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夜業 (よなべ) 補足

2012/ 12/ 21
                 
漢字の読み方と意味

 歳時記として後世に残すことの意味深さを感じながら、そこに書き込まれた言葉のあれこれが、説明を加えることにより、更に身近なものになるなあ。と、昨日の「夜業」(「習俗歳時記補修再版 七十四」)を書き写して感じています。

新村出(しんむらいずる)編、「広辞苑」(昭和39年1月15日第1版第12刷発行)により、幾つかの漢字の読み方、意味を並べました。

 ・四方山(よもやま):②諸方。世間。天下。

 ・繩綯(なわない):狂言。各流。主の博奕のかけ物となった太郎冠者が、他家にやられて働かず、戻るとき繩を綯いながらその家の悪口をいい、家の主人から怒って追われる。(原文のママ) ❀「なわない」という言葉の意味としての説明は書いてありません。

 ・莚織り(むしろおり):①藺(い)、蒲(がま)、藁(わら)、竹などで編んだ敷物の総称。 むしろおり[莚織]①莚打に同じ。 むしろうち[莚打]莚を編むこと。また、それを業とする人。

 ・蓑(みの):茅または管などの茎葉を編んで作った雨具。

 ・草履(ぞうり):藁・竹皮・灯心・藺(い)などを編んでつくり、緒(を)をすげたはきもの。

 ・草鞋(わらじ):藁で足形に編み、爪先にある二本の藁緒を左右の縁と後端の乳(ち)とに通し、足に結びつける履物。わらんじ。

 ・蔟(まぶし):【蚕簿・蔟】(前項の義より転じて)蚕具の一。藁などを束ねて作り、よく成長した蚕を写し入れて繭を作らせるたよりとするもの。かいこのすだれ。えびら。
 [前項の義:まぶし【射翳】①鳥獣を射るために、柴などを折って猟夫が身を隠す装置。

 ・箒(ほうき):【箒・帚】(「ははき」の転)塵を掃除する道具。羽箒、棕梠、草箒、竹箒などの種類がある。

 俵(たわら):藁を編んで造った袋。穀類・芋類・食塩・石炭・木炭などを入れるに用いる。

 ・掃立(はきたて):②養蚕で、孵化した毛蚕(けご)を、蚕卵紙から掃き取って他の紙または蚕座へ移すこと。

❀「蔟」、「掃立」は、なんのことやらさっぱり判りませんでした。養蚕の折りの身近な言葉の一つひとつだったのですね。
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