいとは思いました。)



この日は、『赤毛のアン』(原題「 Anne of Green Gables)。L・M・モンゴメリが1908年に発表した長編小説。)と、『家族はつらいよ2』(山田洋二監督.2017年5月27日~全国上映中)と、ハシゴしました。
今回の「家族はつらいよ2」は、前作の「家族はつらいよ」以上に、笑いとペーソスに包まれていたように思いました。小林稔侍が、平田周造(橋爪功)の高校時代の友人、丸田吟平として出演しています。今回の特別出演は、笑福亭鶴瓶で、火葬場職員としてほんのちょっと顔を出していました。




(〈※〉)ジュール・ルナールの小説『にんじん』:
『にんじん』(仏語:Poil de carotte)は、1894年に出版されたジュール・ルナールの中編小説。


※「L・M・モンゴメリ」:Lucy Maud Montgomery、(1874年11月30日 - 1942年4 月24日)は、カナダの小説家。
※「ジュール・ルナール」:Jules Renard, (1864年2月22日 - 1910年5月22日)は、フランスの 小説家、詩人、劇作家。





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コメント

        

はじめて、天然の赤毛の人を見た時、「赤」ではなくて、「オレンジ」の髪なのだと知りました。アンが「にんじん」と言われたのは、それでだったんだ…と思った覚えがあります。
Re: タイトルなし
> はじめて、天然の赤毛の人を見た時、「赤」ではなくて、「オレンジ」の髪なのだと知りました。アンが「にんじん」と言われたのは、それでだったんだ…と思った覚えがあります。

訪問いただきありがとうございます。
みどりの黒髪、くり色の瞳などはそうじて女性に好意的な言い表し方となるようですが、赤毛
は、それらの表現とはちょっと一線を画して受け取られる要素が多いように感じられるかも・・・