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山くらげ 山くじら きくらげ 花札

2017/ 11/ 24
                 
 ご存知花札。
 遊び方は知らなくても、「猪鹿蝶」という言葉、一度は聞いたことがある人が多いと思います。

14-1猪鹿蝶
 (猪鹿蝶)


・・・日本最初の殺生禁断令である天武天皇の詔勅(675年)には〈牛馬犬猿鶏の宍(しし)〈肉のこと〉を食うことなかれ〉・・・とあります。
 ということは、当時の日本人は、獣肉全般も食べていたといえるのでしょう。

 その後も、宗教などの関係でお肉が食べられない僧侶や食肉を禁止された時代に、肉を食べる時に普通の名称で言うことができなかったので、植物に例えて、隠語(〈註〉)をつくりました。


 今紅葉が一段と見頃になっていますが、「紅葉(もみじ)」といえば、鹿肉のことです。
 鹿に「紅葉」という隠語を付けた理由は、花札の紅葉(神無月札・10月札)に鹿がでてくるためです。
 ちなみに、この花札の紅葉に出てくる鹿が、そっぽを向いているところから、「シカト」という言葉ができたといわれています。

10月-紅葉に鹿
 (10月:紅葉に鹿)

 ご存知牡丹鍋。
 猪鍋のことですね。
 猪肉を「牡丹」というのは、猪肉を切って盛り付けるときにボタンの花のように飾って盛り付けたところからきています。今でも猪鍋を食べる時は、肉をボタンの花のように盛り付ける食事処が多いようです。

7月ー2  萩に猪
 (7月:萩に猪)


註その1:「桜」は馬肉。
註その2:「柏」は鶏肉。




 鯨は花札には出てきませんが、それでは、「山くじら」は何の隠語でしょうか。
 当時、海の幸としての鯨は、魚肉の一つだったのでしょうか。「山くじら」とは、熊の肉のことです。


 話変わって、「山くらげ」。
 勿論「きくらげ」とは違います。

 先日の甲斐路の旅行で、干した山くらげを3束入手しました。
15 干した山くらげ


 「ステムレタス」、「茎レタス」、「アスパラガスレタス」、「茎チシャ」、「皇帝菜」などの名前でも呼ばれていますが、私は今まで自分で料理したことがありませんでした。

 栄養素を列記してみましょう。
  100グラム中、ビタミンA175μg、葉酸46μg、ビタミンC19.5mgなどとなっています。
 カロリーはわずかで、18kcalと表示されていました。

16 水で戻した山くらげ

 
 調理の仕方は多々あるようです。
 水で半日漬けたものを適度の大きさに切りました。
 フライパンにオリーブオイルを敷きます。
 山くらげにきのこ4種類を入れて炒めます。 
 黒酢、七味唐辛子、日本酒、醤油をベースにして、隠し味を2つ使ってみました。

17 調理した山くらげ
 (「陶房窯八」作陶:焼き締め)
      ↓
 ➮   The Wonder 500 陶房窯八


 山くらげのコリコリ感と、キノコ類の歯ごたえとのコラボレーションがマッチしていて、お酒のお摘みにも合うことが判りました。


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