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藤城清治 光と影を生きる① 時代の証言者 西遊記を思い出しました。

2019/ 02/ 12
                 
 
 大正14年(1924年)生まれ、94歳の藤城清治さん。この4月で95歳になります。

 昭和34年(1959年)から昭和38年(1964年)6月までの間に中央公論社から刊行された『西遊記』(邱永漢著)には、表紙も含めて藤城清治さんの影絵(モノクロ)が用いられています。

 21-1 藤城清治 西遊記 実力狂時代の巻

 この『西遊記』の藤城清治影絵は、「藤城清治著作一覧」(※注)には掲載されていません。

 (※注:藤城清治著作一覧をみると、1997年『西遊記1~8』(カラー・中央公論社)の記載がありました。)
 

 2019年2月11日(月)から読売新聞朝刊に掲載が始まった「時代の証言者」。
 藤城清治の『光と影に生きる』。
~ ・・・ 絵を描く、影絵を作る、人形劇や影絵劇を上演する、花森安治さんが創刊した「暮らしの手帖」で影絵を連載し表紙も描きました。・・・ ~
と、述べています。

 その当時の絵はどんなタッチだったでしょうか。
 ほんの少しだけですけれど、手元にあるものの中からピックアップしてみました。

 フランスの女性作家、マルグリット・オードゥーの遺作小説『光ほのか』のダイジェスト版(「美しい暮らしの手帖」第1世紀第12号 1951年ダイジェスト/堀口大學 さしえ/藤城清治)に添えられています。
  貧しくも声の美しい少女の半生が描かれています。
 両親を亡くし、祖父と暮らす貧しい少女エグランティイヌ。犬のトゥウ坊が唯一の友だちでした。

 22 -1 藤代清治 「光ほのか」挿絵 少女エグランティイヌス 犬のトゥフ 

 

 こちらはカラー作品です。
 (挿絵を除き) 藤城清治さんの作品をみていつも思うのは、物語性を感じることです。
 半世紀前以前も、今もその思いは変わりません。

 23 藤城清治 暮らしの手帖

 


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