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古稀 ・・・ 内藤洋子さん ・・・

2019/ 03/ 28
                 
 

 内藤洋子さんは、昭和25年(1950年)5月28日生まれですから、今年の誕生日で数え年70歳となります。

 4 内藤洋子
 内藤洋子  (当時のブロマイド…保存状態が悪くてゴメンナサイ)



 ある年齢に到達するとお祝いする一般的な例としては、還暦でしょうか。
 「還暦」は、干支が六十年経つと一回りして元にかえるところから、数え年で六十一歳、満年齢で六十歳の呼称です。
 あちこちの辞書、辞典で調べると、例外なく数え年を前提とした説明書きとなっていました。


 1 ゆきやなぎ
  隣家のユキヤナギ



 それでは、「古稀=古希」は、どうでしょうか。
 ・広辞苑第七版第一刷(2018年1月12日)発行では、
 [杜甫。曲江詩「人生七十古来稀なり」]  七〇歳の称。
 とあります。数え年齢か、満年齢か現わしていません。
 もう少し年代をさかのぼった30年前発行の辞書を引いてみました。
・大辞林第一刷(1988年11月3日)発行では、
 〈杜甫「曲江詩」中の「人生七十古来稀」の句から]七〇歳をいう〉
と記しています。

 広辞苑でも、大辞林でも、その他3冊の国語辞典を引用しても、何れも満年齢か、数え年齢かの記述がありません。
 もともと日本では(漢字文化を持っている、あるいは持っていた他国においても)、齢(よわい)を数えるに、数(かぞ)えとあるように、数え年としてカウントしていました。

 とまあ、前置きは長くなりましたが、最近の日本では「還暦」祝いのケースを除き、どうなっているのでしょうか。
「とっさの日本語便利帳」をお借りすることにいたしましょう。

古稀
 中国唐代の詩人・杜甫がつくった「曲江詩」の中にある「人生七十古来稀(人生七十、古来稀なり)」によって、七〇歳を古稀(古希とも)と称し、祝宴を開く。長寿の祝いは、従来は数え年でしたが、最近は還暦を除いて満年齢ですることが多くなった。

    ―――――――

 父が数え年80歳になるとき、私たち子どもに、傘寿のお祝いを、そして満年齢80歳になったときにも、同様にお祝いのおねだりしました。

 その後10年経って、私たちは父から促される前に、卒寿のお祝いを、数えと満と、それぞれささやかにお祝いをいたしました。

 それから3~4年経ったある金曜日の夕方、ヘルパーさんが、それではまた来週までサヨウナラといって玄関先から挨拶をして辞しました。
その翌週の月曜の朝、オハヨウゴザイマス。と玄関先から大きな声が聞こえてきます。
先週末お別れの挨拶をしたヘルパーさんです。
 私たちは、彼女(かのじょ)を奥の部屋に招き入れました。
 畳の上で生涯を全うし静かに横たわる一人の人間の姿を、彼女(かのひと)は目の当たりにしたのです。
 


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