FC2ブログ
        

 ゴルフ この頃・・・

2018/ 07/ 13
                 

 倉本昌弘 冒険ゴルフ 連載77HOLL

 ・・・痛い思いをするなどという、考えられないことが日常で起こる。
 (歳を取ったなあ)
 自分でも呆然とするが、人間だから仕方のないこと。コースでも当然、いろんな場面で若いころとは違う現実と向き合う必要がある。
 ・・・ ・・・ ・・・
 僕がゴルフコースで感じる老化は、例えば「集中力が続かない」「体調の変化で疲れやすくなる」といった現象だ。・・・
 それでまず、老化を感じ始めたらするべき意識改革について、まとめておこう。
 〈その1 今の自分を認めなければいけない〉
  若いころはこうだった、と昔にしがみついてはいけない。今の自分を受け入れ、向き合うことが基本だ。
 〈その2 今の自分を悲観しない。〉
  昔はよかった、それに引き換え今は、といった悲観的な考えを捨てる。老化により気がつくこともある。それを楽しむ心持ちによって、新しい発見や成長が生まれる。
 〈その3 今の自分にしかできないことを精一杯やる〉
  かっては飛ばし屋だった人は、若いころ同じパーティの仲間にアウトドライブされることは許せなかっただろう。だがそのために、OBに打ち込んだり、結果的にはスコアを崩していたかもしれない。今なら、飛ばすことに執着せず、コースマネジメントを重視して、力みすぎないドライバーショットができるだろう。老化を味方につけることでゴルフがより楽しくなる可能性もある。
 〈その4 楽な道を選ぶのはダメ。背伸びもダメ。〉
  疲れるからカートに頼る、歩こうとしない。それは一番ダメ。老化を遅らせるには、歩くことがとても大切だ。実は思っているほど、弱くなっていないのだ。なぜなら、300グラムもあるドライバーを振ってボールを飛ばしているのだから。力がなくなったのではなく、力がうまく出せなくなったか、力に頼るスウィングではうまく飛ばせなくなっただけかもしれない。昔と比べたら体力は少し落ちているかもしれないが、立派に現役だ。一方で、背伸びも禁物。若いころと同じ感覚でやったらケガをする。これが一番厄介だ。ケガをすると、ゴルフから離れることになる。すると一気に老け込んで、それこそゴルフができなくなる。
  同世代の仲間や先輩たちからしばしばこんな言葉を聞かされる。
  「昔は身体がここまで回っていたのに、今はすっかり固くなって、おかげで飛ばなくなったよ」
  実際に見せてもらうと正直、そうかなあと思う場合が多い。昔だってそれほど回っていなかったのではないか。スコアが崩れたのを、老化のせいにしているだけではないだろうか?

  ⇒本文出典=週刊新潮 7月19日風待月増大号 70ページ 
  「老化」とどう向き合ってゴルフをするか 


関連記事
スポンサーサイト



                 

コメント