FC2ブログ
        

落語のこと  二つ目

2018/ 01/ 16
                 
 (NHK連続テレビ小説「わろてんか」2018年1月16日放送)
 ・・・病室のベッドの横に立って、天満風鳥亭支配人の亀井庄助(内場勝則)が、ベッドで仰向けになり目が閉じたままの北村藤吉(松坂桃李)に向かって声をかけます。
 《社長よう寝てまりなっせんな! もうすぐ一番太鼓なりまっせ!》 ・・・

   ・・・   ・・・   ・・・ 

  二つ目雷門音助さんによる「寄席入門」。(アトランダムに・・・)

 ひとつ.座布団には表裏があるかどうか。座布団には正面がある。縫い目が無いのが正面、いつも座布団の正面を客席に向ける。

 ひとつ.寄席のめくりの文字は、なるべく黒い部分を多く、白い紙の部分を少なくする。
 黒い部分は、客席のお客の状態を現わす。つまり客の髪の毛をイメージしている。客席に一杯お客が来れば、黒い部分が増える。つまり少しでも沢山お客さんが入るようにという願いをこめて黒く太く書く。
 
 ひとつ.寄席の太鼓。
  ・一番太鼓:開場と同時に前座が大太鼓を長バチで打ちます。満席になるよう願いを込めて打ち込みます。どんどんどんと来い、ドンドンドントコイ、金持ってどんと来い、と打ち鳴らします。
 ・ハネ太鼓:寄席の終演、幕を「下ろした時に打つのがハネ太鼓(追い出し)。ドロドロドロと打ちおろします。
  お客様がお帰りになる様子を太鼓で表現しています。デテケ、デテケ(出てけ、出てけ)と打ち鳴らします。

 他にエトセトラ・・・。



 上方には、「公益社団法人上方落語協会」があります。
 一方、お江戸では、幾つもの落語団体が活動しています。
 ひとつ、「一般社団法人落語協会(落協)」、
 ひとつ、「公益社団法人落語芸術協会(芸協)」、
 ひとつ、「五代目圓楽一門会」、
 ひとつ、「落語立川流一門会」、
と、ありました。

  先日の、三遊亭鬼丸プロデュース落語会で、鬼丸師匠が、次のように述べていたのがとても興味深く印象に残りました。
 《 ・・・ 入門して5年経つと前座、10年経つと二つ目、そして15年経つと真打・・・
 ・・・ 前座が30人、二つ目は60人、そして真打が210人いるのが現状・・・ 》
 
 「落協」がそのような状況なら、他の落語団体はどうなっているのかな・・・と思って比較してみましたところ、次のようになっていました。
 何れも逆ピラミッドになっているなという感が滲み出ていました。


 ◇「一般社団法人落語協会(落協)」
   ・前座:25人 ・二つ目:62人 ・真打:202人
  

 ◇「公益社団法人落語芸術協会(芸協)」
   ・前座:30人 ・二つ目:43人 ・真打(上方):1人 ・真打:99人


 ◇「五代目圓楽一門会」
   ・前座:10人 ・二つ目:13人 ・真打:37人


 ◇「落語立川流一門会」
   ・前座:17人 ・二つ目:17人 ・真打:26人


 ところで、前座で一席設けることができるのはまだしも、入門して5年に満たない未来の落語家の皆さんは、それぞれの団体で何人くらいいるのか気にかかりましたよ。

関連記事
スポンサーサイト



                 

コメント