FC2ブログ
        

針供養

2013/ 02/ 08
                 
針供養

 針仕事を休み、今まで使った針の折れたのを供養する日。
 関東では2月、関西では12月8日。また年2回、2月及び12月に行うところもある。

 ふるさとに帰りて会へり針供養 村山古郷

 針供養目のおとろへは云ふまじく 沢田しげ子




針供養会 はりくようえ

あさくさかんのん 浅草寺

《色さめし 針山並ぶ 供養かな》 高浜虚子
 とも詠まれた針供養の日、以前は家庭の針仕事はもとより、針を扱う業種の人も針を休め、針箱の掃除をしたものでした。
 この針供養の日には、一般には淡島神社に参拝し、針への感謝と裁縫上達の祈りをこめて、やわらかい豆腐やコンニャクに古針・折れた針を刺して供養することが行われます。
 さて、当寺の淡島堂の祭神は「少彦名命(すくなびこなのみこと)」といわれ、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を本地仏(ほんじぶつ)としますが、針供養の発展には江戸時代の淡島願人(あわしまがんにん)の唱導(「波利賽女の説話」)が大きな影響を与えたと思われます。その説かれるところは、「何よりも女性の病を癒し、女性の持つ苦しみを救済してくれる」ということでありました。
 供養する古針や折れた針は、古くは漁師らが持ち寄る釣針もありましたが、現在当寺では、「大東京和服裁縫教師会」の方々による呼びかけを中心に日ごろ針仕事をするご婦人などが、堂内外に設けられた豆腐に古針を刺して、供養し感謝の祈りを捧げています。







瀬下梓 作③
瀬下梓 作 「うたたね」  20130128u003







関連記事
スポンサーサイト



                 

コメント